狐人的あいさつ
コンにちは。狐人 七十四夏木です。
読書していて、
「ちょっと気になったこと」
ありませんか?
そんな感じの狐人的な読書メモと感想を綴ります。
今回は『おいしいお粥/グリム童話』です。
文字数600字ほどのグリム童話。
狐人的読書時間は約1分。
無限に食べ物を出し続ける魔法のアイテムは、グリム童話にはよく出てくるように思います。食糧事情というのは、昔も今も重要ですね。おいしいお粥の壺で、食費を節約したいです。
未読の方はこの機会にぜひご一読ください。
狐人的あらすじ
貧しいけれど心のやさしい女の子が母親と二人で暮らしていた。二人にはもう食べるものがなかった。女の子は森でおばあさんと出会った。おばあさんは女の子の悲しみを知って、小さな壺を与えた。
その壺は「煮て、壺よ、煮て」と言えば、おいしいおかゆを作り、「止まって、壺よ、止まって」と言えば、作るのをやめた。女の子は壺を持って帰り、母親と二人でおいしいおかゆを食べて、飢えと貧しさから救われた。
女の子が出かけていたあるとき、母親が「煮て、壺よ、煮て」と言っておかゆを作って満腹するまで食べたが、おかゆを作るのをやめる言葉を知らなかったので、女の子が帰ってきて「止まって、壺よ、止まって」と言うまで壺はおかゆを作り続け、町はおかゆで埋まってしまった。
それで人々はみんな帰り道を食べて帰らなくてはならなくなった。
狐人的読書感想
無限におかゆを作ってくれる壺があったら、すごく食費が節約できそうですね。グリム童話には食べ物を無限に出し続けるアイテムが多く登場するように思います。昔も今もやはり食糧事情が重要だったということでしょうか。
女の子はどうして壺の止め方をお母さんに教えてなかったのか、疑問に思いましたが、なんでなんでしょうね? なんか深い心理的考察ができそうな気がしないでもないですが、パッと思いつきません。
おいしいお粥の壺がほしいと思った、今回の狐人的読書感想でした。
読書感想まとめ
こんな壺あったら、食費が節約できますね。
狐人的読書メモ
・『おいしいお粥/グリム童話』の概要
KHM103。原題:『Der süße Brei』。
以上、『おいしいお粥/グリム童話』の狐人的な読書メモと感想でした。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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