基本情報
- ジャンル:アクション
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :トーワチキ
- 発売日 :1987年8月10日
ゲーム概要
- 謎解き要素を盛り込んだアクションゲーム。とにかく難しく、なんと! 発売から13年間誰もクリアできなかった。「テレビゲーム史上最難関のゲーム」って呼ばれてる。
- (もちろんクソゲーって呼ばれてる)
- 徹頭徹尾ヒント不足の手探りゲー。最初のステージから出ることさえ困難。「ゼルダ」風のゲームとしても、グラフィックは安っぽいし、完成度はものごっつ低い。開発の人はテストプレーとかしたんだろうか?
- 説明書にも平然とウソの記述があって「説明書すらプレイヤーを騙すひどいゲーム!」――と思われてたんだけど、これは誤解だったそう。
- (同じトーワチキのゲーム『シャーロック・ホームズ 伯爵令嬢誘拐事件』に「説明書に『使用しない』って記載した2コンをゲームクリアの鍵にしてた」っていう前科があったことでこの誤解が生まれたそーな)
- 録画された初のクリア映像はテレビでも紹介されたほど。当時このカセットに5300円(定価)を支払い、放課後の時間を費やしたであろうチビッ子たちの気持ちを察すると、なかなか罪深いゲームだよね。
ストーリー
ある日君は、トレジャーハンター(宝探しのプロ)として世界的に有名な友人ジョー・クロサワから奇妙な手紙をもらった。
なつかしい友よ
私は今、南米の小国ラデアに来ている。謎に満ちた”エルナークの財宝”を探すためだ。
しかし、この国に着いてから私は非常に不安な気持ちに襲われている。夜も眠れない。眠ったとしても、何か恐ろしいものに取りつかれる夢を見てしまうのだ。その名は”闇の紋章”。正体は分からない。とにかくこんな気持ちは初めてだ。
明日は川を上って財宝があると言われているネクロミアの神殿を目指すつもりだが、こんな状態では自信がない。できれば君に来てもらいたい。ラデア川の上流にあるモレイの遺跡で待つ。お願いだ。早く来てくれ!19××年7月25日 ジョー・クロサワ
友人をほうっておくわけにはいかない。君は、急いで謎の小国ラデアへと旅立った。
ラデアに着くと、見知らぬ少女が現れ君に1つの美しい石と謎の言葉を残して立ち去る。その言葉とは、「聖なる光により善なる言葉は復活せん」。早くも謎が立ちはだかる。
この言葉の意味は何なのか? 君の冒険はすでに始まっているのだ!取扱説明書 より
れとげ部!での評価
無理げ!:
ここが無理げ!
- 動き遅っ! アクションもムズッ!
――キャラの動きがもっさりしてて遅っ。当たり判定もちょーシビアで、すぐやられる。 - ライトとかダークとか……
――アイテムを取ると性格ゲージが変動するしくみ。これがゲームクリアに欠かせない要素になってて、ゲージ操作をミスるとどうやってもラスボスに勝てなくなる。ラスト手前に「ダーク属性100%」でないと進めないポイントと「ライト属性100%」でないと進めないポイントが交互に配置され、どうアイテムを集めても両方の条件は満たせなかった。……が、じつはこれ、両方の属性が50%だとどっちもくぐれるっていうね。そんなんノーヒントで察するの100%無理げ。
コメント! (レトゲで一言!)
アナタハ シニ イシハ ヒカリヲ ウシナイマシタ