リサの妖精伝説

ファミコン

基本情報

  • ジャンル:アドベンチャー
  • 機種  :ファミリーコンピュータ ディスクシステム
  • 発売元 :コナミ
  • 発売日 :1988年6月21日

ゲーム概要

  • はい出ました『リサの妖精伝説』ね。コナミより1988年6月に発売されたディスクシステム用のアドベンチャーゲーム。
  • ディスクシステムにおけるアイドルを主役にしたゲームの第二弾(第一弾は『中山美穂のトキメキハイスクール』-1987年-)
  • 当時人気アイドルだった立花理佐さんが本人役で登場してる。
  • ゲームの内容は、コンサートを見に来ていた主人公が、突如として別の世界へワープする(いまで言うところの「異世界転生」みたいな?)
  • そして世界を暗闇に閉ざそうとする暗闇の魔女を倒すため、リサとおとぎ話の世界を冒険するコマンド形式アドベンチャーである。
  • でもね、キャラデザが立花理佐本人にまったく似てなかったっていう。
  • そして、ぶっ飛んだシナリオ展開。
  • この二つは要チェックや、クソゲーポイントや!
  • なぜリサとおとぎ話の世界に飛ばされなくちゃいけないのか、まったく意味わかんない。
  • 「タレントゲー = クソゲー」というファミコンあるあるを見事に体現しているゲームの一つ。
  • (ただし熱烈なファンだった人とか、アドベンチャーゲーム好きの中には「悪くない、てかむしろ好き」って人もいるらしい。私は会ったことないけども)
  • (ちなみにタイトルは当時の理佐ちゃんの新曲レコードと一緒だったそう。グリア後、キーワード画面で「左、右、左、右、下、上」の順に押すと、真のエンディングが見られる。そしてこのコマンドは曲の振り付けが示していた。そのあたり、いろんな面白い工夫はたしかにあったな。私も絵本読んでるようなこの雰囲気は結構好きなんだよね)

ストーリー

ぼくは立花理佐の大ファン!今日もリサちゃんのコンサートはもう最高!

――ところが、突然空が曇り、雷が大きく鳴り響いて、瞬間あたり一面まっ暗に…

気がつくと、そこは見たこともない世界、なんとあの憧れのリサちゃんと二人きり!

そこへ空からひとすじの星がふってきた。現われたのは、リサちゃんそっくりの光の妖精だった。

「心正しい勇者がこの世界を救ってくれるよう願いをこめました」

そして、ボクたち二人が選ばれたのだった。

この世界は今、暗闇の魔女によって少しずつ悪の世界に変えられようとしているらしい。

もとの平和を取りもどすには、この世界の3つの象徴を集め魔女を倒すこと、そうしないとボクたちも、もとの世界へ帰れない。

――というわけで、思いもよらない、リサちゃんと二人きりの冒険の旅が始った!

取扱説明書 <これから始まるリサとキミの冒険物語!> より

れとげ部!での評価

駄げ! :

ここが駄げ!

  • まったく似てないキャラデザ!?
    ――一般的な評価は「ファミコンということを考慮しても、立花理佐にまったく似てない! ファンからしたらこれが一番ゲームの楽しさを盛り下げてる」。でも、私はちょっと同情的。やっぱドット絵で人物をリアルに表現するのって難しいと思うんだわ。
  • 意味不明なゲーム展開!?
    ――これは同情の余地なし。はっきり言って「人気タレント起用すればある程度売れるだろ」感が出てると言わざるを得ない。まあ大人になれば「それも資本主義的なビジネス努力」って一定の理解は示せるんだけども、子供には無理だよね。……いや当時のファミコンソフトの定価を考えると、大人でもキビシイものはあるか(ちなみに本作の当時の定価は3500円だったとか。まあファミコンとしては安い方だったのかな、ディスクシステムとはいえ)
  • ヒントの電話に400円!?
    ――ゲーム中に電話番号が表示され、かけるとリサが生声でヒントをくれる工夫があった。しかしこれ、説明書によれば『「リサの妖精伝説」はゲームの進行上 電話料金400円程度かかります』とのこと。400円て……。
  • 単純にアドベンチャーゲームとしてもムズイ!?
    ――まあコマンド選択式だから総当たりでクリアできるだろ……と思ったあなた、甘い! 「謎解きに関しては実際に電話しなければ総当りでも無理だろう」って評判なんだな! ファミコンアドベンチャーにありがちな2コンのマイク必須とかな!

コメント! (レトゲで一言!)

  1. 管理人 ぶちょー より:

    あなたの勇気と知恵を、理佐にください。

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