基本情報
- ジャンル:アクションRPG
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :コナミ
- 発売日 :1987年7月7日
ゲーム概要
- 1987年、コナミより発売されたアクションRPG。さすがはコナミ。アクションゲームとしての完成度は抜群に高く、超未来の和風アクション、おぞましさの中に光るカッコよさなど、魅力がたくさんつまってる。
- ゲーム内容は、主人公の風魔を操作して、奪われた波動剣を取り戻すため、そして殺された兄達の仇を討つために、魔王・龍骨鬼を倒すことを目的としている。
- 『月風魔伝』といえば、なんといっても「『源平討魔伝』パクリ疑惑」が一番に語られがち。だけど、ゲーム内容としてはほとんど別物と評しても過言ではないと思われ。
- (れとげ部!での評価は「無理げ!」だけど、同時に「良げ!」でもあると思われ)
- (2022年にNintendo Switch/Steamでなんと34年ぶりの続編が発売予定! 動画見たけど、これ、まじ面白そう!)
ストーリー
西暦一万四千六百七十二年、魔暦元年。地獄界から魔王龍骨鬼[りゅうこつき]が覚醒した。龍骨鬼は月氏三兄弟が統治する地上界を征服しようとたくらんでいた。
月氏三兄弟は代々伝授される波動剣をもって龍骨鬼に立ち向かった。
波動剣──それは振りおろす時に精神波を出して、相手にダメージを与える霊剣だ。しかも3本そろうと「大念動波」という強い力を発揮することができる。龍骨鬼は、三兄弟を襲って2人の兄を殺し、波動剣を3本とも奪い、島を治める魔神たちに分け与えてしまった。
末子の風魔は一命をとりとめたものの、2人の兄を殺され復讐の念を抑えきれずにいた。憎い龍骨鬼は、霊剣波動剣いや、「大念動波剣」でなければ倒せないであろう。兄たちの仇を討ち、家宝波動剣を取り戻すには、龍骨鬼の棲[す]む狂鬼島[きょうきとう]へ向かうしかない。
さあ、ゆけ風魔よ、龍骨鬼を倒し、無念の死をとげた兄たちの魂を鎮めるのだ!!
取扱説明書 <ものがたり> より
れとげ部!での評価
無理げ!:
ここが無理げ!
- バトルのたびに外れる装備!
――敵とバトるたびに装備が外れちゃう。また装備し直さなきゃならなくて、これがとにかく手間がかかる。 - パクリ疑惑!?
――ナムコの『源平討魔伝』に似てるっていうね。当時いろいろと騒がれたんだって。のちに開発スタッフが「源平討魔伝の影響を受けて製作した」とインタビューで明らかとなったそう。ただオリジナル要素もたくさんあって「ある程度の差別化は図られてる」って好意的な意見も。このあたり、まさに賛否両論あったみたいね。 - 意地悪しないでパスワードを教えてください!
――コンティニューを諦めないとパスワードが聞けないっていうね。ゲームを中断するたびにゲームオーバーしなきゃだし、お金も半分になっちゃうっていうね。
コメント! (レトゲで一言!)
Nintendoによるインディーゲーム紹介コンテンツ「Indie World」
その海外向けの放送“Indie World Showcase 4.14.2021”にて。
まさかの新作続編が発表される!? その名も……
『GetsuFumaDen: Undying Moon』
2022年にNintendo Switch/Steamで発売予定。
なんと34年ぶりの続編。
舞台は前作より1000年後。
龍骨鬼の復活により地獄の封が解かれた。
月氏一族の第二七代目当主である月風魔が地獄へ赴く……
ってストーリー。
いや、動画見たけど激アツ。超面白そーだった。
願わくば「無理げ!」でありませんように。