ファイナルファンタジーⅡ

ファミコン

基本情報

  • ジャンル:RPG
  • 機種  :ファミリーコンピュータ
  • 発売元 :スクウェア
  • 発売日 :1988年12月17日

ゲーム概要

  • 約52万本の売り上げを達成して会社を倒産の危機から救った『ファイナルファンタジー
  • これが最後の作品になるかもしれない……」そんな思いから付けられたタイトルが『ファイナルファンタジー』
  • しかし、製作者の坂口氏によれば「会社が当時苦しかったのは事実だが、Fで始まる単語ならなんでもよかった」という『ファイナルファンタジー』
  • あの『ファイナルファンタジー』から1年後……
  • はい出ました『ファイナルファンタジーⅡ』ね!

  • いやぁしかし凄いねー、52万本! ……とはいえ、当時は「ミリオンで大ヒット」ってなご時世だったな。52万本という数字は確かに凄いけど『ドラクエ』や大手の人気タイトルに比べれば、大したことはなかったのかもしれない。でもね、当時のスクウェアはまだ小さな会社だったんだよ。その規模を考えれば上々の成績! 今後も「FF」を展開していける! そんな確信を得ての続編制作だったはず!

  • とはいえ続編とはいえ、前作からのストーリー的関連はなく、シリーズはそれぞれ「別世界でのシナリオ」が描かれているのがFFの大きな特徴だった(というのも今じゃそんなシリーズ展開は当たり前かもしれないけれど『ドラクエ』が「Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」でロト三部作を描いていた時代だったんだからねっ)こうした「作品ごとに結びつきを持たない流れ」は現在まで続いていて、ナンバリング作品でも物語はすべて独立しているよね。
  • ただ、実は「一部設定が繋がってる」作品があるってのも「FFシリーズ」の大きな特徴の一つだと私は思ってる。とくに衝撃を受けたのは「FFⅦとFFⅩ」の繋がりね! 「新羅カンパニーを作ったのはシンラ君でFFⅦの世界はFFⅩの2000年後の世界だった!?」っていうね! もうドキワクが止まらないっていうね!
  • まあ、そこまで深い繋がりじゃなくても、同じ名前の人物・キャラクターが継続的に登場してるっていうのもあるある。大抵の作品では飛空艇に関する役柄で登場する「シド」は本作『FFⅡ』で初登場!
  • FFを代表するマスコットキャラの一つである「チョコボ」も本作が初登場っていうね!(ちなみにチョコボの元ネタは森永の『チョコボール』なんだって!? 知ってた? 私は知らなかった! いや、こういう話面白くてめっちゃ好き!)
  • 本作でのチョコボは「フィールドで敵とエンカウントせず主人公たちを運んでくれる便利な乗り物」として登場したね。しかし近年のFFシリーズではキャラクターの「リアル頭身化」が進んだ結果――チョコボの「リアル鳥類化」もそれに伴って進んでいて、だんだんと可愛さからはかけ離れた姿になってきてるよね……(もはやマスコットキャラとしては微妙な感あるよね)たしか「タクティクス」とか「零式」とか食料としても扱われていなかったっけ……?

  • ……うん、まあ、その件はとりあえず置いといて……。さて、FFⅡのコンセプトといえば「前作とはまったく異なる作品に!」ってことで気合入ってたな。そのためか、本作は「当時のRPGとしてはかなり異色の内容」になってる。それは一言で表すなら「特異な成長システム
  • なんと本作には「経験値やレベル」といった概念が存在せず! 「戦闘中の行動によってパラメーターの成長具合が異なるシステム」が採用されてた。それによりプレイヤーは自由にキャラクターの性質を決めて育成できるっていう面白みがある! ……はずだった。
  • 実際プレイしてみるとそれほど難しいものじゃなく、例えば「MPは戦闘でMPを減少させることで増える」「魔法は使用すると熟練度がアップする」みたいな感じで、基本的には行動とステータス値が直結する仕様。だから魔導士系のキャラに仕上げたければ「戦闘中ひたすら魔法撃ってりゃいい」っていう――ほら、簡単でしょ? ゆえに「ダメージを受けるとHPが増える」ことを最大限利用して「味方を攻撃してHPを増大させるパーティアタック」という攻略法も生まれたんだ。

  • ……だがしかし、この「特異な成長システム」が「FFⅡは名作か否か?」――本作の評価を現代まで真っ二つに割る原因となってしまったのだ!?
  • 暖かな昼下がり、アフタヌーンティーを楽しみながら、お友達と昔遊んだファミコンのお話に花を咲かせる今日この頃(……え、そんな今日この頃はない? 居酒屋で昔からの友達とファミコン談議で盛り上がることはある? まあ、それでも一向にかまいませんよ!)
  • FFの話になると必ず「FFⅡは名作か否か?」って命題に取り組むことになるのは私だけじゃないはず(だよね?)
  • しかし、なぜそんな話になるのか。原因は「この特異な成長システムが当時のファミっ子たちにはわけがわからなかった」から!
  • 自由度が高くRPG本来の特徴であった「思考」という要素を躊躇なく取り入れたゲームデザインは「システムを理解して遊べるコアなRPGユーザー」には概ね好評だった。されどファミコンというハードのメインユーザーは誰だったのかっていうとやっぱり子供たちだった(いまや大人の娯楽でもあるゲームだけど昔はやっぱり子供のおもちゃだったんだね)
  • この時代にはのちの作品のような「丁寧なチュートリアル」なんかゲーム内にはなかったからね。子供や初心者にはなかなか理解ができなかったと思われ。
  • さらにRPGをライトユーザーにも遊びやすくした『ドラクエ』の功罪がここに!
  • 装備で数値は高くなる、値段が高ければ強い! その認識を持ってしまった当時のファミっ子たちはこぞって「重装備で身を固める」という本作に限っては愚行ともいうべき選択に走ってしまった。
  • そう有識者には言わずもがな、FFⅡで肝となるのは「回避率」。この重要性に気づけぬままに重装備で防御力を、パーティーアタックでHPをひたすら上げて、攻撃を受ける前に一撃で敵を沈め、そのまま後半戦に突入してしまったファミっ子たちは愕然とすることになる。
  • それは「防御力がまったく役に立たない状態異常攻撃」の洗礼だった。「石化」「小人化」「カエル化」など回避できなければ一撃でやられてしまう特殊攻撃の前に、どれだけHPや防御力が高くても無意味。それらに対処するには「回避率」
  • ゆえに敵の攻撃のターゲットになることでそのステータスを上げなければいけなかったのに、重装備とパーティーアタックの恩恵によってラクラク進んできた前半戦が仇となる。
  • さらに重装備はすばやさの成長阻害や魔法ダメージの低下など隠れた要素もあってドラクエで慣らしたライトなRPGユーザーにこれが見破れるはずもなかった(すなわち装備は「軽装備と盾で身を守る」のが正解だったのである)
  • ――結果「後半の敵が強すぎて進めない = FFⅡはクソゲー」と多くのファミっ子たちの脳裏に刻まれてしまい、大人になった今でも午後の紅茶を、あるいはお酒を飲みながら話すと「FFⅡは名作か否か?」問題が浮上してしまうというわけなのであった。
  • とはいえ、前作から打って変わって「キャラメイク」を廃し、登場キャラを中心に重厚なシナリオを重視した作りは現在のFFシリーズにそのまま踏襲されてる!(ちなみにFFⅡのシナリオは「スターウォーズ」をヒントに帝国VS反乱軍の闘いを描いてる)

  • 成長システムもクセが強くて玄人向けであったのは事実だけど、言うなれば「時代が早すぎた」だけであり、このシステムはのちの「サガシリーズ」の原型にもなってるよね。ゆえにリメイクされるごとに「やり込めばハマる」と再評価されてきた。然るに『ファイナルファンタジーⅡ』は紛うことなき「神げ!」(神ゲー)だと私は思っているよ!

ストーリー

果しなく伝説に近い、遙か彼方の世界の物語………。

長く続いていた平和は巨大な悪の力によって破られた。悪の名はパラメキア皇帝。その魔力によって呼び出した魔物を操り、次々と他の国をその勢力下におさめていった。

これに対して反乱軍もフィン王国にその力を集結し帝国に立ち向かったが、悪の力をようした帝国の前には、その力はあまりに無力であり、遂には辺境の町アルテアへと撤退するに至った。

フィンに住む4人の若者、フリオニール、レオンハルト、マリア、ガイ、彼らもその故郷を追われ、執拗な敵の追っ手から逃げ続けていた。すでに彼らは、帰る家も、暖かく迎えてくれる両親も失っていた。

そんな彼らの前には帝国軍の追っ手が………。

そして、ドラマは始まる。

取扱説明書 <ストーリー> より

れとげ部!での評価

神げ!

ここが神げ!

  • 歴代のFFの中で最も名前の由来が気になる「フリオニール」!
    ――これね。FFの歴代の主人公の名前は「自然」にまつわるものが多いっていうのはよく聞く話。Ⅶのクラウド(英語で「雲」)やⅩのティーダ(沖縄弁で「太陽」)みたいな。じゃあフリオニールは? そもそもフリオニールは「ファイナルファンタジー史上初めて名前がついたキャラクター」なんだけど、その名前は「広報資料や取扱説明書で使われていた名前」であり、デフォルトネームではなかったのだ(たしかに最初に名前つけるとき「フリオニール」って出ないもんね)とまあ、その「自然にまつわるもの説」で言えば「フリオ(Frio)」はスペイン語で「寒い、冷たい」って意があって「ニール(Neil, Neal)」はイギリスやアメリカなどで普通に使われてるファーストネーム(苗字)なんだって。あと有力な説として「フリオニール」と音の響きが似ている「フィヨルニル説」。フィヨルニルは「北欧神話に登場するスウェーデンの王様の名前で、国によい季節と平和をもたらした」っていわれてる。FFでは召喚獣としておなじみの「オーディン」の別名でもあって「隠すもの、守るもの」という意味を持つ名前なんだって。……まあ、つまりいろいろ調べてはみたんだけど、公式的な見解が見つからなかったって話。いやでも、これってみんな気にならない???

コメント! (レトゲで一言!)

  1. 管理人 ぶちょー より:

    何かと迷言が多いよねフリオニールって。

    ゴクッ…

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