ファミリートレーナー 風雲たけし城 二

ファミコン

基本情報

  • ジャンル:体感型アクション
  • 機種  :ファミリーコンピュータ
  • 発売元 :バンダイ
  • 発売日 :1988年12月20日

ゲーム概要

『ファミリートレーナー 風雲たけし城 二』は1988年12月20日にバンダイより発売のファミコン・体感型アクションゲーム。昔の『ファミリートレーナー』は専用のマット型コントローラーを使用して足で走ったり跳んだりしていたこの感じ――最近のゲーマーに分かってもらえるかなぁ。

ファミトレは現在でも細々とシリーズが続いているんだが、「レッグバンドでJoy-Conを脚に装着!」みたいに専用コントローラーも進化していて、「ゲーム技術の飛躍的向上!」を如実に感じられる一つの好例と言えそうな。

――とはいえ、この手のゲームはどうしても足音が大きな騒音となってしまい、プレイする度にお母さんに怒られるのは、今も昔もそんなに変わらないような気がするのだけど、どうでしょうね? 併せて、ファミコンを床に置いてプレイしていると足をドタバタする衝撃が伝わっていきなりゲームが止まってしまうあるある――は、さすがに最新ゲーム機ではないかなぁ。

そんな「ファミリートレーナーシリーズの第9弾」が、本作『風雲たけし城 二』である――このように「2つのナンバリングを持つタイトル」は「ファミコンでは唯一」とのことで、じつは意外とファミコン史的に希少なゲームだったのね。

『風雲たけし城』はオールドゲーマーなら多くの方がご存じかと思われる、視聴者参加型アトラクションバラエティ『痛快なりゆき番組 風雲!たけし城』のこと。つまりこのゲームは「テレビ番組のファミコン化作品」であり、タイトルに『二』とあるように、前作『ファミリートレーナー 突撃!風雲たけし城』の続編となる。番組の概要は「ビートたけしが城主を務める難攻不落の『たけし城』――この城を落とすため、100人の一般応募者からなる攻撃軍が数々の関門(ゲーム)を攻略していく!」この感じ、『SASUKE』や『DOORS』を連想できればまさにドンピシャ。

ファミコンの『風雲たけし城』は番組を忠実に再現していて、番組に参加しているような雰囲気が味わえる点が、なかなかに秀逸だったと私は評価しているよ(とくに当時のファミっ子の多くは実際のテレビ番組への参加資格がなかった――出場資格は原則18歳以上の男女だった――ため、これを顕著に感じられたのではなかろーか)

本作『風雲たけし城 二』は各関門(ゲーム)の作り込み(番組再現)は前作以上にこだわっているものの、前作との差別化を図るためか関門を総入れ替えしてしまったためにマイナー化してしまった印象を受ける(番組の看板的な関門を前作でほぼ使ってしまっていたため)

併せて、最終決戦となる「殿とのカート対決」が前作で難しすぎた影響なのか、本作では難易度が大幅に下げられていて、団体戦がなくなったことも含めボリューム不足の感が否めず……。現在ではちゃんと動く専用コントローラーの入手も難しく、レトロゲーマー同士でもおすすめする機会は少ないように思われるけど、もしもおすすめするなら私は前作の方を推したいこの気持ち、両作のプレイ経験者ならばきっと分かって頂けるだろう(どうでしょうね?)

れとげ部!での評価

神げ!

ここが神げ!

ファミトレ専用ソフト(ファミコン)の中では一番メジャーなシリーズ!

だよね?(たぶん)。ぶっちゃけ当時この番組の人気は凄かったからな。海外でも放送されて人気が出たのは割と有名な話だそう。前回も書いたと思うけど、最近(2023年4月)にAmazon Prime Videoで令和版『風雲!たけし城』が配信されたのには、とっても驚いたんだな。

コメント! (レトゲで一言!)

  1. 管理人 ぶちょー より:

    プレイの衝撃でファミコンが止まるあるある。ドタバタ騒音でお母さんに怒られた思ひ出。

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