140字の小説クイズ!元ネタのタイトルな~んだ?まとめ9

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コンにちは。狐人コジン 七十四夏木ナナトシナツキです。

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【140字の小説クイズ!元ネタのタイトルな~んだ?】
のまとめ。

その9。

モチーフの小説を当てるクイズとして。
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161-A

レストランの二階、保吉の後ろの席で、顔なじみの主計官が「わんと言え」と言った。窓の下には十二、三歳の乞食の少年がいた。「わんと言えばこれをやるぞ」、主計官がさらに言うと、「わん」、乞食の少年が鳴いた。――一週間後の月給日、保吉は主計官の前にいた。「わんと言いましょうか? 主計官」。

161-B

イギリス人の好々爺、タウンゼンド氏は「神秘の扉は俗人の思うほど、開き難いものではない。むしろその恐しい所以は容易に閉じ難いところにある。ああいうものには手を触れぬがよい」、若い洒落者のアメリカ人スターレット氏は「教師になるのは職業ではない。むしろ天職と呼ぶべきだと思う」という。

161-C

学校での昼休み中、校内を散歩する保吉の見た空想。二匹の毛虫が会話をしている。「この教官はいつ蝶になるのだろう?」。「人間は蝶にならないのかもしれないわ」。「いや、あそこにいま飛んでいるよ」。「なるほど、しかしなんという醜さでしょう!」。保吉は額に手をかざし、頭上の飛行機を仰いだ。

161-D

「先生、教科書に関係ない話はしないでください!」。あるとき、教科書があまりに退屈だったので、授業がすこぶる早く進んだ。そんなとき、教師は思想問題、時事問題、道徳、趣味、人生観――といった教師の心臓に近いものを教えたがるものだ。しかし生徒は学科以外のなにものも教わりたがらない。

161-E

保吉も知っている大浦という守衛が盗人を取り逃がした。「無理をして捕まえても賞与も何ももらえませんから――」。大浦は苦笑した。「賞与さえ出れば誰でも危険を冒すかどうか、それもまた少し疑問ですね」。いつも変わらぬ安い給料、がんばってもがんばらなくてもどうせおんなじ、って思う?

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162-A

ひとりぼっちで苦しかった。誰かにかまってほしかった。誰かひとりでいい。僕の存在を認めてくれるひとがいたら。兵十の捕まえたウナギを逃がしたのはいつものちょっとしたいたずらのつもりだった。病気のお母ちゃんのことなんて知らなかった。僕のせいでウナギが食べられずに兵十のお母ちゃんは……。

162-B

おまえだったのか、いつも栗をくれたのは。ひとりぼっちでつらかったろうなあ。おまえのきもちなんて俺はなんにも知らなかった。おまえのいたずらのせいで母ちゃんの最期に好物のウナギを食わせてやれなくて腹を立てた。だけどけっしておまえを憎んでたわけじゃないんだ。ああ俺はなんてことを……。

162-C

兵十はごんがまたいたずらにきたのだと勘違いして、お母さんのこともあって、栗を差し入れにきたごんを火縄銃で撃った。しかし、弾丸は急所を外れていた。兵十は懸命にごんを介抱した。ごんはまた元気になった。以来、一人と一匹は仲良く暮らしている――という後日譚を望んでしまうのは僕だけ?

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163

家に帰ると張り紙がしてある。

「泥棒除けに犬を飼え」
「戸締りを厳重にしろ」

かつて日本中を騒がせたこの伝説の盗賊は「説教強盗」と呼ばれていた。彼は一本の棒さえあれば、何も見えない闇の中でも自由自在に駆け回れたという。

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164

筧さんの話ではありません。筧とは竹などを使って水を引く仕掛けのこと。この筧の水音を聴いて、幻覚体験をする話です。優れた音楽や芸術には、幻覚の中で見た自身の心象風景を描いたものが数多くあります。ゆえに芸術家は、どうにかして幻覚を見ようとすることがありますが、……幻覚、見たいですか?

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165

五郎君はお菓子が大好きで、両親の言うこともきかずにお菓子ばかり食べていたら、お腹の中でお菓子の大舞踏会が開かれて、お腹が痛くなってしまいました。以来五郎君はお菓子を欲しがらなくなったというお話です。人間は痛い目をみないとわからない…人の痛みを知らなければならない…とくに最近の政

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166

ちくしょう! なんで俺だけがこんな目に……。あいつらが音楽会を開くってのに、俺を仲間外れにしたのが悪いんじゃないか! くそう、……俺だって鈴虫やオケラやスイッチョみたいにきれいな声に生まれたかったよ。美しい声じゃない奴は歌っちゃいけないのかよ。音楽って結局そういうものなのかよ……。

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167-A

肝臓先生は町医者だ。歩く医者だ。町医者は少なからず私生活を犠牲にせねばならない。急病人が出れば、深夜であろうと飛び起きて、苦しむ患者のもとへ駆けつけねばならない。食事中であれば、箸を投げ捨て、走らねばならない。病める者の身を思え、看る者の心を思え! 医療者の心よ、肝臓先生の心たれ!

167-B

戦時中、肝臓先生は流行性肝炎の存在にいち早く気づいた。研究所に戻れば、あるいは学理的にこれを解明してより多くを救い、名声も富も手に入れることができたかもしれない。しかし肝臓先生は、目の前で苦しむ患者の苦痛を和らげること、それに専心しようと決意した。あなたはこの選択を支持しますか?

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168-A

やったー!
小さい太郎はかぶと虫を捕まえたぞ!

「……さあて、
どんなふうにして遊ぼうかなあ、
ふふふふふふ……」

(注.この小さい太郎はイメージです。
実際の小さい太郎とは関係ありません)

168-B

大きいお友達の安雄さんは大人の世界に行ってしまいました。安雄さんは二度と子供の世界には帰ってきません。こんなに近くにいても、もう安雄さんと一緒に遊ぶことはないのです。小さい太郎は泣きませんでした。この世には、泣いて消すことのできない悲しみがあります。大きいお友達にもおすすめ。

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169-A

『広告 昨夕散歩の途中で、館の周りの草の中に、金時計を一つ落としてしまい、これを見つけ、届けてくれた方にはお礼として金一封を差し上げます。アーサー・ヘイゲン』

人々は手に手に鎌を取って、ヘイゲン館の周辺の雑草を刈り始めた。ヘイゲンはそれを見てニヤリとした。

(つづく)

169-B

ヘイゲンは金時計を落としてなどいなかった。すべては人々に、館の周りの草刈りをタダでさせるためのワナだったのだ。しかしその悪巧みは、英語を解する知的な子爵家令息と、その従者である勇敢な少年によって打ち砕かれた。二人の美少年によって打ち砕かれた!(――とか想像してしまう?)

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170-A

私を手に入れるために人が何をするか、ご想像ください。とくに人間は命の袋小路に落ち込むと、笑い合わず、貪り喰らい合うのです。自分だけ、自分の家族だけの束の間の安楽を得るために、隣人を罵り、騙し、蹴倒す――あなただって一度は無意識にそれをなさいました。あなたが人間なら恥じてください。

170-B

人々は私を巡って欲望丸出しに騙し合います。けどいいことも少しはあります。自分を散々罵った酔いどれ大尉を助けて、戦火の中を必死で逃げ切り、疲れ果て居眠りしてしまった女の抱く赤子の肌着に、二つ折りにして押し込まれたとき――ああいつまでもここにいて、この赤ちゃんの背中を温めてあげたい。

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171

ある娘がいた。生活に困窮していた。観音様に願掛けした。すると「帰り道に言い寄ってくる男に従え」とのお告げを授かる。言われたとおりにした結果、娘はむりやり純潔を奪われ、不可抗力で人の命を奪い、綾と絹を抱えて逃げ出す。それらを元手に安泰な生活を手に入れたが――はたして娘は幸福か否か?

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172

父は自分の夢を幼い娘に託した。娘はお祭りに行きたかった。友達と遊びたかった。それは許されなかった。父の血の特訓に娘はけなげに耐え続けた。コンクールで優勝した娘はやつれ果てていた。父の胸は痛んだ。が、もはやそれしか愛情の注ぎようがなかった。父は目の奥により強い光を燃やすのであった。

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173

不躾な手紙をお許しください。私はあなたを愛しています。いつも一緒にいたいと常々願っておりました。そしてその方法を見つけたのです。あなたがいつも心地よさげに座っているあの椅子。私が作りました。気に入ってもらえて嬉しいです。椅子を通じて少しでも私を感じてくれたなら。いつも一緒ですよ。

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174

知的障害のある少年が石垣から落ちた。首があらぬ方向に傾いていた。地面に飛び散った血の痕が翼のようだ。夕焼け空の色、赤い光、古い城跡、そして少年、まるで絵画だ。少年は天使だ。彼は鳥が好きだった。鳥が空を飛んでいるのがよほど不思議なようだった。少年は空へ飛んでいった。そうに違いない。

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175

文字がなく、本もなかった時代、物語がビジネスとなり得なかった時代のある小説家、彼の話は人々を魅了し喜ばせた。彼は鳥獣の目で見た光景を表情豊かに物語る、きっと獣の霊に憑かれているのだ。彼が物語を語れるうちは、人々は彼に食物を与えた。が、彼のアイデアが枯渇すると、人々は彼の肉を……

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176

子供たちは遠くへ行きたくてしょうがない。
「遠くへ行っては危ないよ!」
とお母さんは注意する。
だけどひとりの子だけいうことをきかない。
どんどん遠くへ行ってしまう。
「美しく優しい声がわたしを呼ぶから……」
遠く、遠くへ――。
そこには横笛を吹く人がいた。
ひとりの子は――

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177

「おばあさん、こんにちは!
パンとミルクを持ってきたわ」
「戸棚に置いておくれ。そこにある
お肉とワインをどうぞ召し上がれ」
「ああおいしい!」
「さあ服を脱いで、ベッドにお入り」
「うん!」
「――ははは、バカな娘だ!
おばあさんの血と肉を食べるなんて!
さあこっちへこい!」

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178

――とある会議の議事録

時間:夜
場所:〇〇〇の山(たけのこの里ではない)
参加者:食用〇〇〇連、毒〇〇〇連

「皆さん、近頃だんだん寒くなりました。
私たちもそろそろ土の中へ引っ込む時期。
お別れの宴会も兼ねて活発な意見交換を
しましょう」

(タイトルは『〇〇〇会議』です)

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179

子供の頃、私はのろまな家政婦をいじめていた。私の家は没落した。幸せそうな彼女を見た。こっそり様子を窺った。彼女は夫と、私のことを話している。「あの方は今にきっと偉くなります。小さいときから目下の者にも親切にしてくれました」。負けた。だが、これはいいことなのだ。涙が止まらなかった。

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180

「ぎりぎりの大勝負に勝って、
見たこともないようなお宝を手に入れる。
それが大盗賊カンダタ様の生きがいよ!」

カンダタが現れた!――

「まいった!
金の冠を返すから許してくれよ!
頼む!
これっきり心をいれかえるから!
な! な!」

(つまり、カンダタが出てくる小説です)

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