基本情報
- ジャンル:横スクロールアクション
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :カプコン
- 発売日 :1991年12月6日
ゲーム概要
- 言わずもがな「ロックマンシリーズ」第4作目。『4』といえばボタンを長押しすることで撃てるチャージショット(溜め撃ち)が初めて搭載された。これはその後のシリーズでも標準アクションに。この辺りからいろいろと安定してきたイメージあるよねロックマンは。
- 例えば「ファミコンのロックマンといえば高難易度ゲー」という印象を持つ。しかし本作は前作までに比べ難易度が一気に緩和された。コアなアクションファンには物足りなくなったかもだけど、新規のプレイヤーにはとっつきやすくなって、私の周囲では本作で初めてロックマンをプレイしたというファミっ子も地味に多い気がしてる(まぁ世代的なとこもあるかもだけど)。ロックマン入門におすすめしたい作品。
- そして本作で最も話題に上ることの多いのが「高額げ!」であるということ。そう、ゴールドカートリッジね。この作品はボスキャラのデザインを公募していて、選ばれた人にのみ贈呈された非売品ソフト。つまりは世界に8本しか存在しないレアリティ! テレビ番組などでも取り上げられたりしてる。価格が気になるところだけど、現存する数があまりに少なすぎて実際の取引価格が表に出てこない。たしか『キン肉マン マッスルタッグマッチ』のゴールドカートリッジがオーディションで100万円超えを記録したことがあるから期待は否応なしに高まっちゃうよね。ただ『キン肉マン』は実質世界に1点ものだからレア度は本作より高めか。『ドラゴンボールZII 激神フリーザ!!』のゴールドカートリッジは箱説・イベントグッズ付の良品が約91万円で落札されたこともある。本作のゴールドカートリッジも現実にオークションに出品されたらおいくら位になるんだろーか。ファミっ子ならどうしても気になっちゃうよね!
キン肉マン マッスルタッグマッチ
『キン肉マン マッスルタッグマッチ』は1985年11月8日にバンダイより発売のファミコン・対戦アクションゲーム。れとげ部!での評価は「神げ!:☆3」。ただ連打してるだけでも楽しく、ブロッケンJr.使用禁止令やゴールドカートリッジなど面白い話もいっぱいあるよ。
ドラゴンボールZII 激神フリーザ!!
『ドラゴンボールZII 激神フリーザ!!』は1991年8月10日にバンダイより発売のファミコン・RPG。れとげ部!での評価は「高額げ!:☆4」。ファミコンDBZゲー第2弾。DBZはアニメもゲームもいいところで終わるのが最高にワクワクしたな。
ストーリー
未知の惑星にて巨大ロボット“γ”(ガンマ)との戦いを終えたロックマンは、博士のいる研究所に戻り、戦果の報告を行った。
そして、1年後…
突如、研究所のモニターが自動的に作動し始め、そこには今までには見たことのない人物が映し出されていた。
彼の名はコサック、Dr.ワイリーと同じく世界征服を企む、野望多き科学者であった。
彼は、ロックマンとライト博士に向かい既に征服した8つの都市を次々とモニターに映し出し、巨大な力を見せつけこう言った。
「我に従うのもよし、歯向かい戦いを挑むのもよし、良く考え、答えを出すが良いぞ!!」
ライト博士は密かに開発していた、ニューロックバスターをロックマンに装着させ、コサックによって征服された8つの都市の平和を取り戻すため、再び戦場に向かわせた。
コサックの出現によって、新たな戦いが始まったのであった。取扱説明書 <ストーリー> より
れとげ部!での評価
神げ! :
そして……
高額げ!:
ここが神げ!
- 遂に完成されたゲームバランス!
――ファミコンのロックマンといえば高難易度ゲーのイメージ。でも、それは『1』~『3』までの印象が強い(とくに『2』!)。『4』ではこの難易度が大きく緩和され、より幅広いプレイヤーが楽しめるようになった。ここから以降のシリーズについてもこのゲームバランスが基本になっていったんじゃないかな。アクションゲームは「難しいほど良い」時代から「誰でもクリアできるのが良い」時代へ……。コアなアクションファンにはちょっと物足りなくなったかもだけど、ね。
ここが高額げ!
- 実際おいくらなのレアリティ!?
――ボスキャラデザインの一般公募で採用された選ばれし8名のみに贈呈されたゴールドカートリッジね。当然非売品。世界に8本しか存在しない超レアソフト。これが高額なのはかなり有名な話。なぜなら『TVチャンピオン』『ゲームセンターCX』『お試しかっ!』などいろんなTV番組で取り上げられているから。『開運!なんでも鑑定団』(2014年8月12日放送分)では当選者ご本人(「ブライトマン」をデザインした榎本よしたかさん)が登場して、40万円の値が付けられた。秋葉原のゲーム店では59万円の値が付いていたこともあるそう(現在この商品には値札は貼られていないらしい)。しかし現存する数があまりに少なく、オークション市場の流通にも乗らないため、現実に売買が成立するであろう価格は数倍になるともいわれている。実際オークションに出たらおいくら位になるのか。ファミっ子ならどうしても気にならずにはいられないところだよね~(とくにコレクターの人たちは、ね)。
コメント! (レトゲで一言!)
ゴールドカートリッジはプライスレス