スカイデストロイヤー

ファミコン

基本情報

  • ジャンル:3Dシューティング
  • 機種  :ファミリーコンピュータ
  • 発売元 :タイトー
  • 発売日 :1985年11月14日

ゲーム概要

シュール&タフ。見た目は濃い味、中身は薄味。一日以上飛び続ける零戦STGといえば――そうです『スカイデストロイヤー』ね! オリジナルは同年リリースのアーケード版なんだけど、こちらは出回りが悪く、ファミコン版の方が有名かも――っていう比較的珍しいパターンか?

本作は3Dシューティング。1980年代半ばから技術力の上昇に伴い、これまでの固定画面・縦・横スクロールに加え、セガさんの『スペースハリアー』を代表とする「疑似的に3Dを演出するタイプのシューティングゲーム」も多く登場するようになっていたな。『スカイデストロイヤー』も大小のオブジェクトを利用して、後方視点で画面を奥にスクロールさせることで立体的な感覚を再現している!

ゲーム内容は、プレイヤーが零戦を操り、機銃と魚雷を武器に敵戦闘機と交戦しながら進んでいき、敵の要塞を目指す。「昼→夕方→夜→昼」とひたすらに飛び続け、敵の要塞(見た目は島)を魚雷で破壊すればステージクリア! そしてまた飛行して敵要塞の破壊を繰り返す……ってループゲー。機銃と魚雷は無限に撃てるって、シューティングゲームとしてはまぁ当然の仕様なんだけど、現実だったら「無敵の零戦だ!」と思わずにはいられない――みたいな。

飛行が長く、メリハリが乏しく、派手な演出もなく、BGMは「ブーー-ン」という自機のエンジン音のみ――とってもストイックかつシュールなゲーム性だと感じるのは、たぶん私だけじゃないはずだよね。ただ、自機が被弾した際には翼が炎上して海に落下していくという――なぜかここだけ凝った「死に際の演出」が強く印象に残っているんだな。敵の弾に当たったり特攻を喰らえばミスなんだけど、それ以外にも低空飛行し過ぎて海に触れても墜落するって初見殺しもあるから要注意ね。

ストーリー

戦闘激化の時代、フィリッピンへ向かう洋上で、一つの作戦がたてられていた。

それは彼らの持つ全てのゼロ戦に優秀なパイロットを乗せ、敵の巨大基地を攻撃するというものであった。

遥か南の洋上で繰り広げられる、敵戦闘機との激しい銃撃戦。

重爆撃機、戦艦の上下からの弾幕を撃ち破り、目指すは敵の巨大基地。

取扱説明書 <ストーリー> より

れとげ部!での評価

シュールげ!

ここがシュールげ!

パケ絵の顔が濃い!

このタイトルはパッケージのインパクトがありすぎる! ゴルゴ13のようなぶっとい眉毛に、醤油顔とは正反対をいくあまりにも濃すぎる顔! てか、日本人なのか? 一度見たら忘れられないインパクトがある! ……しかし、彼が本作の主人公なのかはまったくもってわからないという謎もまたあるある。

コメント! (レトゲで一言!)

  1. 管理人 ぶちょー より:

    シュール&タフ。見た目は濃い味、中身は薄味。エンジン音をBGMにひたすら飛び続けるストイック。この感じ、私は嫌いじゃない。

タイトルとURLをコピーしました