なまけ者の糸つむぎ女/グリム童話=ひとつのありがちな夫婦の話。

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狐人的あいさつ

コンにちは。狐人コジン 七十四夏木ナナトシナツキです。

読書していて、
「ちょっと気になったこと」
ありませんか?

そんな感じの狐人的な読書メモと感想を綴ります。

なまけ者の糸つむぎ女-グリム童話-イメージ

今回は『なまけ者の糸つむぎ女/グリム童話』です。

文字数1500字ほどのグリム童話。
狐人的読書時間は約4分。

夫が妻の仕事に文句をつけて、妻はそれに言い訳をする。ひとつのありがちな夫婦の話。しかしなんだかんだ夫は妻に協力的で、夫婦共働きの現在、そういうのって大切ですよね。

未読の方はこの機会にぜひご一読ください。

狐人的あらすじ

ある村になまけ者の妻がいた。夫が糸紡ぎをするように言っても、最後まで糸を紡がず、糸巻きもしなかった。夫はそれに文句を言ったが、妻は「糸車がないからよ」と言い訳した。

そこで夫は森へ糸車の木を取りに行った。妻は「自分の仕事が増えるのはたまったもんじゃない」と思い、こっそり夫のあとをつけた。夫が斧で木を切り倒そうとしたとき、妻は姿を隠して「木を切り倒すと命はない、糸車に糸を巻くと命はない」と叫んだ。木を切ろうとするたびに聞こえるその声を怖れ、夫は家に逃げ帰った。以来、夫は糸車のことで妻にうるさく言うのをやめた。

しばらくして、家中紡ぎ糸でちらかっていることに、夫はとうとう我慢できなくなった。しかたなく、妻は「協力して糸を糸束にまとめましょうよ」と提案した。「糸束ができたから、今度は煮なければならないな」と夫が言ったので、妻はまた仕事が増えると思い、一計を案じた。

妻は夫に「少し出かけてくるわ。その間、鍋の番をよろしくね。それをなまけるとせっかくの糸が麻くずになってしまうから」と言い、鍋に最初から麻くずを入れて出かけていった。夫は急いで鍋の番についたが、鍋の中にはすでに麻くずしかなく、自分のせいだと思い込んだ。以来、夫は妻に糸紡ぎのことでうるさく言わないようになった。

狐人的読書感想

なまけるためにここまでやる妻の執念はすごいな、とか思っちゃいますね。夫もあきらめて何も言えなくなっちゃうあたり、なんとなく典型的なひとつの夫婦のかたちが描かれていると感じてしまいます。

多かれ少なかれ、夫が妻の家事に不満をぶつけて妻がそれに反論するという構図は、どこの夫婦にもありがちな気がしてしまいます。とはいえ本作の夫には、妻の仕事に協力しようとする姿勢が見受けられるんですよね。

だから、この場合は妻が悪くて、夫はいい夫だと思えてしまいます。

夫婦共働きの現代、そういうのって大切だと思った、今回の狐人的読書感想でした。

読書感想まとめ

ひとつのありがちな夫婦の話。

狐人的読書メモ

・『なまけ者の糸つむぎ女/グリム童話』の概要

KHM128。原題:『Die faule Spinnerin』。

以上、『なまけ者の糸つむぎ女/グリム童話』の狐人的な読書メモと感想でした。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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