闘いの挽歌

ファミコン

基本情報

  • ジャンル:アクション
  • 機種  :ファミリーコンピュータ
  • 発売元 :カプコン
  • 発売日 :1986年12月24日

ゲーム概要

『闘いの挽歌』は1986年にカプコンさんよりアーケードでリリースされた横スクロール型アクションゲーム――のファミコン移植! タイトルからして硬派! 内容もあの映画やあの漫画を想起させる、荒廃した世界観! 剣王「アキレス」が恐怖と暴力で民を支配する世界で、モヒカン風の男やトゲつき棍棒など物騒な武器を抱えた巨漢が、うん「マッドマックス」や「北斗の拳」を彷彿とさせるよね!

そんな荒んだ世界に平和を取り戻すべく立ち上がったのが主人公である君だ! いや、主人公には「リュウ」っていう名前がちゃんとついているんだけどね。ちなみに「リュウ」といえば『ストリートファイター』や『ブレスオブファイア』の主人公の名前でもあって「カプコンさんといえばリュウ!」といっても過言ではないイメージあるけど、本作が「カプコン製ゲームでのリュウの初出」であるらしい。そのリュウの武器は剣と盾、スラッシュ(ナイフ使い)のマジックボールを盾で受けるとこれらは飛ばされてしまい、攻撃方法が素手(パンチとキック)へと変わる!

このゲームの攻略の要はなんといっても「盾」である! 敵は横からはもちろん、上から、斜めからなど、いろんな方向から攻撃を仕掛けてくるため、これに合わせて防御しなければならない! そして、攻撃後の隙を突いて一撃を加える! この一連の流れがうまく決まると爽・快! でも、この防御操作が「本作の難易度を押し上げている!?」

――とはいえ、それはどちらかといえばアーケードのイメージが強く、ファミコン版はだいぶ難易度が下がっている印象を持つよ。ある程度ゴリ押しでも進める感じになっていて、コンティニュー(ゲームオーバー後、十字ボタンの上を押しながらスタートボタン)もできるから再挑戦の苦痛が少ない! ――まぁ、それでも難しいと感じる人はいるかも(じつは私も!)。さらにいうとアーケードのグラフィックがよかったから、ファミコンの画質に物足りなさを覚えたプレイヤーも当時は少なくなかったんじゃなかろーか(じつは私も!Part2)。しかしトータル的には「よくできた移植だ!」と私は思ってる!

「れとげ部!での評価」は「神げ!」。『闘いの挽歌』という硬派なタイトルから想像できるストイックな内容は「万人から愛されるゲームではない」かもだけど、「盾」を使った奥の深い防御システムは、後の格闘ゲームなどにしっかりと活かされている気がしてる。2人対戦プレイができる「V.S GAME」も何気に嬉しかったな。「リュウ」という名とともにカプコン製ゲームに現在も受け継がれている要素のあるレトロゲームなんじゃないかな!

ストーリー

核戦争が終局を迎えた世紀末、剣王の率いる悪の軍団によって支配され続けている世界があった。この世界の人々は、悪の軍団の横暴なやり方に怯えながらの生活をすごしていた。

全ての武術を習得している君は、剣王の力に怯えている人々の依頼を受け、今立ち上がった!

箱裏 <悪はオレが裁く!!> より

れとげ部!での評価

神げ!

ここが神げ!

盾ゲー!

「盾」が攻略に重要な役割を果たすゲームを「盾ゲー」という初耳。この盾ゲーには「名作が多い」とゲームファンの間では有名なんだって。例えば『ゼルダの伝説』とかね。確かに名作だよね!

コメント! (レトゲで一言!)

  1. 管理人 ぶちょー より:

    盾ゲーには名作が多いとはゲームファンならば常識である。では、この盾ゲーはどうか(YouはShock?)

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