気象庁によれば、
五日に梅雨入りしたそうですが、
今日はよく晴れているのです。
六月だけど五月晴れ、天晴れ!
といった感じでしょうか。
(皮肉が効きすぎていたら申し訳ないのです)
コンにちは。狐人 七十四夏木です。
(「『狐人』の由来」と「初めまして」のご挨拶はこちら⇒狐人日記 その1 「皆もすなるブログといふものを…」&「『狐人』の由来」)
前回は
(⇒小説サイトでWeb小説を書こう!小説雑学②新人賞と小説サイト)
これから小説家になろうとするなら、
ネット小説投稿サイトがいいのではなかろうか?
といったことを前提に、
出版社による小説新人賞が、
どのような現状にあるのかをお話ししました。
今回は、
ネット小説投稿サイトについて、
書き記しておこうと思うのです。
はじめに、
ネット小説投稿サイトとは、
いろいろな人がいろいろな小説を、
自由に公開できるウェブサイトなのです。
前々回の「ネット小説」のときに記しましたが、
『小説家になろう』や『エブリスタ』などが、
主なネット小説投稿サイトして挙げられます。
ここから投稿した作品が書籍化され、
小説家デビューを果たした作家さんが、
いまでは数多く存在するのです。
ネット小説投稿サイトには多くのメリットがあります。
いくつか取り上げてみたいと思うのです。
まずは、
長い長い小説でも大丈夫だということ。
出版社の小説新人賞では、
そのほとんどに枚数制限がありますが、
ネット小説投稿サイトにはそれがありません。
なのでたとえば、
普通は忌避されてしまうであろう、
ファンタジー小説やSF小説の設定を、
冒頭でずらずら書いてしまっても、
気にしなくてもよいのです。
かのJ・R・R・トールキンさんが、
『指輪物語』の序章にて、
ホビットについての解説を、
つらつらと書いているように。
ただしそれが読者となる人たちに、
受け入れられるかどうか、
という問題はありますが。
指輪物語の例の場合、
ホビットがとても魅力的に描かれているからこそ、
許されているわけなのですから。
つぎに、
ジャンルについて悩む必要がない点を挙げます。
出版社の小説新人賞では、
それぞれにそれぞれの特色があります。
たとえば、
ライトノベルの新人賞に純文学を送っても、
また反対に、
純文学の新人賞にライトノベルを送っても、
受賞するのは困難でしょう。
しかし、
ネット小説投稿サイトでは、
あらゆるジャンルの小説を、
求めるユーザーが存在します。
ユーザー同士が作品に「タグ」づけすることで、
その小説がどのような作品で、
誰に向けて書かれているのか、
わかりやすくなっているのです。
それに伴って、
既存の価値観では売れないと判断されるような作品でも、
意外な人気を獲得して、
書籍化につながるケースもあります。
長くなってきましたので、
つづきは次回にしたいと思うのです。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
それでは今日はこのへんで。
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(つづく)
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