基本情報
- ジャンル:アクションRPG
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :ナムコ
- 発売日 :1985年8月6日
ゲーム概要
主人公ギルを操作して、制限時間内にフロアに配置された鍵を拾い、扉を開けて次のフロアへ進む。これを繰り返して60階建てのドルアーガの塔を攻略――平和のシンボルであるクリスタルロッドの奪還、悪魔ドルアーガの討伐、最上階に囚われている恋人カイを救出する。
攻略には、フロアごとに隠された各アイテムを入手して、ギルを強化することが重要。……になるんだけど、そのアイテムの入った宝箱を出現させる条件がフロアごとに存在して、この出現条件がノーヒントかつ非常に理不尽なものもあることで有名。
ストーリー
いまではない別の時代、ここではないどこかの世界で――
広大なユーフレイト河の畔、そこにある小国バビリム王国は、天の神アヌより授けられしブルークリスタルロッドの輝きにより栄華を極めていた。
しかし、それを知った隣国のスーマール帝国はバビリム王国を蹂躙、そしてロッドを奪うべくバビリムの民を奴隷に堕とし、天高くそびえる塔の建設に酷使する。
これを知った天神アヌの怒りは凄まじく、雷を落として塔を破壊したが、時すでに遅く、ロッドの光は塔により遮られ、大悪魔ドルアーガが復活を果たしていた。悪魔はかつて、王国の守護神である女神イシターとの戦いに敗れ、ロッドの中に封じられていたのである。
ドルアーガはその魔力によって破壊された塔を修復、天上界からブルークリスタルロッドを盗み出し塔内に立てこもる。その際、アヌによってロッドに封じられていた帝国兵たちの魂を解放、塔の守護として配置した。イシターの巫女カイがロッド奪還のため塔に挑むも、ドルアーガの魔力の前に敗れ去り、石にされてしまう。
そして今、バビリム王国の王子ギルは、天神アヌより授かりし黄金の鎧を身にまとい、ドルアーガの塔に挑む。悪魔ドルアーガを打倒し、平和の象徴たるブルークリスタルロッドを取り戻し、恋人であるカイを救うために――
れとげ部!での評価
無理げ!:
……なのに、
神げ! :
ここが無理げ!
- 宝箱の出現条件がノーヒント!かつ理不尽極まりない!
- 魔法使いが神出鬼没!にして、壁無視で攻撃してくる!
ここが神げ!
- 無理げ!でもみんなの思い出に残ってる!愛されてる!
コメント! (レトゲで一言!)
インターネットで攻略情報が簡単に手に入る現在では「ドルアーガの塔は賞味期限付きゲームだった」という評には納得させられちゃうところもある。だけど思い出の中のドルアーガの塔はいつまでも色あせない。賞味期限なんかない! ――とか言ってみたり。思い出のない私としては思い出のある人をちょっとだけ羨ましくも思ってみたり。