六人男、世界を股にかける/グリム童話=派遣社員やパートのきもち?

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狐人的あいさつ

コンにちは。狐人コジン 七十四夏木ナナトシナツキです。

読書していて、
「ちょっと気になったこと」
ありませんか?

そんな感じの狐人的な読書メモと感想を綴ります。

六人男、世界を股にかける-グリム童話-イメージ

今回は『六人男、世界を股にかける/グリム童話』です。

文字数4500字ほどのグリム童話。
狐人的読書時間は約12分。

クビになった兵士のきもちは、派遣社員やパートのきもちに通じるものがあると思った。特殊能力を持った仲間たちを集めるロープレやバトル漫画みたいなグリム童話。

未読の方はこの機会にぜひご一読ください。

狐人的あらすじ

昔、ある男がいた。男は勇敢でいろいろな技を持つ兵士だったが、戦争が終わるとクビになり、銅貨三枚しかもらえなかった。男は怒り、王様から国中の金を出させてやる、と誓った。

それにあたって、男は五人の家来を仲間にした。

・木を六本も引っこ抜く力持ちの男
・二マイル先の木のハエを撃とうとしている狩人
・七つの風車を鼻息で回す、鼻息男
・鳥よりも速く走れるという、一本足男
・まっすぐ帽子をかぶると世界を凍らせてしまう、帽子男

さて、六人の男たちが都へ入ると、王様のおふれが出ていた。お姫様と水汲み競争をして、勝った者はお姫様と結婚でき、負けた者はその首をはねられる。

一本足男が競争に出ることになったが、あっという間に泉の水を汲むと、帰り道に馬の頭蓋骨を枕にして昼寝をしてしまう。その間にお姫様も水を汲み、男のつぼをひっくり返して先を急ぐ。遠くからその様子を見ていた狩人が、馬の頭蓋骨を銃で撃ち抜く。男はそれで目を覚まし、急いで水を汲み直して王女を追い抜き帰ってきた。

王様は娘を兵隊あがりの男にやりたくなかったので、六人の男をごちそうの並んだ鉄の部屋に閉じ込めて、外から火をつけ全員焼いてしまおうとした。しかし、帽子男が帽子をまっすぐにかぶり直すと、熱くなった部屋はたちまち寒くなった。そろそろいいだろう、と王様が部屋の扉を開けさせると、六人は寒さに震えながら外に出てきた。

王様は観念して、娘の代わりに持てるだけの金貨を与えることを約束した。すると力持ちの男が国中の金貨を抱えてしまったので、王様はやめさせようと兵隊を集めたが、鼻息男が鼻息一つでふき飛ばした。王様はがっくりと肩を落とした。

六人の男は金貨を山分けしておもしろおかしく暮らした。

狐人的読書感想

兵士は戦争が終わると解雇され、渡された給金はほんのわずか、戦うことしか知らなければ再就職も楽ではなく、王様を恨んでしまう気持ちは、なんとなく共感してしまいますね、現代の派遣社員やパートにも同じことが言えるような気がしてしまいます。

兵士が五人の家来を集めるところは、現代のロープレとかバトル漫画なんかを彷彿とさせるところでした。特殊な能力を持った人物たちを集め、その活躍を描くというのは、やっぱりひとつの王道ですよね。

水汲み競争のくだりは、イソップ寓話の『ウサギとカメ』を連想させるお話でした。しかし『六人男、世界を股にかける』では『ウサギとカメ』とは反対の結果に終わりましたね。一本足男はウサギのようにレース中昼寝をしてしまいますが、仲間の狩人の助けによってお姫様に勝つことができました。やっぱり仲間の助けが大切という教えなんですかね(?)

ピンチのときに助けてくれる仲間は大切だ、と思った、今回の狐人的読書感想でした。

読書感想まとめ

派遣社員やパートのきもち?

狐人的読書メモ

・『六人男、世界を股にかける/グリム童話』の概要

KHM71。原題:『Sechse kommen durch die ganze Welt』。

以上、『六人男、世界を股にかける/グリム童話』の狐人的な読書メモと感想でした。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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