メタルギア

ファミコン

基本情報

  • ジャンル:アクションアドベンチャー
  • 機種  :ファミリーコンピュータ
  • 発売元 :コナミ
  • 発売日 :1987年12月22日

ゲーム概要

これなぁ。『メタルギア』。もちろん今やゲーム好きで知らない人はいないだろうタイトル。しかして、「へぇー、ファミコンでもあったんだ」っていう現代のゲーマーは少なくないかも? なぜなら、「ファミコン版はほぼ存在していないことになっている!?」から。その理由「甚だしい劣化ゲーである!(元の開発者が関わっていない)」「そのため、生みの親でさえクソゲー呼ばわり!?」みたいな……。元々、MSX2というハードで発売されたこの作品は、敵をガンガン倒していくアクションゲームが主流だった中で、敵から逃げながら進む「ステルスゲーム」という斬新さがウケた! これは小島秀夫監督がまだ駆け出しの頃、会社から「戦争ゲームを作ってみろ」と言われたものの、MSX2というハードの制約からゲーム専用機に比べるとアクションゲームには不向きであったため、ならばと逆転の発想で「敵が少数でも成立するゲーム」を考案したって有名な。そして日本ではこのMSX2版が先行して人気化していたため、ファミコン移植版の劣化ゲーっぷりに不評が殺到。小島秀夫監督自身も「クソゲーでしたね」と否定的なコメントを残していることもあって、FC版『メタルギア』は「クソゲー」「劣化ゲー」というのが、一般的な評価となっている。

実際、FC版『メタルギア』は「メタルギアが出てこない!?」「ホックスハウンド(誤植)ってなんやねん!?」「ステルスどこいったん!?」などなど、確かに原作のMSX2版の面白さを台無しにしてしまうような問題点が多い。でもね、私はあえて言いたい。「ちょっと批判されすぎてる感もあるんじゃないかな」。たぶん、MSX2版を知らなければ、ファミコン版もそれなりに楽しめるんじゃなかろーか! 現に海外では日本とは逆にこのファミコン版の方が人気化していて、独自の続編まで発売されている。しかもこの経緯が日本での正当続編製作決定に大きく関わっているそうで「このファミコン版がなければメタルギアシリーズはここまで続かなかったかも?」。そしてあの頃、パソコンなど夢のまた夢であったファミっ子たちよ、思い出してごらん、ファミコンで『メタルギア』を楽しく遊んだ日々を……(いや、どうかな?)

まぁしかし「原作者は神!」っていうのはどこの世界でもある話で、その声が大きくなるのは当然であって、むしろそうじゃないとおかしい。とくにゲーム業界はゲームを発売したメーカーはもてはやされても、その開発者がスポットを浴びる機会はなかなか少なくなってきているような気がしていて、でもでも、「FC版『メタルギア』そこまで言われるほどか? これはこれでまぁ遊べるんじゃないか?」と同情的に思ってしまうのは、私だけ? 「監視カメラは真下を通れば発見されないんじゃないかな!」など頭を悩ませながら進んだあの頃の記憶が思い出補正となり、このような感情を抱いてしまうのだろうか……。てか、ゲーム内容全然書いてない!(まぁ、今さら説明不要だよね!)

ストーリー

南アフリカ奥地にある武装要塞国「OUTER HEAVEN」そこでは全世界の戦争史を塗りかえてしまうような、恐るべき殺戮兵器「METAL GEAR」が開発されているという。

特殊作戦部隊「FOX HOUND」の一員であるSOLID SNAKEの任務は、この「METAL GEAR」の正体を探り、破壊することにある。

「SOLID SNAKE! これは訓練ではない、実戦だ。幸運を祈る……」

箱裏 より

れとげ部!での評価

同情げ!

ここが同情げ!

これはこれで……

面白くない???

コメント! (レトゲで一言!)

  1. 管理人 ぶちょー より:

    原作者は神「FC版はクソゲー」その言葉は絶対。でもね。これはこれで面白くなかった?

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