基本情報
- ジャンル:アクション
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :ジャレコ
- 発売日 :1988年11月11日
ゲーム概要
『西遊記ワールド』は1988年にジャレコさんより発売のファミコン・アクションゲーム! ファミコンで「西遊記」と聞けば、あのタイトルを思い浮かべる人が多いと思うんだけど、『西遊記ワールド』は知ってるかな???
本作は『ワンダーボーイ モンスターランド』って界隈じゃ割と有名なアーケードゲームの、キャラを差し替えたファミコンアレンジ移植。第1作が『高橋名人の冒険島』として移植されたのが有名ね(『モンスターランド』はシリーズ第2作目の作品)。『モンスターランド』の特徴は「RPG的要素」が追加されたこと。アクションRPGとして紹介されることも多く、ストーリー性が強くなり、買い物ができるなど傑作アクションに仕上がってる! そんな名作の移植作なら悪くなるはずがない!
……って、今の人は思うかもだけど、ファミコンというハードには性能の限界があってね、当時ACを完全移植するのは不可能だったな。そこで、アレンジ移植。からの劣化ゲーというパターン。実際、『西遊記ワールド』も移植元を知ってる人からすると「劣化ゲー」の烙印を押されることがほとんど。しかし、やってみると決して悪いゲームではなくて、むしろ面白い! なのに、マイナーゲームの感は否めず……。これは私の勝手な想像なんだけど、やはりファミっ子たちにとって「西遊記」といえば『元祖西遊記スーパーモンキー大冒険』の印象が強かったんじゃなかろーか。あれを経験してしまうと、パッケージに「西遊記」の文字があれば無意識に敬遠してしまうのではなかろーか!
そう考えると、スーパーモンキーの罪は重かった……って、なんの話をしてるんだろうね? そう! 『西遊記ワールド』の話でしたっけね! 基本システムは原作である『ワンダーボーイ モンスターランド』と同じ。十字ボタンで悟空を動かし、Bボタンで攻撃、Aボタンでジャンプ。簡単で操作性もよく、サクサク進めるのは原作と同じくイイ感じ。被ダメ時の無敵時間が短すぎる(てか、ない?)ためか、ときたま敵に変な当たり方をしてハメみたくなってやられちゃうこともあるけど、まぁ総じて難易度はそれほど高くないと思われ。ただし、本作には謎解き要素もあって、ステージクリア後の三蔵法師のメッセージをちゃんとメモしておけば無問題なんだけど、メモしてないと……。
牡羊座:下
牡牛座:下
双子座:右
蟹座 :左
獅子座:下
乙女座:右
天秤座:上
蠍座 :上
射手座:右
山羊座:上
水瓶座:下
魚座 :左
月 :左
太陽 :左
そんな『西遊記ワールド』の、れとげ部!での評価は「隠神げ!」。最近流行りのDL配信とか、気配さえ感じられないけど、まぁ元が版権ものだから仕方ないのかなぁ。それ以前にマイナーすぎて配信してもファミっ子たちですら食いつかない? しかし、このまま埋もれさせるには惜しいような、惜しくないような……、「ワンダーボーイやればいんじゃね?」みたいな???
ストーリー
唐の太宗の命により、三蔵法師が、孫悟空、猪八戒、沙悟浄を供に連れ天竺に行き、釈迦如来からお経をもらってきたことで長安は平和を保っていました。しかし、その平和も長くは続きませんでした。懲らしめたはずの牛魔王が、長安の洪福寺でお経をあげていた三蔵法師とその弟子と釈迦如来からいただいた経典を奪って芭蕉洞に逃げ込んでしまったのです。
この噂を聞いた妖魔たちは、牛魔王の住む芭蕉洞に集まりまた悪さを始めました。見るに見かねた釈迦如来は、花果山の水廉洞に戻っていた悟空に三蔵法師を助けてお経を取り戻し、再び長安に平和を戻すように命じました。
取扱説明書 より
れとげ部!での評価
隠神げ!:
ここが隠神げ!
このゲームがマイナーな理由は……
スーパーモンキーのせいじゃね?
コメント! (レトゲで一言!)
【裏技メモ】
最強装備スタート:タイトル画面で「↑・↓・↑・↓・A・B・スタート」
コンティニュー :ゲームオーバー後タイトル画面で「↓押しながらスタート」