コンにちは。狐人 七十四夏木です。
(「『狐人』の由来」と「初めまして」のご挨拶はこちら⇒狐人日記 その1 「皆もすなるブログといふものを…」&「『狐人』の由来」)
いまだ狐人仲間は見つかりません。
ですが、
ちょっとずつですが、
小説仲間が増えてきたのです。
ネット検索で、
ブログをやるならTwitter、
ということで、
わけもわからずはじめてみたのですが。
Twitterをはじめてよかったのです。
そして、
『アルファポリス』『小説家になろう』
『エブリスタ』『カクヨム』など、
仲間たちのWeb小説を読んでいて、
『異世界転生もの』に挑戦している方もやはり多い。
今回は、
この『異世界転生もの』について、
少し触れてみたいと思うのです。
『異世界転生もの』を一言で表すなら、
「主人公がゲームのようなファンタジー世界に転生する話」
と言えるのではないでしょうか。
この「ゲームのような」というところが、
ひとつのキーになっています。
これまでの異世界ファンタジーは主に、
10代から20代に向けられていました。
しかし、
『異世界転生もの』の読者は、
20代から40代までが、
多くの割合を占めています。
「なろう」書籍化作品のボリュームゾーンは、
30代が多いというデータもあります。
これはファミコンからはじまる、
テレビゲーム世代の人たちに、
ウケているということなのです。
子供のころ、
『ドラクエ』や『FF』に、
夢中になった、
あるいはいまも夢中な、
大人たちにウケている。
さらに、
現代日本の悲観的な社会情勢が、
反映されているように思えるのです。
アベノミクスにマイナス金利政策、
されど景気回復の足並みは鈍い。
税金は上がっても給料は上がらず。
ワーキングプア。
派遣労働の普及により、
安定しない雇用形態で、
低賃金労働を課せられた世代。
そんな人たちが、
生まれ変わって、
自分の好きな世界で、
「人生をやり直してみたい!」、
と望むのは、
当然のことのように思われるのです。
なろう発、
34歳無職童貞のニートが、
異世界に転生する、
理不尽な孫の手さんの『無職転生』は、
まさにこのニーズと合致しています。
他にも、
就職や結婚や食、
といったテーマを盛り込んだ、
『異世界転生もの』もある。
すなわち、
そのとき、
そこで生きる人々が、
何を求めているのか。
こうしたものを、
作品に盛り込んでいかないと、
評価はされにくいのかもしれない。
とか、
当たり前のことを、
今更ながら実感した、
という話なのでした。
いかがでしょうか。
「まず君が実践せーや!」
という方がいたらすみません。
以下、蛇足。
軽くスルーしてください。
しかし、
書きたいものだけを書いて、
生きている作家さんが、
いったいどれだけいるのでしょうか?
もしかしたら、
そんな人は存在しないのでしょうか?
書きたいものじゃなくても書ける、
それで生きていけるのが、
プロということなのかもしれません。
でも、
もっとたくさんの人が、
書きたいものだけを書いて、
生きていく方法は本当にないのでしょうか。
そうした道を見つけて、
できれば実際に示してみたい。
じつはそれが、
『狐人日記』および『狐人小説』の、
ひとつの大きな目的なのです。
まだブログをはじめてようやくひと月、
小説を書きはじめてひと月足らずの、
君が何を言っているんだ、
と呆れられてしまいそうですが。
それでもひと月、
ということで、
ちょっとだけ言ってみたのです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは今日はこの辺で。
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