基本情報
- ジャンル:アドベンチャー
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :ケムコ
- 発売日 :1988年11月22日
ゲーム概要
- これはけっこう有名なゲームですね。ケムコ即死アドベンチャー3部作の記念すべきトップバッターとして!
- (ケムコ即死アドベンチャー3部作とは『ディジャブ 悪夢は本当にやって来た』『シャドウゲイト』『悪魔の招待状』)
- ケムコといえば即死アドベンチャーゲームっていうね! 『時空の旅人』でこのジャンルを爆誕させてしまった事実は、はたして功績なのか功罪なのか……悩ましいところだよね(私だけ?)
- (ちなみに『時空の旅人』と書いて「時空の旅人」と読む)
- 本作は海外パソコン用ゲームからの移植作。実はこの海外オリジナル版がすでに即死ゲーだったとのことで、ケムコのせいじゃないっちゃないんだけど運命的なコラボレーション!(いや、ひょっとして狙ってたのかな?)
- 記憶喪失の主人公が殺人事件の濡れ衣を着せられてしまい、追っ手から逃亡しつつ、身の潔白を証明するための材料集めに奔走する――っていうゴリゴリのゴリハードボイルド設定!
- ところがハードボイルドなのは世界観だけに留まらず! 世界観以上にシステムがハードボイルドっていうね。さまざまな場面での選択ミス、即ゲームオーバーっていう即死ゲー!
- ただし即死することはするんだけど直前から再開できるっていう優しい仕様。それで「攻略意欲を削がれにくい」ってとこに『時空の旅人』からの進歩を感じさせる優しいハードボイルドである!
- ゲーム内で起こる出来事に対しての主人公のセリフが個性的でちょいちょい笑えるんだよね、これ。バカゲーなのか、これ?(異論はもちろん認めます)
- グラフィックはアメリカナイズドなハードボイルドテイスティングなんだけど、ファミコン移植のためかどこかホラー調に仕上がってる。とにかく濃い! でもそこもまあハードボイルドな味があるよね。
- あとプレイ経験者が必ず語る「セルフコマンド」ね。開始直後に「自分の未来を悲観して銃で自殺」っていうブラックジョーク的な笑いがここにある!(小学生男子とかこんなん好きだからね、そりゃファミっ子たちの語り草にもなるよね!)
- このケムコ海外移植アドベンチャー3部作すなわちケムコ即死アドベンチャー3部作については当ブログでもぜひコンプしたいと私は思ったな。
ストーリー
目が覚めると、男は見知らぬトイレの中に倒れていた。激しい頭痛の中で記憶を辿るも、何も思い出せない。動かそうとした左腕に鋭い痛みが走った。確認してみると左腕には注射の跡があり、右手には乾いた血が付いている。
俺は誰だ? ここはどこなんだ?
まったく何も思い出せない!!!
男はある殺人事件の濡れ衣を着せられようとしている。追跡の手を逃れ、自らの潔白を証明すべく、奔走していく――
れとげ部!での評価
無理げ!:
ここが無理げ!
- 即死ゲー!
――その一言に尽きると思うの。でも直前コンティニューで無理ゲーにはなってない。ゆえにクソゲーではないと思われ(ネットでもクソゲーって評価はあまり見られない。むしろ傑作って声もあるある)とはいえ、完全自力でクリアしようとすれば高難易度であることには違いないと思いますので「無理げ!」評価でお願いしますね。
コメント! (レトゲで一言!)
まだかな、まだかな~、ディジャブ2発売(ファミコンカセットに限る)