謎の村雨城

ファミコン

基本情報

  • ジャンル:アクション
  • 機種  :ファミリーコンピュータ ディスクシステム
  • 発売元 :任天堂
  • 発売日 :1986年4月14日

ゲーム概要

『謎の村雨城』知ってる? これはな~、知ってる人からすると「知られていないことが有名」な! 簡単に言うと「『ゼルダの伝説』に全部持ってかれた!?」みたいな! 有識者からは「不遇な扱いを受け続ける孤高のゲーム」と評されることも!? だから、はじめに断っておくと、このゲームを語るとき「ゼルダ、ゼルダ」言っちゃうのは許してほしい! だって、ゼルダなんだもの!(いみふ!)。――よしっ! それじゃあ、さっそく語っていきましょーか!

本作は『ゼルダの伝説』と同様の「トップビュー」「画面切り替え型」アクションである! しかしファンタジーなゼルダとは対照的に、時代劇をモチーフにしてる! 主人公は武士(剣士)だけど、主力武器は飛び道具っていうよね! ゼルダが謎解きを重視しているのに対して、『謎の村雨城』はアクション重視! ステージは『青雨城・赤雨城・緑雨城・桃雨城・村雨城』の5ステージで構成され、城内に入り奥にいるボスを倒せばステージクリア! 全ステージクリアでエンディングとなるよ!

本作は当初「『ゼルダの伝説』と並び「ディスクシステム」を代表するゲーム!」という立ち位置だった! にもかかわらずマイナー化してしまった!? ……なぜか? 正直、発売前はそこまで差がついていた印象はなく、むしろ本作をゼルダよりも推す人すら少なからずいたような……。でもね、やっぱりセルダ! 謎解き要素に加え、裏面まであったゼルダ! 一方の『謎の村雨城』は純然たるアクションゲーム、クリア後はループゲー……。内容が薄いと感じられたのは確かな事実であって、その評価が時間が経つにつれ大きくなっていったのだと私も考える。今や続編が次々と制作され、日本を代表するゲームの一つにまで登り詰めたゼルダ! 他方、『謎の村雨城』は続編はおろかリメイク作すら存在していないという不遇……。いつの間にか随分と差がついてしまったな。

ただね、これだけは言っておくと、本作の出来は決して悪くない! グラフィックもBGMも当時の水準としてはかなりレベルの高いものだった! とはいえ、フィールドは広大で、難易度も高く、冗長に感じられたのも事実である。そのため当時一般受けしなかったのもまた事実。今はどうだろうか。バーチャルコンソールでダウンロード配信されたけど、やはり再評価とまではいかなかったよな。「このまま過去のゲームの一つとして埋もれさせるには惜しい作品!」って声も聞かないことはないんだけども……。私の個人的な感想を述べるなら「しかし中年ゲーマーには荷が重い!」。昔はもっと上手に鷹丸を使えてた気がするんだけどなっ!(思い出を美化している可能性否めずっ!)

ストーリー

時は江戸時代。これは、四代将軍徳川家綱が天下を治めていたころの、ある地方の城下町の物語である。

多くの謎につつまれた城“村雨城”の中には、巨大な石像“ムラサメ”が祭られていた――。

ある嵐の夜、天上を引き裂くような雷鳴とともに、金色に輝く流れ星のような物体が村雨城に落ちた。それからである、城内から異様な叫び声が聞こえてきたのは。正体不明の生命体が“ムラサメ”にすみついたのだ。

“ムラサメ”が鳴く。その噂はまたたく間に広がった。一方、ナゾの生命体は村雨城以外の4つの城の城主達をも謎の力で支配し、4色の“謎の玉”を手渡した。その玉を手にした城主達は、玉の力で忍軍を操って暴れ始めるのだった。

城主反乱と“ムラサメ”の噂に事の重大さを感じた幕府は、その城下を元どおりに治めることと噂の真偽を確かめるために、剣法指南役の青年剣士“鷹丸”を、密かにその城下に送り込んだのだった。

しかし、その密命もすぐに“ムラサメ”の知るところとなり、鷹丸が江戸を出たときからすぐに、魔の手が忍びよってきた。城主の放つ忍軍・妖術使いが攻撃してくるのであった。

村雨城までの道のりは、青雨城、赤雨城、緑雨城、桃雨城の4つの城と、それらの城と城とをつなぐ街道の道中だ。

4人の城主を倒し、4つの謎の玉を手に入れれば、いよいよ“ムラサメ”が待ちうける村雨城だ。それまでの城とはちがう不気味な城内を、敵を倒しながら進まねばならない。

“ムラサメ”との死闘に勝った鷹丸がそこで見たものは? ナゾの生命体の正体とは……!?

取扱説明書 <謎の村雨城 ストーリー> より

れとげ部!での評価

隠神げ!:

ここが隠神げ!

確かに名作とまでは言えないけれど、良いゲームだよ!

「何かが足りない!」って思うゲームあるよね~。まさにそれ!

コメント! (レトゲで一言!)

  1. 管理人 ぶちょー より:

    不遇な扱いを受け続ける孤高のゲーム。はたして再評価される日は訪れるのか。しかし、いまや中年ゲーマーには荷が重い!

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