ソンソン

ファミコン

基本情報

  • ジャンル:アクションシューティング
  • 機種  :ファミリーコンピュータ
  • 発売元 :カプコン
  • 発売日 :1986年2月8日

ゲーム概要

「やらなきゃソンソン、byハドソン!?」「いやいやソンソン、byカプコン!!」――でおなじみの(私の周りだけ?)『ソンソン』ですね! このゲームは『バルガス』に続く、カプコンさんのアーケード参入第2弾として発売されたアクションシューティングゲームのファミコン移植!(ファミコンソフトとしても『1942』に続いてやっぱり第2弾にあたる)。なんといっても説明書の漫画のキャラがかわいくて、パッケージとかも全部これで統一すればよかったのになーって、個人的には思ったり。

『バルガス』はSFを基調としたまさにシューティングって無難な作りだったんだけど、『ソンソン』は西遊記をモチーフとしたコミカルなデザインでチャレンジングな感じがしたな! 西遊記モチーフのファミコンゲームといえば『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』(1986年11月21日発売)のトラウマから、ファミっ子たちにはなかなか手を出しづらいところがあったんだけど、この頃はまだスーパーモンキーも大冒険する前だったから一安心(?)だったよね!

さて、本作の最大の特徴は「2人協力プレイ」が可能で、まぁ後年ではこれは当たり前の仕様になってくるんだけど、この頃はまだ貴重だったような気がしてる(とくにアーケード版発売の1984年当時は――)。1Pは孫悟空をモデルにしたソンソン、2Pは猪八戒をモデルにしたトントンを操作する。三蔵法師と沙悟浄(のちのアプリ版にてスイスイの名でプレイヤーキャラになるも、当時は名前がなかったな)は、さらわれ担当となっている。ソンソンとトントンはさらわれた三蔵法師とスイスイを救出すべく天竺を目指すのである!

ジャンルは先にも述べた通りアクションシューティングで、段差のある画面を強制スクロールで進行していく。この段差は上下の操作で一段ずつ移動可能だが、強制スクロールはなかなかスピード感があって、突如出現する得点アイテムのフーズを獲得するには、敵に注意しながら素早い移動が求められる。そうしていても1Pではほとんど取るのが不可能な位置にアイテムが出てくることがあり、これは容量の都合でマップを削除した際の調整不足に起因しているのだとか。そんなこんなカワイイ見た目に反し難易度は結構高めで、協力プレイは有効だったな。ただし、FC版はかのマイクロニクスさんが移植を担当していることもあってか、画面上のキャラ数が多くなると処理落ちが発生、快適なプレイを阻害してる。とはいえ、「『ソンソン』は中でもまだ遊べるレベル」との意見が目立っていて、じゃあ他はどんだけ酷いんだろ……ってところはまぁお察し(マイクロニクスさんは『魔界村』などに代表されるファミコンの、愛され系ではないガチのクソ移植でファミっ子の間じゃ有名なんだな!)

POWや弥七といったカプコン初期の定番アイテムも当然見られ、ボーナスアイテムの竹の子は『ゼビウス』のソルをオマージュしたものなんだとか! また、このボーナスアイテムには隠れキャラとしてエリマキトカゲも登場しており、当時の流行を反映させた一面も窺えるよね~。本作は、敵の攻撃を含めプレイヤーの攻撃で破壊できないものはないため、とにかく連射しまくるのが攻略のカギとなっている! 連射といえばやっぱりハドソンさんを連想するところだけども「いやいやソンソン、byカプコン!」ですからねっ!!!

れとげ部!での評価

孫げ!

ここが孫げ!

ソンソンは孫悟空の孫なんだって!

だから、孫孫!
だから、孫げ!
……孫だけだ!

コメント! (レトゲで一言!)

  1. 管理人 ぶちょー より:

    やらなきゃソンソン、byハドソン!? いやいやソンソン、byカプコン!! 説明書の漫画キャラがかわいくて好き。

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