島/新美南吉=とくに食べたいと思わないし、嫌われたくないし。

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狐人的あいさつ

コンにちは。狐人コジン 七十四夏木ナナトシナツキです。

読書していて、
「ちょっと気になったこと」
ありませんか?

そんな感じの狐人的な読書メモと感想を綴ります。

島-新美南吉-イメージ

今回は『島/新美南吉』です。

文字100字ほどの詩。
狐人的読書時間は約1分。

昔はクジラを食べて、ひげとか鯨油とか捨てなかった。食べ物をムダにしなかったって、いい文化に思えるけど、クジラ食べる文化にはすごい嫌悪感を持つ人たちもいる。クジラを食べなくなった理由。

未読の方はこの機会にぜひご一読ください。

狐人的あらすじ

(今回は全文です)

『島/新美南吉』

島で、あるあさ、
鯨がとれた。

どこのうちでも、
鯨を食べた。

ひげは、うなりに、
売られていつた。

りらら、鯨油あぶらは、
ランプで燃えた。

鯨の話が、
どこでもされた。

島は、小さな、
まづしい村だ。

ちゅう。鯨の鬚は、たこの呻りに用ゐられます。)

狐人的読書感想

昔はクジラを食べていて、捨てる部分はほとんどなくて、有効利用されていたという話なんですかね? あるいは貧しい島にとってクジラはごちそうだった的な?

食べ物をムダにしなかったという話なら、飽食の現代だからこそ学ぶべき教訓があるような気がします。

昔は食べていたのに、なんで今は食べないんだろう?

って、ちょっと疑問に思いました。

「動物愛護的な観点から捕鯨が制限されたため……?」みたいなイメージを持っていたのですが、「そもそもそんなにおいしいものじゃない」って話もあるみたいです。

日本の伝統として捕鯨やクジラを食べる文化がありますが、欧米の人たちからすると並々ならぬ嫌悪感があるらしく、文化とか価値観とかの違いって……と考えさせられてしまいますね。

そうはいっても、現在日本でもほとんどクジラは食べられなくなっていると思うので、つまりは結果的にそれほどクジラを食べることにこだわりはなかったというわけで、それで欧米の人たちも不快な思いをしなくなるなら、それでいいのかなぁ……ってくらいの認識でいるのですが……こだわりを持っている人たちからしたら、その認識こそ不快になってしまうんですかね……?

不快に感じられる他の食文化を一方的に非難して、制限したり禁止したりするのは何かおかしい感じもしますが、常に多数派の価値観に支配されてきたのが人間の歴史だって気もします。

さらに、絶滅危惧動物の保護だとか、生態系の維持だとか――いろんな問題がかかわってくるみたいなので、単純にどう思うこう思うで語っていい話ではないのかもしれませんが。

(結局どう思うこう思うの話って気もしますが)

ただ、現状、僕はクジラって食べたことないし、どうしても食べたいとも思わないし……たぶん、そうやって、伝統とか文化とか消えていくんだろうなぁ、知らなきゃ思わないけど、知っちゃうとちょっと寂しく感じるんだよなぁ……っていうお話でした。

あと、クジラって、たしかに他の動物とは違った特別な印象を受けますね。

あれだけ体が大きいのだから、脳だって大きいわけで、じつは人間よりも賢くても不思議じゃないのでは……と思って調べてみたのですが、高度な知能というものは、脳の大きさではなくて体重比に関係しているんだそうです。

クジラの脳は大きいですが、その体重比は0.2~0.4%ほど、人間は2%とのことなので、高度な知能を持っているとはいえないとのこと。

(脳のほとんどは身体機能の維持に使われるので、それ以外に使うことができる脳重量比が高いほど、高度な知能を有する可能性があるとの理屈です)

他にも半球睡眠だったり、エコーロケーションだったり、クジラは食べないけどおもしろいと思った、今回の狐人的読書感想でした。

読書感想まとめ

とくに食べたいと思わないし、嫌われたくないし。

狐人的読書メモ

・イルカとクジラの違いは大きさだけらしい。

・『島/新美南吉』の概要

1932年(昭和7年)12月『赤い鳥』にて初出。捕鯨や鯨食の文化はなくなっても、文化の痕跡は文学に残る……のか?

以上、『島/新美南吉』の狐人的な読書メモと感想でした。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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