エレベーターアクション

ファミコン

基本情報

  • ジャンル:アクション
  • 機種  :ファミリーコンピュータ
  • 発売元 :タイトー
  • 発売日 :1985年6月28日

ゲーム概要

『エレベーターアクション』は「スパイアクションゲーム」である! 最近だと、3Dで「スニーキングミッション(潜入任務)」を行うような潜入系ゲームが多くあるけど、2Dのゲームでスパイアクションっていうのはちょっと珍しくない?

主人公のスパイは屋上からビルに侵入して、タイトル通り「エレベーター」を主な移動手段として進み、赤いドアの部屋に入って機密文書を入手する。すべての機密文書を手にして地下1階にある脱出用の車に乗り込めばステージクリア! ――って、私は当時知らなかったよ!(君は知ってた?)。よくファミコンあるあるでいうところの「取説がない!」ってやつね(あるいは「取説なんて読まない!」っていうよね)。赤いドアに入るのはなんとなくわかって、でも地下にある車に乗り込めばクリアって気づけなかったな!(今にして思えば「なんで気づけなかったんだろ?」って感じなんだけどね)。そのため、私の中では「どうすればいいのかわかんないけど、なんとなくやっちゃう」不思議な魅力のあるゲームが『エレベーターアクション』というタイトルだった!

ステージは一周4面で古いアクションゲームによくあるスタイル、一周クリアすると難易度アップしてまた最初から。「主人公のジャンプ姿がとってもユニーク!」で、両脚を揃えて床と平行にする跳び方をよくマネしたっけ……(遠い目)。そんなコミカルな印象とは対照的に「難易度は高い!」。とくに「一定時間経過でマシンガンを持った敵が出現する」のはキツかったな! このゲームはオリジナルがアーケードなんだけど、そっちだと敵のスピードや数が増えて攻撃が激しくなり、しかもミスしてもその状態が継続するため実質ゲームオーバーと変わりなかったそう(永久パターン防止措置とはいえ、これはツライ!)。FC版はその点「じつは難易度緩和されていた」っていうのに驚いたよ。ただし、この手のゲームはミスすればすごく悔しくて、何度もコンティニューするうちにクリアできたときの喜びは大きいよね! 「噛めば噛むほど味が出る名作(スルメゲー?)だった」と評して間違いないんじゃなかろーか!(説明書さえ読んでいれば、ね!)

ストーリー

やあ……待たせたね!
君に極秘の任務を受けてもらいたい……いいね。
ある組織のビルに侵入し、敵の機密書類を全て盗みだしてほしいのだ。
書類は赤いドアの中にある。警備は厳重だ。
敵はガードマンといえどもプロだ! なめてかかると痛い目にあうぞ。
武器はピストルを用意した。
君の得意なジャンプキックも武器になるだろう…。
侵入は屋上からした方がいいだろう。あそこなら敵にも気付かれまい。
中にはエレベーターとエスカレーターがある。
エレベーターの動かし方は知ってるね。
前もってビルの内部を調べさせたが、1階から7階までのレイアウトが全くわからないのだ。十分注意してくれたまえ。
地下に逃走用の車を用意してある。
それじゃあ、すぐに出発してくれたまえ、
健闘を祈る……。

取扱説明書 <遊び方 極秘任務> より

れとげ部!での評価

神げ!

ここが神げ!

誰ん家に遊び行ってもあった!

ホントみんな持ってたなぁ……(私の周りだけ???)

コメント! (レトゲで一言!)

  1. 管理人 ぶちょー より:

    マンション住まいの子どもたちはエアガンを片手にリアルエレベーターアクションをたしなむのがファミっ子の常識だよね(今は非常識? ……え、昔も???)

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