基本情報
- ジャンル:対戦格闘
- 機種 :ファミリーコンピュータ ディスクシステム
- 発売元 :データイースト
- 発売日 :1988年7月22日
ゲーム概要
はい出ました『カラテ・チャンプ』。これは1984年にテクノスジャパンさんが開発してアーケードにてリリースされた『空手道』のFC移植で、ひょっとしてACの方を知っている人は少なくないかもだけど、FCの方は確実に少ないと思われる。まぁ、その理由は「FCといってもFCD(ディスクシステム)だからねっ!」と言えば、お察しいただけるかな?
『空手道』といえば「さあ牛だ!」。これ、アーケード版で次のボーナスステージが「牛との対戦」である場合に主人公の空手家が発するセリフなんだけど、デコゲーを代表するセリフとして有名なんだよね~(当時アーケードでプレイしていた人には絶対通じるはず! ……FDSにはないんだけど。元ネタはおそらく『空手バカ一代』という漫画の「浜辺で牛と一対一!?」っていうよね~)
ゲーム内容としては「対戦格闘ゲーム」で、空手の技を繰り出して三本中二本先取する勝ち抜き戦。特筆すべきは「操作のややこしさ!」。十字キーとA・Bボタンを組み合わせて技を出すのは、一般的な格ゲーと同じなんだけど、左右の向きが替わった際には「十字キーの入力だけでなくA・Bボタンの入力も逆になる!?」っていう若干複雑な操作系となっている! 元々のアーケード版が「ツインレバー」って二本のレバーで操作する仕様だったからか、そこんとこを引き継いでいるのかもしれないけれど、ちょっとややこしいぞ!
このゲームの評価は――うん、デコゲー。グラフィックとか当時のファミコンゲームとしてもちょっとお粗末だし、BGMもないし、前述のとおり操作は面倒くさいしで「クソゲー」といわれても否やは言えない感じになってる。……だがしかし! 幸か不幸か「知名度が低すぎる……」ため「クソゲー」としても話題に上ることがほとんどない! 当ブログでは「隠駄げ!」に推しておくよ!
れとげ部!での評価
隠駄げ!:
ここが隠駄げ!
『対戦空手道 青春美少女編』!
本作が「隠駄げ!」な理由は上で散々語ったけども、このゲームには『対戦空手道 青春美少女編』という続編がアーケードで出ている。そして、これがまた酷かったな! 「好きな女の子(モモ)をかけてライバル同士が戦う!」っていう、まさに「青春」にはなっているだけど、いやさ「美少女」の部分がっ! 完全に某キャラだよねっ!? ゲーム画面のモモも背が低くって、小学生か幼稚園児にしか見えなかったよ!(――てか、決して故意ではないと信じているけど、昔のゲームのタ○チへの扱いはちょっと酷過ぎるよね~。。。)
コメント! (レトゲで一言!)
クソゲーとしても話題に上らない知名度の低さ。しかし「さあ牛だ!」と言えばわかる向きもあるか。「青春美少女編」もあるよ。