マリオオープンゴルフ

ファミコン

基本情報

  • ジャンル:スポーツ(ゴルフ)
  • 機種  :ファミリーコンピュータ
  • 発売元 :任天堂
  • 発売日 :1991年9月20日

ゲーム概要

『マリオオープンゴルフ』は1991年9月20日に任天堂より発売のファミコン・スポーツ(ゴルフ)ゲーム――何年かおきに現代でも最新作が出る「マリオゴルフシリーズ」の初期の頃の作品(『ゴルフJAPANコース』『ゴルフUSコース』に続く第3弾!)。このゲームは何と言っても「ルイデジ」!(そう思うの私だけか?)。マリオのキャディーを務めるのはもちろんピーチ姫なのだが、そうするとルイージのキャディーがいないってことで抜擢されたのが『スーパーマリオランド』(GB)で初登場したデイジー姫だった! そして、ルイージは本作で彼女と出会ったことがきっかけとなり、付き合い始めることになるっていう――なんかリアル! 心なしか本作のマリオ兄弟はいつにも増して浮かれている感じがしないでもないのは、そのせいか!(それとも、ストライプ柄の衣装のせいか?)

……しかしこのゲーム、そんな浮かれ調子の主人公たちとは裏腹に「とっても緊張感のある」仕上がりとなっている。それが何かと聞かれたならば「コースによって定められた規定スコアを超えてしまうとその場で即ゲームオーバー」になってしまうところだ――普通のゴルフならどんなにスコアが悪くとも、とりあえずコースを完走することはできるはずなのだが、本作は規定オーバーの時点で先に進むことができなくなってしまう。これは他のゴルフゲームになかなか類を見ない「鬼畜仕様!」と評されることもあって、規定スコアがシビアなコースではワンミスも命取りとなる緊張感溢れるプレイが味わえる。しかしながら、この鬼仕様のために難易度が高く感じられ、クリアできないファミっ子が続出――「クソゲー扱い」されてしまうこともままあるんだよな。

とはいえ本作の一般的な評価は、概ね「神ゲー」と言っていいと思ってる。さすがにファミコン後期の作品だけにグラフィックや演出が、初期の作品である『ゴルフ』(1984年5月1日発売)なんかと比べてみても格段に進化している! 任天堂の故・岩田聡元社長が編み出したという「3点方式」は当然本作にも健在――『ゴルフ』以降現代に至るまでほとんどのゴルフゲームで使われ続けているのも納得の、素晴らしいシステムだと改めて感じられる(「3点方式」とはゴルフゲームにおいて「ショットする」ときの操作システムのことで、まずボタンを押してスイング開始、もう一度押すと強さが決まり、最後のボタンで曲がり具合が決まるという仕様だ)

コースは「ジャパン、オーストラリア、フランス、ハワイ、イギリス」と進んでいくほど複雑になっていく。そして先述の「規定スコア」も厳しくなるので難易度も跳ね上がる。さらには風向きなども重要なポイントとなるが、むしろ後半になればなるほどリセットの嵐が吹き荒れること請け合い。本作にはファミコンには珍しい「メモリアルホール」があるのも嬉しいところ。これは「ホールインワン、アルバトロス、イーグル、バーディー」となったプレイをメモリーして「あのときの感激を再び見られる!」モードなのだが、しかし「新記録を出すと自動的に上書き」されてしまうため、凡庸なイーグルになりそうなときはわざと外したりする「オープンゴルフあるある」(逆にアルバトロスなどは全然出せない「オープンゴルフあるある」!)。最後に、本作には「セミプロのトミー」「プロのビリー」といった「マニアの間でさえ名前が挙がらない!」マイナーなマリオ作品出演キャラがいることにも、注目しておきたい。

れとげ部!での評価

神げ!

ここが神げ!

ルイデジ!

いや、言いたいだけなんだがルイデジ! しかし、ルイージには幸せになってもらいたいと願ってしまうのは、私だけかな?

コメント! (レトゲで一言!)

  1. 管理人 ぶちょー より:

    ある鬼畜仕様のためクソゲー扱いされることもたまにはあるが概ね神ゲー。そしてルイデジ。ルイージは本作がきっかけでデイジーと付き合い始めたのである。

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