基本情報
- ジャンル:アクション
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :ハドソン
- 発売日 :1985年12月20日
ゲーム概要
- 『ボンバーマン』といえばスーパーファミコンで一世を風靡した対戦アクションゲームといったイメージ。でもファミコンの『ボンバーマン』はあんまし知られていないかも。じつは初代には対戦モードもないし。でも「シリーズで一番おもしろい」っていう人もいる。
- 本作の主人公は、地下迷宮で爆弾製造の強制労働をさせられていたロボット。同じくハドソンの『ロードランナー』に敵として登場していたやつ。「地上に脱出すれば人間になれる」ってウワサを聞いて地の底から脱出を目指す――というなかなか重々しい設定は後付けっぽいんだけど、おもしろいんだよね。
- プレイ感は後継作のストーリーモードとほぼ同じ。時限爆弾を設置してブロックや敵キャラを爆破していく。爆弾が爆発するまでの数秒間に敵キャラがどのくらい移動するのか、うまく目測するのがコツって感じ。持てる爆弾の数、爆弾の火力、移動力などはアイテムを集めることでパワーアップしていくのはおなじみ。「リモコン」「壁通過」といった便利アイテムもある。
- 記念すべき第1作として改めて遊んでみるのは断然アリ。ただし移植が少なく、なかなか遊べる機会が少ないのが、残念だよね。
ストーリー
キミはあのロードランナーのランナーくんの過去を知っているかい? じつはランナーくんも、むかしはロボットだったのだ。まだロボットだったランナーくんは、ボンバーマンとよばれ、爆弾を作る仕事をしていた。もちろんほかのロボットたちと同じように、悪の手先として地下迷宮のなかで働かされていたのだ。そんな毎日がいやでいやでたまらなかったボンバーマンは、ある日こんなうわさを耳にした。“地下迷宮を抜けだして地上に出れば、人間になれるらしい。” ボンバーマンはすぐに決心した。なんとか地上に出て、人間になろう。でも、そう簡単に地上に出られるわけがないのだ。裏切り者のボンバーマンをつかまえるために、たくさんの敵が追いかけてくる。ボンバーマンの武器は、自分で作った爆弾だけ。はたして地上に出ることができるのだろうか。そして、本当に人間になることができるのだろうか……。
取扱説明書 <ゲームストーリー> より
れとげ部!での評価
神げ!:
ここが神げ!
- 後に数々の良質なシリーズ作品が生み出されていく『ボンバーマン』の第1作!
- 第1作にしてすでに完成されたゲームシステム!
- 「これがシリーズ中で最も面白い!」っていう評判も!
- パワーアップする楽しさ、高火力で一気に敵を殲滅する爽快感!
- ミニマル系のBGMも耳に残る!
コメント! (レトゲで一言!)
パケ絵のボンバーマンごついよね。