基本情報
- ジャンル:アクション
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :ナムコ
- 発売日 :1987年1月7日
ゲーム概要
ドラゴン山への道のりは長く険しい……といえば『ドラゴンバスター』! ですよね! ナムコさんより発売のアクションゲームで、FC版は1985年稼働のAC版のアレンジ移植となっているんだけど、なんと開発時にはタイトル名の候補として『ドラゴンクエスト』(1986年発売)が最後まで残っていたという逸話が!
そんな『ドラゴンバスター』はダンジョンを突破しながら王女セリアを連れ去りし悪しきドラゴンの住むドラゴン山を目指しドラゴンを討伐する!(ドラゴン三昧)。画面は「マップモード」と「ダンジョンモード」の2つで構成され、ドラゴン山へ至るまでの道のりは複数のルートがあり、その中から任意でコースを選択して進んでいくことになる。
ダンジョン内はサイドビュー方式のアクションで展開され、様々なモンスターや「ルームガーダー」と呼ばれる番人と対峙することに。ルームガーダーは姿や攻撃方法が異なる4種類がいて、いずれも強敵だ。主人公クロービスは剣のほかにマジックアイテムも使用可能で、それらを駆使して強敵たちを撃破していくのである!
剣攻撃はジャンプと組み合わせることで「兜割り」「垂直斬り」という強力な技を繰り出すことができる。これらの技はルームガーダーすら一撃で倒せる強力な攻撃で、攻略には必須のテクニックといえそう。また2段ジャンプはアイテムの入手などに必要な場面も。ドラゴン山に辿り着くとルームガーダーよりもはるかに強力なドラゴンが待ち受けている! その巨体に一瞬怯んでしまうけど、弱点を狙えば有利に戦うことができるため冷静に対処したいところ。本作の「れとげ部!」での評価は当然「神げ!」。一般的にも「ナムコ不朽の名作」として知られており、その評価に「否や!」はないと私も考えているよ!
ストーリー
まだ森や湖の精霊たちが人間と共存していた頃のお話です。
ローレンス王国という美しい国に1人の若者がおりました。名をクロービスといいます。彼は王国の親衛隊長の息子でありながら乱暴者で、ケンカがたえませんでした。父親はそんなクロービスを見るに見かねて勘当してしまいました。帰る家も友人も失ったクロービスは、ひとり放浪の旅に出るのでした。
さて、ローレンス王国からほど近い山の中、1匹のドラゴンがおりました。元々は神の使いでしたが、自分の力を過信したドラゴンは謀反をくわだて、神の国を追放されたのです。
ところがドラゴンは反省するどころか、今度は人間界を支配しようと考えました。世界で最も美しい国、ローレンス王国がねらいです。ドラゴンは王国にせめこみ、王女セリアを人質にして、自分を新しい王にするよう要求したのです。
この話を風のたよりに聞いたクロービス。セリアの美しさと優しさに秘かな想いをよせていた彼にとってもつらいことでした。クロービスはセリアと故郷を守るため、打倒ドラゴンを決意します。長く厳しかった旅は、クロービスを強く優しい若者へと変えていたのです。そしてクロービスは再び旅立ちます。そう、「ドラゴンバスター」の旅に!
取扱説明書 <ものがたり> より
れとげ部!での評価
神げ!:
ここが神げ!
ゴールドカートリッジ!と裏ワザ!
発売当時は金色のカセットが話題となり、持っているとリッチな気分になれるゴールデンマジック。ちょっとした塗装の差なのに、あんなにもプレミアムを感じられたのは、今は失われし純粋さの賜物だったのだろうか(単純さかも)。本作にはいくつか裏ワザが用意されていて「タイトル画面で『右下上左右AB』」と入れるとマップモードの色が変わって「裏ドラ」がスタートするという有名な。あとは「アイテムの持ち数がすべてZ表示になる」という結果的に最強の「オールZの㊙ワザ」というのが存在するらしいんだけど、やり方が定かじゃない。どうやら「日記帳2個の使い方」に秘密があるらしいのだが……。そういえば、救出時の状況によって「ドレス→ミニスカ→ビキニ→バニーガール」とセリア姫の衣装が変化していくのは裏ワザかな?
コメント! (レトゲで一言!)
一般的にも「ナムコ不朽の名作」として知られてる。「裏ドラ」の裏ワザが有名だけど「オールZの㊙ワザ」って誰か知ってる?