基本情報
- ジャンル:アクションRPG
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :サンソフト
- 発売日 :1986年12月18日
ゲーム概要
- 女戦士ルシアを主人公としたファンタジーアクションRPG。リリースはサンソフト。主人公のルシアは「ファミコン美少女キャラの人気筆頭!」との評価も高く、現代でも一部カルト的な人気を誇ってる。ちなみにビキニアーマーではなくてレオタードアーマー。サンソフトの評価を一変させたソフトとして知られてる。
- 洞窟の奥深くに封印されたマドゥーラの翼を裏切り者のダルトスが奪い、魔物を呼び寄せ世界征服を企んでいた。そんなダルトスの目論見を阻止すべく、マドゥーラの翼奪還のためにルシアが旅立つ。ってストーリー。
- 基本は全16面のステージクリア制アクションゲームなんだけど、各ステージに隠されたアイテムを集め、さらに敵を倒したとき稀に出現するライフやMPの上限アップする薬なんかでパラメータを上げつつ攻略を進めていくRPG要素もあるある。
- エンディングで突如王子様らしき人物が現れて、ルシアが彼を助けて結婚する感じなんだけど、唐突過ぎてよくわかんないっていうね。どうやら『マリオ』とか『ドラクエ』とか「男主人公がお姫様を助けるゲーム」に対するアンチテーゼ的な意味合いがあるらしいんだけど、説明書のストーリーとかでもまったく王子のことは語られていないから、プレイヤーの置いてけぼり感パナイの。
ストーリー
その昔、バダムの地に “マドゥーラの翼”と呼ばれる鳥像が伝えられていた。マドゥーラの翼を持つ者は、世を支配できる不思議な力を手に入れることを知り、人々は、マドゥーラの翼をめぐって争い、乱れ、栄枯盛衰を繰り返してきた。
ある時代に、心ある王のもとへマドゥーラの翼が渡ると、王はマドゥーラの翼を洞窟の奥深くへと収め、ラメール一族にこれをまもらせ平和な時をむかえた。
そして、数世紀。ラメールの若者ダルトスが一族を裏切り、マドゥーラを持ち去り、アレクス城の地下迷宮にたてこもった。ダルトスは、マドゥーラの力を得て魔者達を呼びよせ魔の要塞を築き、この世を支配しようと企てた。
アレクス城の生き残りの憲兵から、そのもくろみを知ったラメール一族は、アレクス城へ向けて戦士を送った。ラメールで唯一魔法の使えるルシアも戦士に加わった。
戦士達が、アレクス城に近づくにつれ、より強い魔者達が彼等を襲い魔法の使えない戦士達が一人倒れ二人倒れついにはルシアを残すのみとなったが、ルシアは一人となっても退くことなく勇敢に進む。アレクス城のダルトスを倒しマドゥーラを取り戻すことのできるのはルシアだけなのだ。取扱説明書 <ストーリー> より
れとげ部!での評価
神げ! :
ここが神げ!
- やっぱルシアはいいね!
――ビキニアーマーではない。レオタードアーマーはただの露出じゃなくて高潔なイメージも兼ね備えているのだ。 - アクションRPGとしても悪くない!
――機敏なジャンプアクション。スピード感ある移動速度。アクションに大事なテンポのいいゲーム展開が楽しめる。現代でもありがちなただの美少女キャラ人気のゲームにはなってないと思われ。 - 美しいグラフィック!
――青空輝く地上、夕焼けの大地、暗い地下洞窟……ファミコンながらも美しいと感じられるグラフィックやよし。 - 幻想的なBGM!
――穏やかで美しいタイトルBGM、疾走感と躍動感溢れる城ステージのBGM、ね。
コメント! (レトゲで一言!)
ビキニアーマーではありません。