ファミリートレーナー 突撃!風雲たけし城

ファミコン

基本情報

  • ジャンル:体感型アクション
  • 機種  :ファミリーコンピュータ
  • 発売元 :バンダイ
  • 発売日 :1987年12月28日

ゲーム概要

『ファミリートレーナー 突撃!風雲たけし城』は1987年12月28日にバンダイより発売のファミコン・体感型アクションゲーム――本作は当時テレビで人気を博した視聴者参加型アトラクションバラエティ『痛快なりゆき番組 風雲!たけし城』のファミコン化作品だ。「ファミリートレーナー」というマット型体感コントローラーを使用して遊ぶようになっている。

ゲーム内容はまさに「番組のゲーム化」で、テレビでおなじみの7つの関門を突破して、たけし城に躍り込み、カート戦で城主たけしを破るのが目的となる。7つの関門は「国境の関所」「龍神池」「ジブラルタル海峡」など番組のアトラクションと同じネーミングが付されており、昔のゲームにしてはなかなかよく再現できているのではなかろーか? なにより、当時番組に参加できなかった子供たちにとって、「雰囲気だけでも番組に参加している気分が味わえる!」というのは結構大きかった気がしてる(友達の家で集まってやったらかなり盛り上がった思ひ出)

じつはテレビ番組の方の『突撃!風雲たけし城』のコンセプトは、ビートたけしさんによる「ファミコンを身体で。自分でマリオができないか?」との発想からきていて、つまり本作は図らずも「ファミコンの逆輸入」的な制作過程を持つことになったんだって。当時、たけし城の番組セットには総工費1億円がかけられたとのことで、これは現在のバラエティ番組では考えられない規模の予算であり、バブル景気であった当時としても非常に高額であったそう。放送当初はその投資に見合った高視聴率(20%超)を獲得していたものの、番組終了が近い1988年後半からは10%超あたりまで視聴率が下がり(それでも現在と比較すると十分な高水準だが)、セットのコストと採算が合わなくなって打ち切りとなってしまったんだな。伝説の番組を「体で味わえる!」貴重なソフトだと私は考えているよ。

れとげ部!での評価

神げ!

ここが神げ!

令和に『突撃!風雲たけし城』がまさかの復活!?

――なんて言っていたら2023年4月21日Amazon Prime Videoにて『風雲!たけし城』の独占配信がスタートしてびっくり。この令和版では、まるで本作の設定を逆輸入したかのように「本丸の他に3つの小城があり、4城構成となっている」と、今度はファミコンからの逆逆輸入的な制作過程が垣間見えたとのこと。時を経てなお相乗効果を与え合っているようなところになんとなーく感慨みたいなものを感じたのは私だけかなぁ?

コメント! (レトゲで一言!)

  1. 管理人 ぶちょー より:

    総工費1億円! 最高視聴率24.7%! 伝説のテレビ番組のファミコン化作品。令和版の復活でファミトレ熱が再燃したのは私だけ?

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