コンにちは。狐人 七十四夏木です。
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【140字の小説クイズ!元ネタのタイトルな~んだ?】
のまとめ。
その17。
文学作品の印象的な部分をピックアップ。
これで元ネタがわかれば凄い、という趣。
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回答は、
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元ネタの読書感想に飛びます!
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幽霊と前世の運命って信じるか?俺は三十を越すまでに何度か、同じ二人の女の幽霊を見てるんだ。年上の方は二十四、五の超絶美人、年下の方は十八、九の超絶美人、たぶん前世で何かあって…いつか現世で会えるって信じてる。いい歳こいて何言ってんだこいつだと?信じないお前には絶対紹介せんからな!
322
あいつは鬼なんだよ。とにかく鬼ヤバいんだよ。四六時中そればっかやってんだよ。寝る間も惜しんでそれをやってんだよ。とにかくそればっかなんだよ。集中し過ぎてお金のことも忘れてんだよ。この間なんて、それをやってて自分の結婚式に4時間も遅刻してくるんだよ。つまりあいつは仕事の鬼なんだよ。
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私は妻を愛してるんです。近頃、義母の様子が変です。私に怨霊がとり憑いたと言うんです。私には母がいないのですが、最近になって、母が生まれたばかりの私と父を捨て、男と駆け落ちしたことを知りました。私は母に言いました。「離婚しろ?私が怨霊の子だからですか!」。私は妹を愛してるんです!
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大人になった主人公が記憶の中の少女を探しに故郷へ帰る話。だけどそんな少女はどこにもいない。記憶の中の少女は美化され、理想化され、偶像化されているから。だから、もし君が同窓会に行って、変わってしまったあの子を見ても、失望してはいけない。思い出話の中に、あの子は確かにいるはずだから。
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花園みたいにまっている。祭みたいにまっている。明日がみんなをまっている。草の芽、あめ牛、てんと虫。明日はみんなをまっている。明日はさなぎが蝶になる。明日はつぼみが花になる。明日は卵がひなになる。明日はみんなをまっている。泉のようにわいている。らんぷのように点ってる。
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昭和16年12月8日が何の日か知ってる?これはその日、日本の主婦が百年後の君へ向けて書いた日記なんだよ。え?いやいや、二千年後の君へじゃないよ、何の話?まあいいや。その日、日本人は意外と普通の生活をしてたみたい。でも当時の空気感には違和感が…。もうこんなこと起こらないといいよね。
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転生もの。スリヤが童子を拾って育てるんだけど、妙な子供なんだ。いじめられても泣かないのに、食事の魚を見て大声で泣き出し、親から離れたがらない。童子は前世で、スリヤの本当の子供で、辛い別れがあったんだって。またお父さんお母さんの子供に生まれたい、って思えるのはすてきなことなんだな。
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これは怪青年の話なんだ!え?ゴム人間?…ははは…たしかに怪青年だけども…え?妖怪人間?…ははは…まさに怪青年だけども…て、話そらすなよな!ま、大した話じゃないから別にいいけど。そーいやさ、今異様に盛り上がった些細な話を、別の日にしてもいまいち盛り上がらないのって、なんでだろ?
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父さんが「祇園に踊り見に行こう」って、突然言い出してさ、俺も母さんも乗り気じゃねーの、俺は「行くかよ」って二階行くんだけど、しばらくしたら母さんが「用意しなさい」ってくるの、帰りに父さん、急に俺の欲しいもの買ってくれたりしてさ…浮気でもしてんじゃねーの?…って、ははは、まさかね?
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いい?よく聞きなさい。もしもあなたがパンを持ってて、森の中の三人の小人に会ったら、どんなにお腹が空いてても、そのパンを二つに分けて、小人たちに半分あげるのよ。え?そしたらどんなお礼がもらえるの?そうじゃないのよ。お礼のことは考えちゃダメなの。え?じゃあ、あげたくない?う~ん……
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やあ、俺様は悪魔。最近ヒマだからお花畑を作ってる。朝早く起きて畑を耕すのは気持ちいいぜ!夕方お寺の鐘を聞くとホント心洗われるよな!飯はいつも最高にうまい!労働は最強のスパイス!……で、ようやく俺様のお花畑が完成した。その紫の花は何の花かって?くっくっく。アレの花に決まってんだろ?
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おーっほっほ。跪け愚民共!海の使者である私を敬いなさい!え?イカ?誰がイカよ!失礼ね!は?ただのオタクじゃねーか?わたくしのどこがオタクなのよ!ったくこれだから愚民共は…。じゃヒントね。わたくしはある生き物の怪異よ。漢字で海月と書くわ。海月姫?ま、姫と呼ばれて悪い気はしないわね。
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地毛です…何度も説明してるじゃないですか…黒に染めてこい?毎日?なんで親にもらった大切な髪色を隠さなきゃいけないんです?校則?協調性を重んじる教育?地毛証明書?この学校は個性を大事にする校風だって…ちょっ!そのハサミ…あたし、髪の型は変えられても、頭の型まで変えられませんからね!
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三十二、三歳の落ちぶれた盲人が、子供のとき占い師から「女難の相がある」って言われて、以来女のことでひどい目に遭ってきた、って話が続くんだけど、孕ませて結婚の約束をした娘を捨てて逃げたり、家族同然に仲良くなった夫婦の妻と浮気したり……あんましかわいそうには思えなかったんだよ。
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安吾のファルス的ナンセンス文学なんだ。え?よくわからない?つまり、風博士が夜中、宿敵蛸博士の邸宅に忍び込んで、カツラを盗む、風博士は「さあ、そのハゲを皆にさらすがいい!」、翌朝、蛸博士はカツラをかぶって出てくる…カツラにはスペアがあったんだ。え?まだわからん?俺にもよーわからん!
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ねえ、恥ずかしい思いってしたことある?え、顔から火が出るようなって?そうそうそんな感じ。だけどそれだけじゃ足りない。それだけじゃなまぬるい。広い草原を転げ回って、わあっと叫びたいような恥ずかしい思いを、あたしこの前しちゃったの。聞きたい?いいわ。親友のあなただから話すけど、実はね
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「ひイよめ、ひよめ、だんごやアるにくウぐウれッ」。ひよめは水の中にもぐったけど、通学中の一年生たちは団子なんて持ってないから、団子はもらえなかった。先生は「うそをつくのは悪いことです!」って生徒たちを叱った。でもね、ひよめはみんなが呼んでくれるのが、ただただうれしかったんだよ。
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ハッハー!先生もダメだし、生徒も悪い!先生はいつでももっともらしいウソばかり!生徒は志がけしつぶよりちいせぇ!もっと本音で語り合えよ!汗と涙を流せよ!あ?今時流行らない?成績以外求めてない?ハッ!テメェら熱血に感動しねーのか?現実を熱血にしてもいーじゃねーか!もっと熱くにゃれよ!
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俺、前は看守してて、ある日、刑務所の池に咲く水蓮を見て思ったわけよ、人間は外の世界でどんなに偉くても、刑務所の中では態度が変わってしまう、水蓮は外の世界と変わらぬ美しさで咲いている、ってね、だから先輩、俺、この会社でも、変わらぬタメ語でいかせてもらうよ!(誰、この子採用したの!)
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私は美しい。けど怠け者。ある日、王子様と結婚するため、お妃様の命じたある仕事をしなければならなくなったの。皆に嫌われる三人の醜い女がいたわ。私は彼女達に仕事を依頼して、彼女達を私の大事なおば様として結婚式に招待したの。これは美しい私が、美しいだけで、幸せになる話。なんか文句ある?
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