基本情報
- ジャンル:シミュレーション
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :任天堂
- 発売日 :1988年8月12日
ゲーム概要
- たぶんファミコン世代なら知らない人はいないであろう戦略シミュレーションゲームね。
- 特徴としてはまさに「シンプル」
- その一言に尽きると思うの。赤と青(レッドスター軍とブルームーン軍)に別れて戦うだけ。ストーリーもユニット成長要素もなし。2P対戦ができるのはまさにファミコンって感じで楽しかったな。簡単なボードゲームみたいな感じでシステムが初心者にもわかりやすく、誰でも簡単に遊べる。
- (ただ、このシンプルシステムは「狙って作られたのか」「ハードや技術的な制限で偶発的にできたのか」謎とされているの。――とはいえ、このシンプルなシステムのおかげで世に広く受け入れられた事実は揺るがないって思うの)
- このゲームを「ファミコン世代の人なら誰でも知ってる」理由は、言わずもがな「TVCM」なのね。今はネットとかSNSで新作ゲームの情報には事欠かないけれど、当時はなんといってもTVCM。人目を引く映像、耳に残るワードや音楽を流せるかが、売り上げを大きく左右してた。
- そんなTVCMで大きな成功を収めた代表的なソフトといえば「ファミコンウォーズ」と言っても過言ではないと思われ。リアルタイムであのCMを見た人なら、ひょっとしたらゲーム自体をプレイしてなくてもCMを覚えているかもしれない。
- それほどインパクトのあるCMだったな。映画『フルメタル・ジャケット』の海兵隊の教練シーンを模し「か~ちゃんたちには内緒だぞ!」と歌うあのフレーズ……最高過ぎる、体育のマラソンのときとか歌いたくなる。
- 今やネットやYouTubeなどの普及でTV視聴率は低下傾向、費用対効果的にゲームソフトのCMは減ってきてる。これほどのCMはもはや現代では生まれないかもしれないな、と思わせる感あるある。
れとげ部!での評価
神げ!:
ここが神げ!
- セールスのお手本みたいな!
――宣伝よし! 内容もよし! まさにセールスのお手本のようなゲームソフトだったな。概要ではTVCMについて多くを語ってしまったけれど、オープニング部分にだけマリオとルイージを登場させるとか、子供心を刺激する造りは間違いなくヒットの一因だと思われ。SLGがあまり認知されていなかった時代「シンプルに戦闘を楽しめる作品を……」っていうのもよかった。CMのインパクトと実際のゲームの出来のよさと、この二つが揃ってるファミコンゲームはそんなに多くはない気がしてる。ちなみに「人気と品薄から再販決定!」っていうのも話題になったな。発売から4年、すでにスーファミが登場してる時代なのに「それでも売れる!」ってことで中古屋団体が5千本発注した結果、まさかの再販が決まったっていうファミコンウォーズがまた出~るぞ~ぉ!(伝説)
コメント! (レトゲで一言!)
ファミコンウォーズが出~たぞ!
母ちゃんたちには内緒だぞ!