ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?

ファミコン

基本情報

  • ジャンル:横スクロールアクション
  • 機種  :ファミリーコンピュータ
  • 発売元 :カプコン
  • 発売日 :1990年9月28日

ゲーム概要

  • 前作から2年以上のブランクを経て、ついに発売されたロックマンシリーズ3作目にあたる本作『ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?』ね! 意味深なサブタイトルだけど、じつは当初これが「シリーズ最後の作品」となる予定だったんだって!?

  • しかし、150万本を超えた前作より下回るとはいえ、本作もミリオンを達成しているからね。ここで終わらせるにはもったいない! それが理由かは定かじゃないけど、結局「ロックマン」はファミコンでシリーズ6作まで発売されることになった。それは今でも続いていて、ロックマンといえばもはやカプコンさんの看板タイトルだもんね!

  • さて、そうは言っても「Dr.ワイリーの最期!?」だからね!? ストーリーが気になるよね! プロローグでは前作まで2度の世界征服に失敗したDr.ワイリーが改心!? ライト博士と協力して平和のためのロボット開発を進めていた……、っていう。でも、結局は裏切るっていう。
  • そして、じつはブルースが今作で初登場! シリーズとして新たな展開を迎えている予感。ただなぁ……。
  • ゲームだけだとストーリーがわかりにくい! 最初から「悪の科学者の世界征服計画阻止」が目的だと前2作までで刷り込まれてちゃっているからね、こっちは。いきなり「ワイリーが裏切った!?」と言われても混乱しちゃうよね。まぁ、この辺りは未だ発展途上のファミコンゲームならばしょうがない感はあるかな。次作の『4』では会話シーンも増えて、だいぶストーリーもわかりやすくなってた気がするし。ロックマンは純粋にアクションだけでも面白いから、ここに文句をつけるべきじゃないのかもしれないけど。

  • 本作『3』では、アクション性の洗練されたな。『2』ではとくに追加アクションはなかったんだけど、今回はスライディングが追加された。敵の攻撃回避だけじゃなくて、移動時間の短縮にも使えて便利だよねスライディング!
  • それから前作のアイテム1~3号が進化! 犬型サポートメカ「ラッシュ」として以降はレギュラーメンバーに! ラッシュコイル・ラッシュジェット・ラッシュマリンの3形態に変形してロックマンの冒険を助けてくれるよ。大ジャンプが可能になるコイルと空中移動のジェットは何かと重宝するイメージ。

  • 攻略に関しては「攻略順序がだいじ!」なのは相変わらず。そして今作では、回復アイテムのE缶を最大9個までストックできる大盤振舞い! しかもゲームオーバーになっても消失しないっていう親切設計。E缶をフルに集めて難所にチャレンジ! というプレイスタイルも確立され、鬼難易度であった『2』を鑑みてか、大幅なバランス調整がなされている。
  • ワイリーステージも簡単になって、難易度はかなーり低下している。
  • ――かに思われるんだけど、逆に8体のボスが強化されていたり、ワイリーステージの前に「謎のステージ」があったり。エンディングまでの道のりはより長くなっている感あって、やっぱり簡単になったとは一概には言い切れない印象を私はもってる。
  • とはいえ、間違いなく「神げ!」だとも思っているんだけどね。

ストーリー

世界に平和が訪れていた。

Dr.ワイリーは改心し、ライト博士と共に巨大ロボット“γ”(ガンマ)の研究に力をそそいでいた。

“γ”……それは、ライト博士が長年夢みた、世界平和の為の巨大ロボットであった。

研究はほぼ完成し、残るは未知の惑星に散らばる8個のエネルギー元素を合成し、“γ”に与えるだけになっていた…

――しかし、各惑星に異変が起きた。

エネルギー元素を採掘していたロボット達が突然、狂いはじめたのだ!!ライト博士からの知らせを受けた“ロックマン”は、未知の惑星に向けて出発した――

新たな戦いの始まりである!!

取扱説明書 <ストーリー> より

れとげ部!での評価

無理げ!
……だけど!
神げ! :

ここが無理げ!

  • 鬼難易度の『2』からバランス調整……された?
    ――前作で難しすぎたワイリーステージがかなり簡単になってる。しかし、ならば楽勝か、と思いきや、反対に8ボスが強化され、特殊武器の弱体化も地味に痛い。さらには8ボス全撃破後の「?」ステージ!? 再び挑む4つの面は即死ギミックも増えて、難易度は格段に上がってる。ワイリーステージは簡単になったけど、今度はそこまで行くのが厳しくなってるバランス調整されてる???

ここが神げ!

ところでブルースって何者?
――本作ではロックマンに戦いを挑んできたり、助けてくれたりする謎のロボット。じつはライト博士が最初に開発した人型ロボットで、ロックマンやロールちゃんのお兄さんに当たる存在。いわばロックたちの試作機だったんだけど、完成してまもなく動力炉に欠陥があることが判明。修理の直前に「廃棄される」と誤解しての脱走。機能停止寸前でDr.ワイリーに発見され、動力を原子力に改造される。そのため、長時間の戦闘ができなくなる。――みたいな、最後の作品と予定されていた本作初登場の新キャラにおいてもちゃんとした設定があって驚き。まぁ、ゲーム内容だけじゃそこまでわからないのが残念なところではあるんだけど、ブルースは以降レギュラーキャラクターといっても過言じゃない活躍を見せてくれて(『6』とか微妙かもだけど)、ストーリー展開の幅を広げてくれた名キャラクターになってる、と私は思うんだけど、どうかな???

コメント! (レトゲで一言!)

  1. 管理人 ぶちょー より:

    ブルースって何者?

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