小説仲間におすすめ!『ドン・キホーテ』世界最高の小説

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夏休みまであともうちょっと。

ここが踏ん張りどころ。

コンにちは。狐人コジン 七十四夏木ナナトシナツキです。
(「『狐人』の由来」と「初めまして」のご挨拶はこちら⇒狐人日記 その1 「皆もすなるブログといふものを…」&「『狐人』の由来」

小説家になろう・エブリスタ・カクヨム・アルファポリスなど、
ネット小説投稿サイトで小説を書くみなさん。

突然ですが、
みなさんは、
何らかの物語に触発されて、
自分の物語を創作されている、
という方はいらっしゃるでしょうか。

反対に、
何らかの物語に触れて、
自分の創った物語に通じるところがあると、
驚いたり、
がっかりしたり、
奮起させられたり、
したことのある方がいらっしゃるでしょうか。

後者の意味合いにおいて、
僕にとってのその物語が、
『ドン・キホーテ』
なのです。

著者の
ミゲル・デ・セルバンテス・サアベドラさんは、
17世紀に活躍。

『ドン・キホーテ』
は前編と後編の二部作で、
前編は1605年、
後編は1615年の出版。

どう転んでも、
後発な僕。

小説を書きはじめて、
まだひと月ほどの僕。

後者の意味合いで語ることに、
違和感を覚えたり、
矛盾を感じたり、
あるいは不遜になっていたり(ごめんなさい)、
するかもしれません。

しかし小説という、
確固としたかたちにはなっていなくとも、
頭の中に自分の物語がたしかに存在している、
といった状態はあるでしょう。

そしてその状態に入ってから、
ある小説を読むといった状況も、
充分に考えられるはず。

僕は、
『ドン・キホーテ』
を読んだとき、
そのおもしろさや技巧に圧倒され、
オリジナルな物語を創ることの難しさを思い知らされ、
自分と同じようなことを考える人が昔から存在するという事実に、
少しだけうれしくなるような、
なんだかいろいろと複雑な気持ちになったのです。

小説家になろう・エブリスタ・カクヨム・アルファポリスなど、
ネット小説投稿サイトで小説を書くみなさんにも、
そういった物語があるのでしょうか。

よかったら、
ぜひ教えてほしいと思うのです。

『ドン・キホーテ』は、
スペインを舞台とした作品。

主人公は、
タイトルにもなっている、
「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」

「ドン」はスペイン語圏・ポルトガル語圏で用いられる尊称、
「デ・ラ・マンチャ」は出身地を示しています。

つまり、
「ラ・マンチャの騎士・キホーテ卿」と訳せば、
物語を想像しやすいかもしれません。

『ドン・キホーテ』は、
『アーサー王物語』のような、
騎士道物語。

騎士ドン・キホーテの大冒険と、
その大活躍を描いた物語。

そう聞くと、
ファンタジー好きや、
ドラクエやFFなどのRPG好きにとっては、
食指をそそられる小説ではないでしょうか。

しかし『ドン・キホーテ』は、
そういった現代的なファンタジー小説ではありません。

だから上記のような想像も的確だとはいえません。

そういった意味では、
想像以上の物語であるといえるかもしれませんね。

スペインの片田舎の郷士(下級貴族)であった主人公は、
大好きな騎士道物語を読み過ぎたあまり、
自らを騎士であるといった妄想にとらわれてしまう狂人。

痩せ細った馬のロシナンテにまたがり、
従者のサンチョ・パンサを供として、
遍歴の旅へと出かけてしまいます。

非常に有名な作品なので、
いくつかのエピソードを、
ご存知の方がいらっしゃるでしょう。

代表的なものは、
風車を巨人と思いこみ、
勇猛果敢に突進し、
あえなくはじき飛ばされるシーン。

これには、
スペインを象徴するドン・キホーテが、
オランダを象徴する風車に敗れるという、
のちにオランダが独立に成功であろうといった、
未来予想の隠喩である、
という説があります。

『ドン・キホーテ』には、
この代表例にも見受けられる、
さまざまな技法が用いられているのです。

多重のメタが使われているのも特徴のひとつで、
実在する騎士道小説などについて、
登場人物たちが言及する場面などがあります。

西尾維新さんの小説『物語シリーズ』においても、
頻繁に使われている手法なのです。

そもそも『ドン・キホーテ』は、
シデ・ハメーテ・ベネンヘーリ、
という架空のモーロ人歴史家がアラビア語で記した記録を、
著者のセルバンテスさんが編纂したというスタイルをとっています。

さらに後編では、
前編が書籍として出版され、
世に広まっているといった設定を用い、
登場人物たちがその前編をさまざまに批評しています。

さらにさらに、
狂人である主人公が見ている、
常人とは違った世界を描く、
「個」の視点の導入など。

小説を書く上においては、
学ぶべき点が非常に多い作品なのです。

小説家になろう・エブリスタ・カクヨム・アルファポリスなど、
ネット小説投稿サイトで小説を書く小説仲間たちにとっても、
学ぶべきところがきっと見つかるはず。

ちなみに、
この『ドン・キホーテ』は、
ノーベル研究所と愛書家団体の協力の下、
ノルウェー・ブック・クラブが発表した、
世界54か国の著名な作家100人が選んだ、
世界最高の1冊なのです。

100冊選ばれたなかから、
ランキングの発表は、
1位の『ドン・キホーテ』しかなされておらず。

その点だけでも、
とても興味をそそられるのではないかと思います。

いつものことながら、
いまさら僕などがおすすめするのは、
非常におこがましい話なのですが、
小説を読む読書家の人はもちろん、
とくに小説を書く小説仲間たちに、
ぜひとも読んでほしい物語なのです。

ドン・キホーテ〈前篇2〉 (岩波文庫)
ドン・キホーテ〈前篇3〉 (岩波文庫)

 

 

 

 

ドン・キホーテ〈後篇2〉 (岩波文庫)
ドン・キホーテ〈前篇3〉 (岩波文庫)

 

 

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

それでは今日はこの辺で。

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