基本情報
- ジャンル:アクションパズル
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :ハドソン
- 発売日 :1984年7月28日
ゲーム概要
ピンクの主人公・ミルクを操作して、ブルーのライバル・ナッツの妨害を避けながらフルーツを集め、ピンクリボンの恋人・ヨーグルが待つ家を目指す、固定画面アクションパズルゲーム。タイトルから主人公が「ナッツ」、ヒロインが「ミルク」とカン違いされがち。
ゲームモードは以下のとおり、
- 1 PLAYER GAME A:1人用
- 1 PLAYER GAME B:上級者向け1人用
- 2 PLAYER GAME A:2人用(交互にプレイ)
- 2 PLAYER GAME B:上級者向け2人用
- GAME EDITOR :画面を作って遊べるエディット機能
タイトル画面、ゲーム画面ともに任天堂の『ドンキーコング』『マリオブラザーズ』と似てる。ステージは全50面でファミコン初期のゲームだけどボリューム感あり。
ミルクは攻撃手段を持たないので、ひたすらジャンプと移動で敵をかわさなくちゃいけない。はしごやジャンプ台をうまく使いたいけど、ジャンプ台のタイミングは結構シビア。パステルカラーのかわいらしい見た目に反し難易度高し。
とはいえ、ナッツは画面の端を越えて追ってはこないので、ここをうまく使うのが攻略のカギ。またSELECTボタンでステージ選択ができるなどやさしい設計も見られる。ミルクのジャンプ力は自分の身長分で、高いところから落ちると気絶しちゃう。ジャンプボタンを押して元に戻してあげよう。
本作は、記念すべきサードパーティから発売された最初のファミコンゲーム(ファミコン発売から約1年間はファミコンのソフトはすべて任天堂から発売されていたんだって)。同名のPCゲームがあるんだけど、ゲームシステムがまったく違うので、移植作ではない。
れとげ部!での評価
神げ!:
ここが神げ!
- とにかくかわいい!
――女の子ウケも十分狙えるビジュアル!
――なので気になるあの子をゲームに誘える!(誘えた?) - やさしいセレクト!
――SELECTボタンでステージ選択ができるやさしい設計!
――かわいい見た目とは裏腹に難易度高めな本作にはうれしい配慮!
――ただしエンディングを見る条件は「ふつうにゲームをクリアする」! - エディットモード!
――友達とやるのにこれがけっこう楽しい!
コメント! (レトゲで一言!)
ナッツ&ミルクあるある、その1:
「え、主人公がナッツで、彼女がミルクじゃないの?」
「いやいや、主人公はミルクで、ライバルがナッツ。彼女の名前はヨーグルっていうの。タイトルはドラゴンボールで言えば『ベジータ&カカロット』って感じになるけど、たぶん『トムとジェリー』的なことなんじゃないかな」
「なるほど。アメリカン的な発想な!」
ナッツ&ミルクあるある、その2:
「『ナッツ&ミルク』ってふつうにクリアしないとエンディングが見られないんだぜ!」
「(???)うん(ふつう)そうだね」
ナッツ&ミルクあるある、その3:
「Amazonの『この商品に関連する商品』はミックスナッツ」
ナッツ&ミルクあるある、その4:
「気合いを入れずに楽しめる『ナッツ&ミルク』のようなレトロゲームが私は好き」