マグナム危機一髪 エンパイアシティ1931

ファミコン

基本情報

  • ジャンル:シューティング
  • 機種  :ファミリーコンピュータ
  • 発売元 :東芝EMI
  • 発売日 :1987年12月25日

ゲーム概要

これも元々はアーケードゲーム『エンパイア シティ:1931』のファミコン移植。ジャンルは「ガンシューティング」なんだけど、当時としてもちょっと珍しい作りだったのを覚えてる。それはガンシューでは当たり前になっているプレイヤー視点でのゲーム性を「レバーとボタンという通常の筐体で再現していた」こと! そもそもガンシューはテレビゲーム以前の時代からエレメカで多く使われていた手法だったんだけど、意外にもテレビゲームの時代になってからはアーケードで普及することはなかったな。家庭用ハードでは任天堂さんの「光線銃」などメジャーなゲーム性であったにもかかわらず、業務用としては1987年の『オペレーションウルフ』のヒットまではあまり話題になることはなかったのである。現在ではFPSが人気化しているため、一見すると本作はありがちな作品にも思えるかも。しかして、そのゲーム性は当時としてはなかなか特殊なものだったのである!

ゲームシステムは、画面内にある照準を操作して敵を撃ち倒していく射的ゲー。敵は画面外にもいて、矢印の指示に従い画面をスクロールさせながら、敵を探す必要がある。敵が姿を現すと画面右下に数字が出て、これが0になると敵が攻撃してくる。また敵が画面外にいても一定時間を経過すると攻撃してくるため、迅速な行動で敵を捕捉し倒していくのが攻略の肝となっている。

もう一つのポイントとして「攻撃回避」がある。どうしても敵の攻撃に間に合わない場合、画面右下の数字が0になった瞬間に回避ボタン(FC版ではBボタン)を押すと攻撃を避けることができるのだ! AC版ではこの回避行動時にかなり大げさなリアクションのキャラがでっかく映し出されるんだけど、FC版では小さなアイコンになってしまっているのがちょっと残念なところ。ちなみに本作のオリジナルの開発はのちに『雷電』で有名となるセイブさん。この時期は主にタイトーさんのゲームを制作しており、ほかに『ダークミスト』『ウィズ』などが発売されていたっけ。

ストーリー

西暦1931年、禁酒法化のニューヨーク、マンハッタンは、闇の悪漢達に支配されていました。

市民は、悪漢達の無法な行動や、悪漢同士の利権争いにまきこまれたり、平和な生活をおびやかされていました。

ある日、ディーン(主人公)は、偶然に目撃したあることで悪漢たちから狙われることになってしまったのです。

悪漢たちは、容赦なくあの手この手を使って攻撃してきます。

ディーンは、燃えたぎる正義感と勇気、そしてマグナムを握りしめ敢然と悪漢達に対決をいどんで行ったのです。

取扱説明書 <シティ・サバイバル> より

れとげ部!での評価

回避げ!

ここが回避げ!

それは言わないお約束!

銃弾を避けるってすごいよね! 銃口を見て、引き金が絞られる瞬間に、体を動かしているんだろうな! まぁ、それでも現実なら絶対に避けられないよね!

コメント! (レトゲで一言!)

  1. 管理人 ぶちょー より:

    FPSが人気化している現代では珍しくもないか。当時としてはかなり特殊な作りだったんだけどな。

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