基本情報
- ジャンル:アクション
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :サンソフト
- 発売日 :1988年6月17日
ゲーム概要
- 出たね『超惑星戦記 メタファイト』! 大手メーカーに比すれば知名度はかなわない、しかし地道に地味に良いアクションゲームを作っていたサンソフト。
- このゲームはサンソフトのファミコンソフトの中でも特に評価が高いゲーム。マイナータイトルながら現在でも根強いファンが存在してる!(らしい!)
- ゲーム性は広めのマップを探索しながら進んでいく。てかクリアまでにめっちゃ時間かかる。……てかこれクリアできる?(セーブもパスワードもない。すなわち中断できない! まあ、ファミコンアクションあるあるだけどね)
- メインステージはサイドビューで、戦闘万能車両メタル・アタッカーに乗って進んでいく。この車両はジャンプとかも普通にできて、車両っていうよりも人型キャラに近い操作感ね。
- 車両はパワーアップしていくと水中移動、壁や天井への吸着走行など、いろんな機能が追加される。これにより移動範囲が広がっていくわけ。さらに武器のパワーアップも可! 壁を破壊できるようになったりする。
- ただ、それでも車両が通れないところがあって、そういうところは主人公が車両から降りて生身で進んでいかなきゃいけない。そして主人公がダンジョンに入ると画面がトップビューに変わって、迷路状のフィールドを8方向に移動しながら探索していくのね。
- ダンジョンにはボスもいて、これを倒して車両の装備を入手、新たなステージへ進めるようになる。2形態を交互にこなしていくゲーム性は、プレイヤーを飽きさせない工夫だよね。
- 1988年といえば『スーパーマリオブラザーズ3』が発売された年で、ファミコン横スクロールアクションゲームは円熟期を迎えていた。初期のアクションゲームからグラフィックも大きく進化して、アクションゲームがどんどん楽しくなってきていた。
- 『メタファイト』は話題性こそなかったものの、ゲーム性も良好で完成度も高かった。まさに通好みのシブいゲームだったと言えそうだね。
ストーリー
ソフィア第3惑星はイプシロン銀河のほぼ中央に位置し、高度な文明によって栄える惑星国家である。
時に宇宙暦2052年――
大宇宙の恐怖の魔王・GOZE(ゴウズ)率いるインベム暗黒星団の来襲は、惑星ソフィアの平和に終止符を打った…!
あやうく難を逃れた衛星NORA(ノーラ)の化学アカデミーでは、その総力をあげて、インベム打倒のための最終兵器…戦闘万能車両「メタル・アタッカー」を完成。
天才少年パイロット「ケイン=ガードナー」を戦士(コマンダー)として、「メタル・アタッカー」とインベム暗黒星団の戦いの火ぶたは、今まさに切って落とされた!!
バーチャルコンソール解説ページ より
れとげ部!での評価
神げ! :
ここが神げ!
- 金髪のあの子にはいつ出会えるのかなぁ……?
――パケ絵に金髪の女の子いるでしょ? いかにも「ヒロインです」的な。いつ出てくるのか、ワクワクしながらゲームを進めていくんだけど、なかなか出てこない。てかホント最後まで出てこない。エンディングが終わって……スタッフロールが流れて……ジ・エンドで「ようやくお前かーい!?」みたいな。しかも軽めのタッチで「イメージしてた出会いと全然違った……」みたいな。でもなんかその焦らしというか期待外れ感がクセになるっていうか神げっていうか(わかってくれるかなぁ……?)。ちなみに名前は「ジェニファー・コルネット」。NORA科学アカデミーの科学者にしてメタルアタッカーの開発にも携わっている天才少女。パッケージに描かれている以外本編中にとくに出番はなく、ご覧のとおりエンディングの最後で主人公のケインと共にデフォルメされたイラストが表示されるのみである。
コメント! (レトゲで一言!)
金髪のあの子にはいつ出会えるんだろう。
ワクワク、ワクワク……(オチは本文で)