基本情報
- ジャンル:シューティング
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :ナムコ
- 発売日 :1985年12月6日
ゲーム概要
- 1人称疑似3D視点という、まるで自分がコクピットに乗って自機を操作しているような――そんなゲーム体験ができそうなシューティングゲーム。しかも本作はただ敵を撃ちまくるだけじゃない。戦域に、リアルタイムに、同時に――侵攻してくる複数の敵を阻止・撃退するストラテジー要素が導入されている。
- ゲームモードは3つ――
・TRAINING :初心者向け。トレーニングモード。
・COMMAND :中級者向け。コマンドモード。
・ADVENTURE:上級者向け。アドベンチャーモード。 - たとえば、自分がガンダムに乗って戦っているような――一見するととても子どもウケしそうな内容なんだけど、当時を知る人たちの話では「さほど人気はなかった」ということ。どうやらレーダーの見方とかゲーム自体の難易度とかがむずかしすぎたみたいだね。
ストーリー
今この宇宙は、深刻な運命にさらされていた。次元を越えて侵略して来た「バッツーラ」と呼ばれる種族がビッグバン(宇宙の始まりの状態)を再び起こさせるというのだ! キミの使命は、「バッツーラ」からこの宇宙を救うことにある。
取扱説明書 <ストーリー> より
れとげ部!での評価
無理げ!:
ここが無理げ!
- 敵の動きが速すぎる!
――って思うのはニュータイプではない私だけ?(自分はニュータイプではないと知ったときの絶望感……「それでもあきらめたくない!」魅力がこのゲームにはある!) - レーダーの見方がムズい!
――でもそもそもレーダーってそんなもんなんだろうね……。 - 真のエンディングなんて無理げ!
――暗黒惑星? 真のエンディング? なにそれ? なにそれ!? - ダンボールでコクピットを作りたくなる!
――そして敵にやられ、自らの手により破壊される! - アドベンチャーモードは運げ過ぎる!
――何度もリセットする必要がある!
コメント! (レトゲで一言!)
たぶんやった人みんな「無理げ!」って評価を否定はしないと思うんだけど、レビューとか見ててもハマってる人はすごくハマってる印象を受けるんだよね、このゲームは。「自分がコックピットに搭乗して戦ってる気分になれる!」っていうのはたしかにアツいし、そのために働かせる豊かな想像力とか難易度を受け入れられる熱意だとか――持ってる人にはハマるんだろうなぁって思ったよ。私は内容にはある程度の興奮を覚えるんだけど、そこまでアツくなれないなってのが正直なところ。想像力が足りてないのかなぁ。ニュータイプじゃないからなのかなぁ(若干の恨み節)。「早すぎた名作」っていう評価には「たしかにそうかも」って思ったよ。じゃあ今の技術で本気で作ったらどうかな? 3DVRにして。オンライン多人数プレイ可能にして。自宅デスクをパーソナルブース化して。ホームスピーカーとか音にもこだわってみたりして。部屋を暗ーくして。歴代の好きなモビルスーツに乗れるガンダムゲームにして(スターラスターごめん)。みんなで挑めば惑星を見捨てなくてもよさそうだし。噂の暗黒惑星だってきっと破壊できそうだし。――って言ってみたけど、やっぱり人を選びそうだね。