140字の小説クイズ!元ネタのタイトルな~んだ?まとめ7

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コンにちは。狐人コジン 七十四夏木ナナトシナツキです。

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【140字の小説クイズ!元ネタのタイトルな~んだ?】
のまとめ。

その7。

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121

私はずるい人間だ。いつも神様の国を目指して地獄の門を潜ってしまう。私はずるいのだ。悪魔の側で神様を忘れず、神様に隠れて悪魔と住んでいるのだから。私は悪人だ。しかしそれを言うのは「私は善人です」と言うことよりもずるい。満たされた心はいつも小さい。幸福は人の心を真実慰めてはくれない。

元ネタのタイトルな~んだ?
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122

ふいに私は、ピアノを弾くピアニストの指の動きと、音楽との遊離を感じた。音楽は彼の意思と別れ、だんだん離れていって、完全に自律してしまう。微かな息遣い、どよめき――聴衆の気配もすべてが一つの音楽になる。なぜ誰も気づかないのだろう? 私は激しい孤独感に息もできない。不思議な石化である。

元ネタのタイトルな~んだ?
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123-A

「なんで母狐は、恐ろしい人間の町に、子狐を一人で行かせたんだ?」。狐には『子別れ』という自立のための習性があります。子別れの時期が訪れると、母狐は心を鬼にして、巣穴に入ろうとする子狐を攻撃します。子が一人で生きていけるように……これも厳しい自然界における一つの母の愛情なのです。

123-B

「なんで母狐は、恐ろしい人間の町に、子狐を一人で行かせたんだ?」。著者は孤独な幼少時代を過ごしました。継母との間には心理的な葛藤があったといいます。子狐を想い手袋を買ってやりたい母親の愛と、恐ろしい人間の町に子狐を一人で行かせた矛盾は、この孤独な生い立ちに由来されている?

123-C

「なんで母狐は、恐ろしい人間の町に、子狐を一人で行かせたんだ?」。母親だって人間です。ときには育児に疲れ、子どもを煩わしく思うことだってあるでしょう。過去のトラウマによる恐怖にとらわれ、正常な判断ができなかったとして、誰がそれを責められるでしょう? 子と一緒に母も成長するのです。

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124

(げっへっへ、うまそうなにおいだなあ)
「お嬢さん、いいお天気ですね」
「本当に。それにこの梅の花のにおい、たべたくなるようですね」
「……本当に。ところで、一緒に踊りませんか?」
「嫌」
「なぜ?」
「だって、たべたくなったんでしょう?」
「しまったにゃー!」
「ホーホケキョ」

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125

「さらわれた!?」
「そんな…うそでしょ?」
「とにかくみんなで探すんだ!」

「チューチュー、最近この家にきた
あの小さな三毛猫の仕業でしょう」

「いいえ、ニャンにも知りません。
私を追い出したい鼠さんのうそです」

犯人は鼠だった。
のち、大きくなった三毛猫は鼠に復讐した。

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126-A

北面の武士の子、峯丸は美しく、非凡の才知を備えていた。家が貧しく、十一のとき仏門へ入れられた。法蓮房となった峯丸は、たちまち頭角を現したが、その類まれなる才気は周囲の僧の嫉妬を買った。家の貧しさを理由に、人品の格が足らないと排斥された。やがて法蓮房はバカバカしくなって僧をやめた。

126-B

乱世だった。時運に恵まれれば一国一城の主も夢ではなかった。力の時代だ。力とはすなわち金のことだ。法蓮房は松波庄五郎と名乗って、油の行商人になった。庄五郎は油を壺に移す際、一文銭の穴を通して一滴もこぼさない、というパフォーマンスをやってみせた。これがウケた。多額の金銀をたくわえた。

126-C

それだけではなかった。庄五郎は行商で諸国を渡り歩きつつ、そこの風俗、国情、政情などに耳をすませていた。そして兵法、兵器、軍備の調査と研究を怠らなかった。それをもとに独自の兵法をあみだした。それは単純な原理のもので、相手よりも有利な武器を能率的に使うことであった。

126-D

敵よりも長い槍を用いれば最初の正面衝突に有利である。その後の近接戦闘では不利になるが、そのときには槍を捨てて、刀を抜いて戦えばよい。なぜ誰もこれに気づかなかったのか? 発明とは得てしてそんなものだ。この原理は鉄砲にも応用されて、後日織田信長が改良を加え、三段撃ちとして有名となる。

126-E

こうして準備が整うと、庄五郎は美濃の国の家老に取り入り、政敵側有利と見るや寝返っては家老の家を乗っ取った。さらに、自分を信用し切っている政敵側をも裏切ると、斎藤家とその血をもらいうけ、主家である土岐家をも亡ぼす。ついに彼は、美濃一国の主、斎藤道三となったのだ。

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127

だまされ、だまして、傷つけられ、傷つけて。僕らは僕らの心を汚す。人生は泥道で。僕らは泥道を走ってる。汚れて汚れて汚れて。だけど清廉潔白な何かがこの世界には確かにあって。それで汚れた心が洗われるのだとしたら。泥で汚れた心のなかに。きれいな芯のあることを。どうか忘れないでいてほしい。

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128

タイトルの意味は「二面性」を意味する言葉です。歌舞伎ではこれに「双面」の字があてられて、幽霊が恨みを抱く相手の、その恋人の姿で現れては、周囲を惑わす演出を指すそうです。内容は「憎まれっ子世に憚る」。教訓は「田舎者のずうずうしさほど恐ろしいものはない」とのことです。

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129

「ありがとう。姉さんが書いてくれたのね」

病気でいなくなる前に恋を。だから仮想の恋人を想像して、ひとり文通の真似事をしていた。でもむなしくなって、自分宛に彼からのひどい別れの手紙を書いて、それでおしまい。手紙の束はタンスの奥に。だけど今日、私宛に手紙がきたのだと姉さんが言う。

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130

礼吉は雪の日に見合いをした。翌朝目を覚ますと、雪の印象があまりに強すぎたせいか、肝心の娘のことをまったく思い出せなかった。が、思い出せないということは、悪い印象ではなかったのだろう。礼吉は娘と結婚することを決めた。――教訓は、……ポジティブシンキング?

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131

汽車に乗り合わせた二人の男、AとB。Bはスリと疑われ、車掌から念入りな身体検査を受けたが、ものはどこからも出てこなかった。しかし同じスリのAだけは、Bの犯行を確信していた。掏られたものはどこへ? 人間心理の隙をついた大胆不敵なトリック! なんと著者自身は「愚作だった」と語る異色作。

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132

知的障害を抱えた彼は、杉林を育てようとした。村の皆はできるはずがないと笑った。八年、やはり杉は三メートルほどしか育たなかった。彼がチブスで亡くなったあと村は街に変わった。だけど彼の杉林だけはいまも人々の憩いの場として残っている。「ああ全く誰がかしこく誰が賢くないかはわかりません」

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133

大沢先生は頑固爺で有名だ。孫娘にしか心を許していない。僕はこの爺をぎゃふんと言わせたかった。
「先生は孟子がお嫌いですか」
「何!?」
「だったらなぜ孟子を読まれるのですか?」
「……」
これをきっかけに僕と先生は仲良くなり、僕はいま大沢と名乗っている。僕の最初で最後の恋の話だ。

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134-A

九歳のヨネはお母さんと二人暮らし。お父さんからの送金が半年前に途絶えて、お姉さんは看護師見習いとして街へ行ってしまいました。このことがあって、ヨネは家が非常に貧しくなったことを知るのですが、毎日学校に行けてご飯が食べられて――どこが前よりも貧しくなったのかわかりません。

134-B

「お母さんは僕を愛しているのだろうか?」。忙しいお母さんは、今夜も先にひとりで寝るようヨネに言いつけます。ヨネは提灯の火を眺めながら、「お母さんが来るまで起きていよう」。夜中にヨネが目を覚ますと、畳の焼け焦げた煙が部屋にこもり、お母さんは目を潤ませて、ヨネを抱きしめていました。

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135-A

お兄様たちが魔法で六羽の白鳥に変えられてしまった。それを知ったお父様はとてもお嘆きになって、ひとり残された私を心配してあれこれと言ってくる。……心配してくれるのはありがたいのだけれど、最近ちょっとウザいのよねえ――思春期の末娘は、命をかけて兄たちを救おうと決意し、城を抜け出した。

135-B

姫を陥れようとした悪い姑は火あぶりの刑に処された。しかし、諸悪の根源たる、王子たちを六羽の白鳥に変えた魔女の娘は、結局何の裁きも受けてはいない。――この世の中に、完全懲悪など存在しないということを、心に刻むがよかろうもん!(●⨀(ェ)⨀●)(←そう言うあなたは誰なのかしら!?)

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136-A

未開人に生まれれば、運命や存在の不確かさ、というものに悩まされなくてよかったのに、地球寒冷化が一万年後の話だと、どうして笑っていられる? こんな悩みとっくにみんな卒業してる? 女? 興味ないね、そのうち女の性質の定理とその系を集めた幾何学書でも作るさ――という二十代後半の男がいた。

136-B

ふん、三十にもならないおまえが、悟りでも開いたつもりか? 世俗を超越した孤高の、精神的享受生活の、などと自惚ぼれているんだったら、とんだお笑い草だ、おまえには行動力がないだけだ、人間は、時間、空間、数――そういった観念でしか何事も考えられないようにできている(まだつづくからな!)

136-C

だから神や超自然、非存在を論理的には証明できない、キザな、悟ったような、生意気な態度はよせよ、女好きなくせに女に興味のないふりはやめろ、このむっつりスケベ! 堂々とやれ、すなおに生きろ、悲しければ泣け、くやしければ地団太を踏め、笑いたければ大口を開けて笑え(まだおわりじゃねーぞ!)

136-D

世間を気にしないふりをしているおまえが、一番おまえを気にしているじゃないか、誰もおまえのことなんか見てねーよ、まったく、どしがたい馬鹿野郎、大根役者だよ、おまえという男は(……あん? もっと罵ってくれ? おまけにMかおまえは! もう帰ってよし!)――と男のなかのもうひとりの男が言った。

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137-A

源おじは愛する妻と息子を亡くして生きる気力を失った。町で乞食の少年に会った。亡き息子が生きていれば同じ年頃だろうか。少年は幼い頃に母親に捨てられた。以来ずっと乞食として生きてきた。少年は泣くことも、笑うことも、怒ることもしなかった。生き延びるためには感情を捨てるしかなかったのだ。

137-B

源おじは乞食の少年を引き取ることにした。紀州生まれらしいということで、彼は紀州と呼ばれていた。源おじは再び生きる気力を取り戻したようだ。紀州は我が子だ、と言っては、町の者たちを驚かせた。ある晩、源おじは熱を出して夢を見た。我が子がいなくなる夢だった。幸助、いかないでくれ、幸助……

137-C

源おじが目を覚ますと、紀州はいなくなっていた。源おじはその日布団から出ることができなかった。翌日、源おじの小舟が岩の上に打ち上げられ、砕けていた。源おじの家に向かう途中の松の枝に、怪しきものがぶら下がっていた。山の墓地に源おじ一家の墓が並んでいる。紀州は前と同じく乞食をしている。

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138-A

Tは人生に飽きていた。ある日すばらしい遊びを見つけた。酔った夜道で、交通事故に行き合ったTは、運転手に近場の病院を尋ねられてM医院を教えた。しかし翌朝、K病院のほうが近くて、外科の専門であることに気づいた。M医院は有名なヤブ医者だった。案の定被害者は亡くなっていた。

138-B

こうしてTは、法律で裁かれることなく、人の命を奪う方法を発見して、その遊びにとりつかれた。もうすぐ電車がやってくる線路、そこをおばあさんが渡ろうとしている。そのまま足を止めなければ、きっと無事渡れるに違いない。「危ない!」、男は大声で呼びかけて、おばあさんの足を止めさせた。

138-C

目がひどく悪い、とても強情者の知り合いがいた。その知り合いが向こうからやってくる。Tはわざと冗談めかして、「左へ寄れ」と注意した。すると強情者の知り合いは、「その手には乗らないぞ」と右に寄った。強情者の知り合いは下水工事中の穴に落ちた。

138-D

恋人と海へ遊びに行ったとき、飛び込みの心得のあったTは先に崖から飛び込んで見せて、「お~い」と呼びかけた。恋人は「よし!」と飛び込んだ。飛び込みは深く潜りすぎてはいけない。恋人は頭を岩に強く打った。

138-E

「悪意なき悪」ほど恐ろしいものはないといいますが、「善意を偽装した悪」もまた恐ろしいと感じました。故意か過失か、善意か悪意か。これらもまた「悪魔の証明」といえるのではないでしょうか? 自分の心が痛いから、誰かの心が痛いから。法律云々よりも、良心に従った言動を心がけたいと思いました。

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139

姑と嫁と孫の三人家族。嫁は外でバリバリ働いてるから、一家を養っているという自負があって、姑を見下しています。姑は家事と子育てを引き受けているのですが、一人で家事をすることに不満があります。外で働く嫁は評価されるのに、内で働く姑は評価されず、それも不満なようです。難しい問題です。

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140

その男は小学校時代の親友を名乗るも、私はまったく覚えてなかった。親友は、私の秘蔵のウィスキーを惜しげもなくがぶがぶ飲み、つまらない同じ自慢話を何度も何度も繰り返し、妻に酌をさせろとしつこく迫り、ようやく帰る段になり、新しいボトルを手に持つと、こう言って去った。「威張るな!」

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