基本情報
- ジャンル:スポーツ(プロレス)
- 機種 :ファミリーコンピュータ ディスクシステム
- 発売元 :任天堂
- 発売日 :1986年10月21日
ゲーム概要
昔は確かにすごかったなプロレスブーム……とか、懐かしく振り返ろうとしていたら、最近も結構すごいらしいねプロレスブーム! いやいや、ブームとかじゃないから、生活の一部だから、終わらず長く続いてくれたら、それでいいから――みたいな? そしてプロレスゲームも、最近でも割と新作が出ていて、何気に根強い人気を感じさせるジャンルである! ――そんなプロレスゲームの系譜において、重要な位置にあるタイトルが本作『プロレス』なのではなかろーか!
使用可能レスラーは6人。その中から1人を選択し、残りの5人を倒せばFWA(FAMICOM WRESTLING ASSOCIATION)王者になれる。そこから先は同じ敵との防衛戦。5回防衛するとFWF(FAMICOM WRESTLING FEDERATION)王者グレート・プーマとのタイトルマッチ! これに勝利して2冠王となればゲームクリア! 試合はギブアップなし、3カウントか場外リングアウトで決着する。2P対戦も可で、ファミっ子たちはこっちの方が燃えたんじゃないかな。キャラ選びの優先権をかけたジャンケンとか最高に燃えたんじゃないかな!
古い作品だけにグラフィックはお世辞にも綺麗とは言えない。だけど、カメラマンとか観客とか、当時としては作り込まれている印象は受けるね。システム的には「対戦相手の残り体力が多いと技がかかりにくい」など、のちのファイプロ(『ファイヤープロレスリング』)にも通じるところがあって、これが緊迫した試合展開を演出し、単純な中にも駆け引きを楽しめるよう、うまくできている。
うん、そうなんだ。本作はファイプロ(『ファイヤープロレスリング』)を開発した人が制作に携わっている。両作を比較するとゲームシステムのみならず、キャラクターのファイティングポーズなんかも似ていたりする。ファイプロといえば「プロレスゲームの中で最も有名な!」といっても過言ではない!(……と思われる)。となると、もしも本作『プロレス』がヒットしなければ、ファイプロは生まれなかったかもしれない。飛躍するに、プロレスゲームというジャンル自体が現代まで続くほどにはならず、衰退していたかもしれない……。そう考えると、本作『プロレス』が登場した意義は大きく、プロレスゲームというジャンルを語る上で欠かすことができない存在だ、と思っているのは私だけじゃないはずだよね!
れとげ部!での評価
神げ!:
ここが神げ!
ディスクシステム販売本数第5位!
ディスクシステムといえば「低価格で入手できる!」ことが一番うれしかったな。ゆえに、多くのファミっ子たちが持っていたんじゃなかろーか。(……てか、一人目にも勝てないだと!? えー、なんで!? 連射か? 連射なのかっ???)
コメント! (レトゲで一言!)
レトロゲーマーにとってプロレスとは何か。それはディスクシステム販売本数第5位の本作である。