基本情報
- ジャンル:ボードゲーム
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :ハドソン
- 発売日 :1992年3月20日
ゲーム概要
- 今でも続く人気シリーズ「桃鉄」の第2作目が本作『SUPER桃太郎電鉄』ね。第1作目の前作『桃太郎電鉄』は今の桃鉄とはちょっと違う印象のゲームだったな(路線を買ったり、みんな別々の駅を目指したり)。そんなわけで「元祖桃鉄」といえば本作を思い浮かべるファミっ子は多いと思われる。ちなみに「スーパー」と付いているけどスーパーファミコンじゃないんだよね、ファミコン。
- もはや説明の必要はないと思うんだけど、一応かるーくね。本作は、日本全国を鉄道で旅しながら各地の物件を買い、お金を儲けて日本一の社長を目指す定番のすごろくゲーム。ファンが多い桃鉄シリーズだけど、前述したとおりそのシステムをほぼ完成させたのが第2作目となる本作『SUPER桃太郎電鉄』である。
- 前作『桃太郎電鉄』と比べ、本作ではお金が増減する「+マス」「-マス」が採用された。これによってコース取りの戦略性がアップ。例えば東京から関西を目指す場合、最短距離の中央線か、「+マス」の多い東海道線かを選ぶことになる。他にも「特急カード」「ぶっとびカード」などの便利なカードが手に入るように。「目的地」は全員が同じ場所を目指し、一番最初に到着した社長だけ賞金がもらえるように。こうしたシステムは現在に至る最新作まで踏襲されているね。
- 桃鉄シリーズ(桃太郎シリーズ)の魅力の一つとして「コミカルなキャラクター」の数々が挙げられると思うの。本作ではお邪魔キャラでおなじみの「貧乏神」も登場し、プレイを大いに盛り上げてくれる。れとげ部!での評価は文句なしに「神げ!」。私も含めたぶんファミっ子は良かれ悪しかれ、多かれ少なかれ思い出のあるファミコンソフトなんじゃないかな~。
れとげ部!での評価
神げ!:
ここが神げ!
- 勉強するからファミコン買って!
――うん、桃鉄の思い出といえばこれ。「地理の勉強するからファミコン買って!」。ぶっちゃけこれで買ってもらえたファミっ子って当時いたのかな? でも実際ある程度の日本地理の勉強にはなっていた気がするのね。都道府県の位置とか都市名だとか名産品だとか。けっこう覚えたよねー。まあ勉強範囲が限定的ではあるんだけど、これがなかなかバカにできない。遊びながら学ぶってすばらしい。しかも桃鉄は文句なく面白いからね。たしか算数とかもファミコン教材として売られているものがあったと思うんだけど、やっぱりすぐ飽きる。その点、桃鉄はけっこう長続き。一人でコンピュータと遊ぶのもいいけど、やっぱり友達とやるのが楽しかったなぁ。 - 友達とマジ喧嘩!
――うん、桃鉄の思い出といえばこれパート2。いや、これ今考えると「何ゲームでそんなに熱くなってんだよ!?」って感じなんだけどね。貧乏神のなすりつけあいとか、最下位だと機嫌悪くなってずっと黙ったままになったり。あれは全然楽しくなかったな。マジでやるから面白いのがゲーム、されどただの遊びで友情にひびが入るのはいただけない。友達と遊ぶときはマジになっちゃだめだっていうやっぱり人生の学びを教えてくれたところもすごいゲームだと思うの。ただ毎度その教訓を活かせないくらい私を熱くさせる罪深いゲームでもあったな。 - 桃太郎 女湯
――うん、桃鉄の思い出といえばこれパート3。「借金を100億円以上にする」と唐突に案内してもらえる露天風呂(裏ワザ)。そこで垣間見られるファミコン天国!(?)。でも本作にはまだキングボンビーとかいなかったから「-100億円」はなかなかに遠い道のり。時間がかかる。だがしかし! 目指さずにはいられない! 女湯を! それがファミっ子というもの!(?)。現在なお「桃太郎 女湯」で検索して目指さずにはいられないファミっ子も! やっぱりそれがファミっ子というものだよね~(?)。そんなあなたへこちらをどうぞ。
コメント! (レトゲで一言!)
地理の勉強するからとファミコン買ってもらったり。友達とマジ喧嘩したり。女湯を覗いたり。思い出たくさん詰まってる。