基本情報
- ジャンル:アクションRPG
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :ジャレコ
- 発売日 :1990年5月29日
ゲーム概要
『じゃじゃ丸撃魔伝 幻の金魔城』は1990年5月29日にジャレコより発売のファミコン・アクションRPG――「忍者じゃじゃ丸くんシリーズ」第4作目となる本作は『ゼルダの伝説』ライクな画面見下ろし型のアクションRPGだ。前作『じゃじゃ丸忍法帳』は『ドラクエ』(あるいは『桃太郎伝説』)ライクなRPGだったが、この辺りでもう完全に「『忍者くん』にあったオリジナリティとでも言うべきものは消えてしまった」印象を持つ。ストーリーはもはやお約束となる――前作では仲間になって共に戦ってくれたさくら姫がまたしてもさらわれてしまったということで(今回はついでに殿様も!?)、再びじゃじゃ丸くんが助けに行くよ!
ぶっちゃけこのゲームのシステムは『ゼルダの伝説』と言ってしまえばそれで事足りると私は思ってる――『ゼルダの伝説』を和風にマイナーチェンジして、霊術(魔法)といった要素を付け足したくらい。謎解きに至っては数えるほどしか存在せず、明らかにゼルダよりも劣っているだろう。しかしながら、グラフィックやBGMの作りはいい(この辺りはこれまでのところ「忍者じゃじゃ丸くんシリーズ共通の評価点」と言えそうだ)。そのため、ゲームとしては決して遊べないものにはなっておらず、てか普通にこの手のレトロゲームが好きなら存外楽しめちゃうに違いない。(最後にひとつ付け加えておきたいのは、複数の一枚絵で綴られたプロローグがよかったのでエンディングにも期待していたんだけど――とくに一枚絵もなくちょっぴり残念だったな!)
ストーリー
或夜人里離れた忍びの村に傷ついた1人の侍が辿り着いた。
侍はいくつかの謎の言葉とともに城が怪僧「大妖僧」によって滅ぼされたことを告げた。……一計を案じた長老は光の力を備えた少年忍者「じゃじゃ丸」を呼び、忍びの里秘伝の分銅と仁仏の曼陀羅を手渡し打倒大妖僧を命じた。
じゃじゃ丸は旅の途中大魔獣復活の噂を耳にする。それを食い止めるには8つの霊術を収め「幻の金魔城」へ行き大妖僧を倒すのだと言う、かくして空は荒れ狂い、謎は謎を呼びじゃじゃ丸の旅は暗雲の彼方へと続くのだった……
取扱説明書 <序章> より
れとげ部!での評価
伝説げ!:
ここが伝説げ!
ゼルダの……!
……地獄の僧侶が目を覚ますとき……闇の魔獣が蘇るという……あの伝説のこと――ではない!(もはや言わずもがな!)
コメント! (レトゲで一言!)
『ゼルダの伝説』ライクな画面見下ろし型のアクションRPG。……それだけだ!