ロマンシア

ファミコン

基本情報

  • ジャンル:アクションアドベンチャー
  • 機種  :ファミリーコンピュータ
  • 発売元 :東京書籍
  • 発売日 :1987年10月30日

ゲーム概要

  • 難易度設定がおかしい。何事にも限度というものがある。可愛らしい外見に騙されてはいけない。極悪な難易度に悶絶すること請け合い。
  • この界隈では有名なゲームだよね。『ドラゴンスレイヤー』シリーズの3作目(ただし、ストーリーや設定上のつながりはない)。PCゲームのファミコン移植版。移植の際に難易度調整が行われたって話だけど、それって本当?
  • 日本において独自の発展を続けていたコンピューターRPG。その中でも、とくに1980年代中盤のPCゲームの中核をなしてきたのが「謎解き」の要素だった。
  • 当時は「難しい謎を解くほど達成感が得られる」って考え方が恒常化してた。「難しいゲーム=良いゲーム」って考えが蔓延してた。『ハイドライド』や『ザナドゥ』みたいな「ノーヒントのA-RPG」が大ヒットしたのもこの流れに拍車をかけて、もはや誰にも止められない感じになってた。
  • その難易度のインフレが頂点に達した頃に発売されたのが、はい出ました『ロマンシア』。開発は当時ゲームメーカーとして絶頂を極めていた日本ファルコム。もしもこのゲームが中小メーカーから発売されていたら……おそらくここまでヒドイことにはならなかったんじゃなかろうか。
  • 当時『ザナドゥ』が大ヒットした影響もあって、PCゲームとしてはかなりの売り上げを記録してしまった。そして多くのプレイヤーがこのゲームの不条理な難しさに悶絶することになってしまった。
  • このゲームの難しさはなんといっても「ハマリ状態」にある。終盤になって気づいたとしても、その原因が何だったのか、思い起こしてみてもまったく分からない。そのためトライ&エラーしようにも、どう正したらしたらいいのか分からない。
  • たった一つの行動がハマリを呼び、しかもその行動が分からず、ガシガシやる気を削いでいくという悪魔的な仕様。制限時間の下二桁が合っているときのみ通れるって、そんなん分かるか! 噂では攻略本制作のスタッフも投げ出したらしいよ。(制限時間とそれに伴う謎解きはFC版では削除されている)
  • 発売からしばらくして、この難解な謎解きが批判されるようになり、プレイヤーの不満が噴出。本作の後に発売された『イース』が成功したのを機に、日本ファルコムは方針転換。『ドラゴンスレイヤー』シリーズの難易度も大きく低下していった。コンシューマー機でもRPGが発売されるようになると、その流れは急速に加速していく。(RPGは優しさの時代に)
  • そんなわけで本作は、シナリオ&キャラ重視のJRPGがガラパゴス化した一つの要因として挙げられることもある、伝説的な無理ゲーである。

ストーリー

はるか遠い昔。北方の広大なる森の中に二つの小さな王国が肩をよりそうようにしてありました。兄弟である2人の王によって治められていて、兄王の国をロマンシア、弟王の国をアゾルバと言い、人々は平和で静かな日々を送っていました。

しかし、平和な日々というものは、そう長く続くものではありませんでした。ある日、ロマンシアの王女セリナが何者かにさらわれ、アゾルバ王国の方へと連れ去られてしまったのです。

王国では、ただちに若き戦士たちによる「王女救出隊」が編成され、アゾルバへと送られていきました。が、彼らはそれっきり戻ってくることはありませんでした。やがて、王国に病が流行りだし、各地でさまざまな異変が起こるようになりました…。

それからしばらくたったある日のこと、ロマンシア王国に1人の若者がやってきました。彼の名はファン=フレディ。とある王国の王子で、いろいろな国を旅してまわってる彼は、ロマンシア国、アゾルバ国を囲む”冒険の森”とよばれる森に迷いこみ、モンスターと戦っているうちにロマンシアにたどり着いたのです。

この国を歩きまわっているうち、彼は町という町に若者の姿がみられず、ひっそりと静まりかえっていることに気付きました。人々は何かに怯えているかのように身体を震わせすすり泣いています。

また、町のいたるところで病人が苦しみもがいている光景もみられ、彼はしだいにこの王国で何が起こったのかが気になりだしました。

今、ファン王子はロマンシア城の前にいます。王にあって話を聞くも、城に入らずセリナ姫探索の旅に出るも、ここからはファンであるあなたの自由です。ただし、もう後戻りはできません。あなたの冒険は今はじまったばかりなのです。

れとげ部!での評価

無理げ!

ここが無理げ!

  • 原因不明の詰み(ハマリ)!
    ――やってはいけないことをやってしまうと先に進めなくなる、原因不明の詰みが存在。しかも多数。いつ間違ったのかを理解するのも難しいレベル。
  • セーブがない!
    ――進めなくなったら、最初からやり直すしかない。

コメント! (レトゲで一言!)

  1. 管理人 ぶちょー より:

    かわいさ余って、難しさ100%。ファミコンってかWindows以前のPCゲームの代表的ソフトとして外せない一本。「難しいほど良いゲーム」という当時のインフレの到達点。極悪な難易度設定が本作のすべて。いずれこうなるのは目に見えていたとはいえ、難易度だけでここまでひどいことになるのか……。ただしアクションは良い。さすが日本ファルコム。

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