基本情報
- ジャンル:アクション
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :ナムコ
- 発売日 :1987年12月4日
ゲーム概要
- 言わずと知れた大ヒットSF映画『スター・ウォーズ』が原作のアクションゲーム。ステージは全13面。プレイヤーは主人公のルークを操作して、帝国軍に囚われている仲間たちを救出。
- アクションステージとシューティングステージが交互にやってくるのが特徴的で、なかなか珍しいシステム。主人公は襲い来る敵をライトセーバーで倒していくんだけど、敵の数がとにかく多い。
- 攻撃を一度でもくらうとミスになるから気が抜けない。難易度はかなり高め。原作同様ラスボスはダースベイダー。各ステージで待ち構えてる。ただ「サソリベイダー」とか珍妙なアレンジベイダーもいる。たぶん、このゲームで一番有名なのがサソリベイダーじゃないかな?
- 本作は、一般的にはとにかく低評価が目立つ。シナリオが簡略化されている上、かなりの原作改変がなされていて、原作ファンからしたら失笑もの、違和感を禁じ得ない。後半はステージをしっかり理解していないと進めない難しさもそこに拍車をかけてる。
- でも、純粋にアクションゲームとして見た場合、たぶんそこまで悪くない。いたってオーソドックスなアクションゲームだし、操作もBGMも良質。「版権モノはとにかく駄作になりがち」ってジンクスからすれば、本作は良作なのではなかろうか。(……良作は無理あるか?)
- そんなわけで、映画本編を一度も見たことがない方が楽しめるかもしれないね。版権モノの宿命としてリメイクや配信が絶望的。このままファミコンの歴史のなかに埋もれたままなのはじつに惜しい。そんなレトロゲームだよ。
れとげ部!での評価
無理げ!:
……なのに!
隠神げ!:
ここが無理げ!
- 原・作・改・変!
――サソリベイダーが有名だけど、ストーリーの改変がたしかに過ぎるよね。この原作改変がこのゲームの評価のすべてを決めていると思うの。ただ純粋にアクションゲームとして見れば、そこまで悪くはないと思うの。……私だけ? - 初見殺しのマップ!
――後半になると、狭い足場や複雑なコースなどが多数登場する。繰り返しチャレンジして覚えるしかないやーつ。 - ライトセーバー短っ!
――1マス分って、1マス分って……。
ここが隠神げ!
- 純粋にアクションゲームとして見てほしい!
――本作は一般的な評価がかなり低い。その原因は行き過ぎたストーリー改変で原作ファンを敵に回してしまったためだと考察。たしかに高難易度ではあるんだけど、冷静に見るとグラフィックやBGMは頑張ってると思うの。……私だけ?
コメント! (レトゲで一言!)
バカゲーとの評価に否やは言えぬよサソリベイダー。でも冷静に見てほしい。グラフィックもBGMも悪くない。たしかに高難易度だが、操作性はいい。これは隠神ゲーなのではなかろうか?