どろぼうの名人とその大先生/グリム童話=魔法で泥棒しちゃダメ?

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狐人的あいさつ

コンにちは。狐人コジン 七十四夏木ナナトシナツキです。

読書していて、
「ちょっと気になったこと」
ありませんか?

そんな感じの狐人的な読書メモと感想を綴ります。

どろぼうの名人とその大先生-グリム童話-イメージ

今回は『どろぼうの名人とその大先生/グリム童話』です。

文字数1700字ほどのグリム童話。
狐人的読書時間は約4分。

変身魔法の上手な使い方。その一例。神が「泥棒になれ」と言えば、泥棒になるのか。奥義継承のためには師を倒さねばならぬのか。展開的にはおもしろかったグリム童話。

未読の方はこの機会にぜひご一読ください。

狐人的あらすじ

父親は教会に行って、息子に適した仕事を知りたいと祈った。すると、祭壇の後ろに下働きの者がいて、「盗み、盗み」と言った。これを聞いた父親は、息子を泥棒にするため、その大先生のところへ預けることにした。

「あなたの息子を教えましょう。一年経ったら迎えにきてください。そのとき、息子を見分けることができたら、授業料はいただきません。ただし、わからなかったときには二百ターラー支払ってください」

一年が経った。父親は二百ターラーを用意できずに困っていた。そこへ小人が現れて、息子の見分け方を教えてくれた。

「あなたの息子は小鳥に化けているでしょう」

父親は息子を見分けることに成功し、一緒に家に帰れることになった。帰り道、息子が「ひと稼ぎしよう」と言い出して、グレイハウンドに変身した。そこへ馬車が通りがかり、紳士が父親に「その犬を買いたい」と言った。父親は三十ターラーで犬を売り、犬は乗せられた馬車が少し進んだところで窓から逃げ出し、人間の姿に戻った。

父親と息子は家に帰った。その翌日、隣の町で市があり、息子は馬に変身して、父親がその馬を百ターラーで売った。が、父親はうっかりして、息子が忠告した馬具を外すのを忘れていた。それがあると息子は人間に戻れない。

馬を買ったのは泥棒の大先生だった。馬になった息子は女中の協力で、雀に変身して逃げようとしたが、大先生も雀になって追いかけてきた。二人は激しい変身合戦を繰り広げ、最終的には雄鶏になった大先生を、狐になった息子が噛み砕いて決着となった。

狐人的読書感想

ふ~む、いろいろとよくわからないお話でしたね。

泥棒は言うまでもなくよくない職業ですが「神様が言うなら間違いない!」ということで息子を泥棒にするのはよいことなのでしょうか……(盲目的に神様を信じるよりも自分で考えて判断することが大切だという反面教師的な教えなのでしょうか?)。

大先生は息子に「魔法を使った泥棒の仕方」を教えてくれたようですね。現代ファンタジーでは、モンスターを倒すための魔法なんかが主流な感じするので、これはちょっと新鮮な魔法の使い方だという感じがしました。

ラストの「弟子v.s.大先生」の構図は「奥義継承のためには師を倒さねばならない!」みたいな設定を彷彿とさせて、熱い展開と言えなくもないような気がしないでもありませんでした。

魔法で泥棒しちゃダメだけど、アイデアとしてはおもしろいと思った、今回の狐人的読書感想でした。

読書感想まとめ

魔法で泥棒しちゃダメ?

狐人的読書メモ

・『どろぼうの名人とその大先生/グリム童話』の概要

KHM68。原題:『De Gaudeif un sien Meester』。ナンセンスだが、ファンタジックな展開はおもしろかった。

以上、『どろぼうの名人とその大先生/グリム童話』の狐人的な読書メモと感想でした。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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