基本情報
- ジャンル:シミュレーション
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :光栄
- 発売日 :1990年11月2日
ゲーム概要
今回は『三國志II』! 初代『三國志』の大ヒットを受けて、もちろん続編である『三國志II』! すでにこの頃から「出せば必ずヒットする」って感じだったな。「人生で一番やったゲーム」に推す人もいる。三國志シリーズは「新作が出たら旧作はもうプレイしない」ってことがないゲームだよね。それぞれにそれぞれの魅力がある!
さて、『II』といえば前作からの最も大きな変更点は「命令回数」だったな。初代では一国に一回だったのが『II』では「滞在する武将の数」だけコマンド入力が可能になった。――とはいえ、能力の低い武将では効果も低いため、武将は「数よりも質」が重要なのは変わらなかった気がするよ!
さらに「武将の相性」ね。これはマスクデータであり、『三国志演義』の物語上で配下であった武将は仲間にしやすく、相性の悪い武将は配下にしたとしても忠誠度が自動的に下がっていって使いにくくなっている。同じくマスクデータで「義理」が低く「野望」が高い武将は、極端に裏切りやすかった。そのため、呂布や魏延といった武将は「武力が高く戦場では頼りになる反面、何度も裏切りを繰り返すという困ったちゃん」になっていた。この辺り、物語をうまく再現しているようにも思えるんだけど、割と義理堅いと思われる武将も平気で裏切ったりするから微妙なところ(まぁ、それが面白かったりもするんだけど!)
そして、後のシリーズでは常識となる「新君主システム」も『II』から搭載されたものだった。これは「自分で作ったオリジナル武将をゲーム上に登場させることができる」というもので、ファミコン版『三國志II』では君主を一人のみ作成できた(PC版など機種によっては配下武将も一人作成可)。このシステムは以降の作品で必ず取り入れられるようになり、プレイヤーはオリジナルの武将を三国志の世界に介入させて「独自のif世界」を楽しめるようになったんだよね。三国志って「この妄想がとっても楽しい!」と思ってるの私だけ? 現在の「三国志を元にした作品」も多分にそういうとこあるよね!
れとげ部!での評価
神げ!:
ここが神げ!
1ターン目に呂布を引き抜く!
上で述べた通り、本作は武将が裏切りやすかった。とくに「シナリオ1で1ターン目に呂布を引き抜く」のはもはやお約束といってよかったよね(私だけ?)。FC版『三國志II』といえばオレンジ色の内政画面が目に痛かったのが印象に残っているなー(けど、操作性自体は悪くなかったよね。てか、董卓のこの顔っ!)
コメント! (レトゲで一言!)
いきなり『三國志II』知力ランキング!
1位:諸葛亮 100
2位:司馬懿 98
2位:龐統 98
3位:郭嘉 97
3位:周瑜 97
3位:荀彧 97
みたいな。ちなみにアホの子ランキングはこちら。
1位:孟優 10
2位:阿会喃 12
3位:金環結 13
3位:朱褒 13
3位:曹豹 13
3位:董荼奴 13