コンにちは。狐人 七十四夏木です。
(「『狐人』の由来」と「初めまして」のご挨拶はこちら⇒狐人日記 その1 「皆もすなるブログといふものを…」&「『狐人』の由来」)
一昨日に引き続き、
昨日もアクセスがありました。
1PVですが、
とてもうれしかったのです。
訪問者の方、
ありがとうございました。
しかし、
狐人というものは欲深き生き物のようで、
アクセスがあったとなると、
今度は記事がちゃんと読まれているのか、
気になってくるのです。
読んでもらえるような記事を書かなければ、
という話なのですが。
頑張ります。
では前回のつづきです。
(⇒小説サイトでWeb小説を書こう!小説雑学①Web小説)
小説家になろうとするなら、
出版社の小説新人賞に応募するか、
ネット小説投稿サイトで公開するか、
いったいどちらがいいのでしょうか?
といったお話でした。
結論から言ってしまうと、
これからは、
ネット小説投稿サイトの方がよいのではないか、
と考えられるということなのです。
まず、
現在の出版社では、
新人賞で有望な新人を発掘しても、
それを育てて売り出すことが難しくなっているようなのです。
小説の新人賞というものにはお金がかかります。
そのコストは、
安くても数百万円、
通常では一千万円程度かかるそうなのです。
しかし、
それだけのお金をつぎこんだとしても、
デビュー作でヒットを飛ばす作家はめったにいません。
作家を育てるのには時間とお金が必要です。
されど、
時間とお金をかけて育てた作家が、
必ずしも売れるとはかぎりません。
いまや新人賞は有名無実となり、
形骸化しつつあるというのです。
出版社は、
新人賞の形骸化によって、
新人作家の発掘と育成の機能を失いつつあります。
さらに、
出版物の販売実績の低迷があります。
現在、
雑誌の販売実績は数千部~一万部。
対して、
ネット小説投稿サイトには、
ユーザー数が何百万人にものぼるものがあります。
この数字だけ見ても、
宣伝力の差は一目瞭然だといえるのです。
小説新人賞の形骸化と出版社の宣伝力の減退。
つまり現在の出版社は、
作品の企画力とプロモーション機能を、
失いつつあるということになります。
では、
いま現在、
作品の企画力とプロモーション機能を担っているのは?
テレビです。
その象徴的な出来事が、
芥川賞を受賞した、
お笑い芸人・ピース又吉直樹さんの『火花』でした。
このように書いてしまうと、
失礼になってしまうかもしれません。
僕も『火花』を読んでみたのですが、
いい小説だと思ったのです。
出版社の企画・プロモーションの、
アウトソース化を強調するために、
事例として使わせていただきました。
すみません。
つぎは、
ネット小説投稿サイトのメリットについて、
書いていきたいと思っています。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは今日はこのへんで。
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