メトロイド

ファミコン

基本情報

  • ジャンル:アクション
  • 機種  :ファミリーコンピュータ ディスクシステム
  • 発売元 :任天堂
  • 発売日 :1986年8月6日

ゲーム概要

『メトロイド』! 日本の子どもたちにアメリカの都市「デトロイト」を「デトロイ」と間違えて覚えさせたくらい有名な!(違うか?)。あるいは、「1時間以内にクリアしたら全部脱いだ!?」との噂に踊らされ、夏休みなのをいいことに朝の4時から最短ルートを駆け抜けた子どもたちを大量に生んだことで有名な!(私だけか?)

そんな(?)『メトロイド』は任天堂さんが放つディスクシステム専用ゲーム第5弾! 同社らしからぬハードな世界観を持ったSFアクションということで、じつは日本よりも海外の方でウケがいいってこれまた有名な話! こういう探索型のアクションゲームを「メトロイドヴァニア」(メトロイド+キャッスルヴァニア―悪魔城ドラキュラの海外名―)と呼称するのも海外が主で、その人気の高さを物語っているよね~。

『メトロイド』にはベストな攻略ルートはあるものの、ある程度自由に行動できるのがウリなんだな! 「丸まり」で狭い通路を移動しながら、あるいは壁を壊したりして抜け道や隠し通路、アイテムを手探りで見つけていくのが面白い! 主人公のサムスは要塞内に点在するアイテムをゲットすることでパワーアップしていく! ゲートを破壊するにはミサイルが必要で、その残弾には常に気を配ったな! 通常攻撃のビームもパワーアップアイテムを取ることで変化する! アイスビームは敵を凍結させる効果を持ち、凍った敵を足場として利用できる便利! 波動ビームはノーマルビームの2倍の破壊力を持つ凶器! ただし併用はできないため、アイテムの再取得には少しもどかしさを感じたな!

本作は「開発期間が短かった」というのもよく知られたエピソードで、急ピッチで制作が進んだためか、確かに粗削りな部分もあるにはある。しかしながら、シリーズの基礎となる部分はこの時点でほぼ出来上がっているといっても過言ではないくらい、総合的な完成度は高い。また、このゲームの名が代名詞ともなる「探索型アクション」というジャンルになったのも前述の開発期間の問題が生んだ偶然の産物だったとのこと。グロテスクな敵、賞金稼ぎの主人公、そして「その主人公の正体はなんと女性だった!?」という衝撃的なエンディングはもはや知らないゲーマーはいないほどで、ハリウッド映画をも彷彿とさせるところがある! ちなみに、エンディングはクリアまでの時間によってサムスの露出度が変化し、1時間36分未満でクリアするベストエンディングではビキニ姿を拝むことができる(これが冒頭ネタの正体ね! 逆に、32時間32分以上かかるとサムスが後ろを向いて泣くウル技となるそうな!)。うん、「神げ!」だよね!

ストーリー

コスモ歴2000年代、銀河系では、多くの惑星からの代表者からなる、議会をもとに「銀河連邦」を設立し、繁栄の時代を迎えていた。文明や文化の交流が盛んに行われ、多くの星間連絡船も行き来していたが、一方でその船を襲う宇宙海賊も現われた。

連邦局は銀河連邦警察を組織したが、海賊の攻撃は強力で広大な宇宙の中で捕えることは困難であった。そこで連邦局では連邦警察とは別に勇猛果敢な戦士たちを集め、海賊たちと戦わせた。彼らは宇宙戦士(スペース・ハンター)と呼ばれ、海賊を捕え賞金を受け取る、賞金稼ぎであった。

コスモ歴20×5年、重大な事件が起きた。外宇宙調査船が宇宙海賊に襲われ、「惑星SR388」で発見された未知の生命体のカプセルを奪われてしまったのである。生命体は一種の浮遊生命体で、β線を24時間照射すれば活動を再開し増殖する。しかもSR388星の文明は、何者かによって破壊された疑いがあり、発見された生命体に原因がある可能性が強かった。不用意に増殖させると非常に危険なのだ。この生命体を「メトロイド」と名付け地球へ持ち帰ろうとしたところを、宇宙海賊に奪われてしまったのだ!

「メトロイド」が海賊の手によって増殖され、武器として使われるようになれば銀河文明が破滅してしまう。連邦警察は必死の捜索の末、海賊の本拠地「要塞惑星ゼーベス」を発見、総攻撃を行ったが、海賊の抵抗は強く、攻め落とすことはできなかった。要塞の中心部ではメトロイドを増殖させる準備が着々と進められているらしい。

連邦警察は最後の手段として宇宙戦士をゼーベスの内部に侵入させ、要塞の中心であるマザーブレインを破壊する作戦を決定。選ばれた宇宙戦士が「サムス・アラン」である。彼は最も優秀な宇宙戦士であり、絶対不可能といわれた数多くの事件を解決してきた。全身にサイボーグ強化手術をうけ超能力も身につけた人物で、敵のパワーを吸収する彼のスペース・スーツは海賊たちにも恐れられていた。しかし彼の真の正体はまったく謎に包まれていた。

惑星ゼーベスは自然の要塞で、外側は特殊な岩におおわれ、内部が複雑な迷路になっている。しかも、海賊の手によって様々な仕掛けや“わな”がはりめぐらされており、いたるところに不気味な海賊の手下が待ちうけている。サムスはゼーベスの侵入に成功。残された時間は少ない。サムスはメトロイドを倒し、銀河文明を救えるだろうか?

取扱説明書 <メトロイド ストーリー> より

れとげ部!での評価

神げ!

ここが神げ!

1時間以内にクリアしたら全部脱いだ!?

――っていうけれど今にして思えば、仮にそれが真実だとしてもファミコンのドット絵だったんだよな。そこにハラハラドキドキできて、多大な時間とエネルギーをかけられたっていう、若かったな!(違うか?)

コメント! (レトゲで一言!)

  1. 管理人 ぶちょー より:

    「1時間以内にクリアしたら全部脱いだ」との噂を信じて夏休みの朝も早よから最短ルートを駆け抜けた若かったな。

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