基本情報
- ジャンル:スポーツ
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :バンダイ
- 発売日 :1986年12月23日
ゲーム概要
- はい今回は『ファミリートレーナー ランニングスタジアム』ね! これはある筋には超有名なタイトルだよね。まあ、順番に語っていこうかな!
- このゲームは専用コントローラー『ファミリートレーナー』を使って遊ぶ「体感型ゲーム」。この専用コントローラーはマットタイプのやつ。『ダンスダンスレボリューション』のマットみたいな(……いや、わかるかな???)。てか、こんな昔からマット型コントローラーってあったんだね!
- 『ファミリートレーナー』は2020年にSwitchでも新作が発売されているけども、こちらはレッグバンドでコントローラーを足にくくりつけてプレイするっていうね。このレッグバンドがソフトに同梱されているんだけど、普通のコントローラーが体感ゲームの専用コントローラーにもなるっていう――いや~、時代は変わりましたね~。
- ちなみに『ファミリートレーナー』の同梱ソフト第一弾は「アスレチックワールド」。「ランニングスタジアム」はファミリートレーナー専用ソフトの第二弾として発売されたんだけど「ファミリートレーナー」の名を冠するタイトルはWii、Switchでもリリースされてて、何気に息の長いゲームだよね(しかもWii版は「2009年に全世界販売本数100万本突破」とか凄い売れてる。やっぱこういう体感型ゲームは時代を問わず人気があるみたい!)
- さて、前置きがちょっと長くなったけど、本作は「画面前方に向かってランナーが走る3D視点」。前作『アスレチックワールド』は「横スクロールアクション」だったのに対して、プレイヤーとキャラとの一体感が増した感あるある。この構図は現在の同型のゲームでも見られるよね! また、前作が基本的に一人プレイ専用だったのに対して、本作では一部の競技で二人同時プレイが可能だったな。
- ゲーム内容は「100メートル走・110メートルハードル・走り幅跳び・三段跳び」と4種類の陸上競技にレッツチャレンジ!
- トーナメントモードでは「100メートル走と100メートルハードル」の2種目でプレイヤーとCOMが二人同時に競走して勝敗を競う!
- オリンピックモードは4種の競技を順番にこなし、規定記録をクリアしていこう!(「銅 → 銀 → 金」の順番に難易度が上がっていく)
- さて、前置きがかなり長くなったけど、本作でもっとも語りたいのは日本版の『ファミリートレーナー ランニングスタジアム』についてではない!!!(なら何でここまで語ったのかとか聞かないよーに!!!)
- 1987年に発売された本作の北米版にあたる『Family Fun Fitness: STADIUM EVENTS』(ファミリーファンフィットネス スタジアムイベント)の方なんだ!!!
- 何が言いたいかっていうと、この北米版「めっちゃ希少で約1070万円(9万6000ドル)で取引されたことがある!」。市販されたファミコンソフトの中では「世界最高額のファミコンカセット」になった幻のレトロゲームなのだ!!!(これ一本でマンションとか買えちゃうと思えば……いやホント凄いよね)
- 「なぜこんなにも高値がつくのか?」と言えば「販売権の移動とそれに伴う名称変更&再リリースのために回収されたため、流通量が極めて少ない!」。市販されるも発売後即回収されて、流通したソフトはなんと200本程度だといわれてる!?
- 販売時の定価は29.99ドル(約2700円)って話だからね……いや、何倍だよ!? って話だよね! まあこれは「未開封・取説完備の美品」ってことでこれだけの値がついたらしい。でも、カセットのみでも12万円程度で売れるって!? ちなみに未開封の美品は世界に10本ないんじゃないかっていわれてるみたい。
- いやしかし「ゲームソフトの未開封品って誰がもってんねん?」って疑問に思わない? プレミア化を見越したコレクターとかゲームショップの在庫とかで残ることがあるのかなぁ……。
- 凄いなコレクター! もはや投資家だよね!
れとげ部!での評価
稀げ!:
ここが稀げ!
- これ一本で家とか買えちゃうってすごー!(北米版)
――こういう話を聞くと実家の押入れのダンボールの中に幻のレアゲーがないか、確認しに帰りたくなるよね。
コメント! (レトゲで一言!)
これ一本で中古マンションを購入して、マンションオーナーとしてゲーム三昧の日々――とか、レトゲコレクターってもはや投資家だよね(北米版)