忍者くん 阿修羅ノ章

ファミコン

基本情報

  • ジャンル:アクション
  • 機種  :ファミリーコンピュータ
  • 発売元 :UPL
  • 発売日 :1988年5月27日

ゲーム概要

今回は『忍者くん 阿修羅ノ章』ね! 「忍者くん? ジャレコでしょ?」って思うファミっ子もいるかもだけど、忍者くんは元々UPLさん制作なんだな! シリーズ一作目となる「魔城の冒険」のファミコン移植をジャレコさんが担当したことや、その派生作品となる『忍者じゃじゃ丸くん』を制作したこともあって、「忍者くん=ジャレコ」の印象強いよね!

さて、本作「阿修羅ノ章」は「魔城の冒険」の正統的続編! アーケードアクションの移植作で、この度はファミコン版の発売もUPLさんが手がけているという、正真正銘(?)の忍者くん! このゲームは「アクションゲームの最高峰!」に推す人もいるほど、未だに非常に根強い人気を誇っているんだけど、しかし、その評価はマニアと一般ユーザーとの間で真っ二つに分かれてる!?

その理由は偏に「難易度の高さ!」にある! とくに本作のウリともいうべき、新アクションの「壁キック」が難しい! 壁に接触する瞬間に逆方向にジャンプする感じの操作感で、三角飛びに登っていくのがカッコいい! ……んだけども、コツを掴むのにえらい時間がかかったな! 当然、多くのプレイヤーがここで挫折! この「初心者離れ」が評価以前の問題として、一般ユーザーには認知されるに至ってしまったのである!

ただし、この高難易度を除けば、本作は確かに評価に値する点がいくつも見られる。例えば、前作の特徴だった縦長のフィールドに加え、本作では横スクロールステージ、シリーズ最大の売りであるジャンプを封じた水中ステージなど、バリエーションに富んだフィールドを用意して、ゲーム性に変化をつけている。ところが、こうした変更がプレイヤーに評価される前に先述の「難易度の高さ!」が重大な問題として立ちはだかり、正当な評価を得ることができなかったのではないかと、私は考えてる。出荷数も少なく、なおさらマニア向けのゲームという印象がついてしまったんだろうな。――なんて、あたかもマニア視点で語ってみたけど、本作のれとげ部!での評価は「無理げ!」。アクション苦手な私にはやはり難しかったよ壁キック!

れとげ部!での評価

無理げ!

ここが無理げ!

壁キックが難しい!

それだけだ!(いや、それだけじゃないんだが!)

コメント! (レトゲで一言!)

  1. 管理人 ぶちょー より:

    マニアと一般ユーザーとの間で評価が大幅に異なる作品。それはなぜかを阿修羅考察する。

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