基本情報
- ジャンル:アクション
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :エニックス
- 発売日 :1985年7月18日
ゲーム概要
『ドアドア』は1985年にエニックスさんより発売のファミコン・アクションゲーム! ドラクエなどでおなじみのチュンソフトさんが開発した記念すべき第一作である!
操作性は至ってシンプル。十字ボタンは左右移動と階段やハシゴの上り下りで、A・Bボタンはジャンプ。主人公のチュン君を繰り、ドアの前を通過することで開け閉め、敵であるエイリアンたちを誘い込み、すべてドアの中に閉じ込めればステージクリア! ステージが進む毎に難易度がアップしていく! ちなみに、チュン君の名前の由来は本作の制作者でありチュンソフトの創業者である中村光一さんの『中』の字で、麻雀牌の「チュン」という呼び名にかけたんだって! これは言わずもがな社名の由来にもなっている!(ジャッキーではないんだね! ――てか、中村さんの高校時代のニックネームが「チュン」だったんだって!)
――うん、まぁゲームも面白いんだけど、本作はこの中村光一さんという人物を知れたことの方が、私にとっては興味深い! まさに「TVゲーム偉人」のお一人に数えて差し支えないのではなかろーか! 中村さんは高校のときゲームやりたさに数学同好会に入る。そこでプログラムの基礎を学び、新聞配達でお金を貯めPC-8001を購入。アーケードゲームの移植作などを当時のパソコン誌『I/O』や『月刊マイコン』に応募。当時の中村さんはそれらソフトの印税で高校生ながら200万円以上の収入を得ていたという。『ドアドア』はアマチュアプログラマー時代にエニックスさん主催の第1回ゲームホビープログラムコンテストで優秀作品賞(準優勝に相当する)に輝いた作品。しかして中村さんは高校生ながらに「優勝の自信があった」そう。結果に少しがっかりしたというから凄い! その後、大学に進学する頃にはすでにゲームの印税が1000万円以上あったとか。そして、在学中にチュンソフトを起業して『ドアドア』のバージョンアップである『ドアドアmkII』を制作、これを移植したのがファミコン版『ドアドア』で、早くから結びつきの強かったエニックス販売・チュンソフト制作という、最強コンビが誕生したのである!!! ね、「神げ!」でしょ?
れとげ部!での評価
神げ!:
ここが神げ!
リアルペーパーボーイかっ!?
「少年は思った。『働かなきゃ……働いて、働いて、有名になるんだ!』……そして、少年は新聞配達を始めた!!」――って、『ペーパーボーイ』というゲームの宣伝文(メガドライブ版)なんだけど、「いやいや有名になるために新聞配達て……」とちょっと小馬鹿にしてた。しかし、よくよく考えてみれば、新聞配達などのアルバイトで資金を調達し、それを元手に有名になった人って結構いるよね。馬鹿にしてごめんね、ペーパーボーイ(『ドアドア』の話はどこへ消えた???)
コメント! (レトゲで一言!)
ペーパーボーイを小馬鹿にしてしまったことを反省したTVゲーム偉人伝(『ドアドア』の話はどこへ消えた?)