けっきょく南極大冒険

ファミコン

基本情報

  • ジャンル:アクション
  • 機種  :ファミリーコンピュータ
  • 発売元 :コナミ
  • 発売日 :1985年4月22日

ゲーム概要

『けっきょく南極大冒険』は「コナミさんのファミコン参入第一弾!」ってことで割と記念すべきレトロゲームである。元々は「MSX」っていう「昔のパソコン」用の教育ソフトとして開発されたんだよね。そのときのキャッチフレーズが「I love 地理」

ゲーム内容は「レースアクション」って言い方がピッタリな感じで、主人公のペンギンが疑似3D表示の氷上をジャンプしながら目的地となる基地まで滑走する。制限時間内にゴールできれば、次のコースに進める。――うん、この内容で「なぜ『I love 地理』???」ってなるよね。たぶん「各国の南極基地の位置」「基地到着時に表示される国のアルファベット綴りと国旗」が覚えられるっていう。うん、わかってる。「その南極知識役に立つ?」「国旗の描写も適当じゃない?(まぁファミコンだからしょーがない!)」

まぁ、大人になった今振り返るに「要するに教育ソフトとはゲーム会社の営業努力だった!」って結論に至るよね~。いや、勉強になった気がするソフトもあるにはあったような気がするんだけど――とにかく当時はパソコンのみならず、ゲーム専用機のファミコンでさえも初期のラインナップから学習用ソフトがあったくらい(のちのハードでも学習用ゲームが流行ったりしたよね!)。「勉強のため」とか言われると「ついつい買い与えてしまう親心」今ならわかるな!

そんな『けっきょく南極大冒険』はプレイしても正直勉強にはならなかったけど、ゲームとしては不思議な魅力があったな。「シンプル・イズ・ベスト」を体現しているレトロゲームらしく「面白いは面白いんだけど特出して面白いわけじゃなくむしろ飽きやすい」のに時間があるとなぜかプレイしてしまうこの感じ、わかってもらえるかなぁ。アザラシに当たってよろめくペンギンの姿とか、一生懸命飛ぶ姿だとか、応援したくなるんだよね。あと、BGMとSEも妙にマッチしてて心地よかったような気がしてる。当時プレイしたファミっ子なら「神げ!」評価に否やはないって、私は信じているよ!

れとげ部!での評価

神げ!

ここが神げ!

ペンギンは第三宇宙速度を超えていた!?

――って、知ってた? 最初のステージだと「900kmを50秒で完走できる」ので「時速64800km」という計算になるそう。F15戦闘機の最大時速は約2817kmっていうから、いやさ、ペンギン速すぎやろっ!? グラディウスやパロディウスに出演するのも納得のスペックですね! ちなみにこのペンギンは『けっきょく南極大冒険』の時点では「名前はまだない」吾輩は猫である状態なんだけど、のちに「ペン太」と命名される。そして『パロディウスだ!』のペンギンはなんとペン太の息子の「ペン太郎」なんだって!

コメント! (レトゲで一言!)

  1. 管理人 ぶちょー より:

    コナミのファミコン参入第一弾。元々は教育ソフトだった「I love 地理」。そしてペンギンは第三宇宙速度を超えていた。

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